健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

仰向けで行う 腹式呼吸


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仰向けでの腹式呼吸の練習は、安眠効果があって とてもリラックス出来ます。

  1日頑張った 体と心にごくろうさま。。

その日に色々あっても ゆっくりと腹式呼吸していると 落ち着いてリセット出来ます♪

体をいたわる気持ちをもって 練習してみて下さい。

 

これまでの呼吸法の実践で 何かしら感じられましたか?

 

今回は仰向けです。

眠る前に気持ち良く練習しましょう。

練習しながら、自然に眠っていけたら良いですね。。

 

仰向けでは「オススメ」のリズムがありますから 是非試してほしいと思います。

 

仰向けに寝て。

お布団をかぶって。。

おやすみなさい・・・

 

・・・

 

 

 

 

はっ! ( ̄□ ̄;)/

寝てしまうところでした。

 

では早速練習です。

 

仰向けに寝たら、目線を少し下向きにします。  そのまま 目を軽く閉じてから始めます。

(仰向けが、楽に感じない場合は 横向けになりましょう)

呼吸のイメージは、海の『おしては返す波打ち際』が心地良いです。

        ザ~     ザ~   のリズムです。

 

軽く息をはきましょう。

(吸うための準備を調えます)

丹田を動かす意識を持ち。(おへその下でしたね。)

 

最初は4つ 数えながら 途切れなく鼻から吸っていきます。。

          いち    に~   さん   しぃ~

そして 吸いきる前に 鼻からはきはじめます。

 いち  に~  さん  しぃ~  ごぉ~ ろく  なな

はく時は、4つ数えるよりも長めにはくと楽です。   ( 数は目安です )

そして はききる前に 吸いはじめましょう。

 

意識が落ち着いてくると、心臓の『心音』を

とくん♪ とくん♪ と感じられるようになります。

この『心音に合わせて  いち に~ さん しぃ~』

と数えると良いと思います。。

 

時には深く 大きく 長く吸ってみたり、はいたりしてみましょう。

時には浅く 短く吸ってみたり、はいたりしてみましょう。

体調は日々違うものですから、大きな深呼吸になるときもあれば 小さくなるときもあります。

海の波も 大きめの波が来たり 小さな波が来たりしています。

その 自然の周期とリズムが心地よいのです。

私達の体も自然のいきものですからね。。

 

『体の声を聴く』

『こうしたいな。ああしたいな。』

そう思う感覚を ひとまず『体の声』としておいて下さい。

体の声に逆らわない事が 大切なコツです。

あまり形にこだわらないようにしましょう。

形式は踏まえつつ 体の声に合わせて行くと、

『意識 心 体の同調を行う』

という凄い世界が訪れます。

 

数を数えながら 呼吸のリズムや周期が安定してきたら

『意識する力をぬいて 体にお任せします。』

すると 意識をしていなくとも ちゃんと腹式呼吸が大きく出来ていると思います。

方向性を定めて 繰り返す事で、意識の手を放してもちゃんと進んで行くのです。

 

全身から力みをぬいて リラックスしていると大抵眠っています。。。

 

《効能》

寝てる間の体の仕事がスムーズになりますので、朝のお通じが調ってきたり、目覚めから   体が軽く動きます。

 

取り組みはじめて 最初は上手く出来なくても良いです。

私が なんとなく上手く出来るようになったと感じたのは『1年たったくらい』ですから、

 

少しづつ 少しづつ 

体の機能を 上手く使いこなせるようになって行くのを楽しみましょう。

まずは呼吸からです。

 

 

 

 

《コツ》

7割り吸ったところで、はき始めます。

はきだしも、7割りはいた所で吸い始めましょう。

つまり、 はくのも 吸うのも 3割りの余力を残しておくのがコツです。

リズムも 4つは目安ですから、自由に変えてみたりして 心地良く行いましょう。

その日の体調によってベストなリズムも違うものです。。

 

 

コツからは離れますが、寝たきりの状態の方は、 目が覚めている日中など いずれお伝えする様々な呼吸法を行い、寝たままであっても運動と調整が可能なのも、『腹式呼吸』です。

 

今回は、眠る前の腹式呼吸なので、心と体を落ち着けて、充分に休める調整法の呼吸です。。

あまりにも疲れすぎていたり、過剰なストレスでざわついていたりすると、眠いのに 眠れない症状になっていたりします。

 

呼吸法を上手く使用して、気持ち良く眠りましょう。

気持ち良い睡眠を得て、 毎日元気にスタート出来ますように。。。