健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

横向きに寝るときは どっち向き?


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みなさんは 横向きになって寝るときは どっち向きに寝ていますか?

あるいは どちら向きが寝やすいですか?

右ですか?  左ですか?

試してみましょう。

 

右に向いて、  腹式呼吸して、  落ち着いてみる。。

左も同じようにやってみて下さい。

大抵の場合、どちらも特に変わりなく。

特別に差を感じない。

そんなもんです。(* ̄∇ ̄*)

 

実は 健康的な 横向きの姿勢がありますからお伝えします。

体は表面からみると ほぼ左右対称になっています。         なので右も 左も 見た目に変わりはありません。

 

見た目の皮膚から 内側の世界へと人体を少し学ぶと、骨と、筋肉と、内臓など 特徴が大きく異なり 大まかに分類される世界があります。

 

骨を見てみると、左右対称です。

 

筋肉を見てみると、これも左右対称です。

 

内臓はどうでしょうか?

心臓は左寄りにあります。

真ん中ではないのです。

そして 左右の肺は大きさが違います。

左の肺は心臓があるため、少し体積が小さいです。(多少です)

胃は1つです。上から食べ物がやって来て、

下の右寄りにある出口から、次の器官へと食べ物を送っています。

 

この『胃の出口は右向き』になっている事が、横向きに寝る場合の 健康を考えるのに大切なポイントになると思います。

 

では 内臓の立場になって考えてみましょう。

   《右を向いて寝た場合》

胃の声『消化した食べ物がどんどん下に降りていって、出口に行くから楽だなあ~』

   《左を向いて寝た場合》

胃の声 『出口が上なの?。 胃を動かして消化した食べ物を上に持ち上げないといけない。  う~。。』

 

私達は、重力の中で生きています。

重力は、私達が常に影響を受けている力のうちの1つです。

寝ていても、重力の影響があります。

この 見えないけれど、作用しているを味方にする健康法。

それが右向きに寝る。

という事です。

簡単でしょ(^-^)/

 

左を向いたら 心臓さんの声が聞こえてきましたよ。

心臓の声『おもいじょ、なんだか重たいじょ~』

 

ふ ふ ふ 。

先程のお話、肺の大きさは右の方が大きい事と、心臓の位置が左側にあるから 心臓の位置は下側になって 上から色々と 乗っかられてる感じ、なのではないでしょうか。

(ほんの僅かですから、通常は何の問題もありません。)

 

私が経験した施術の場面ですが、 胃の調子が悪い方に、右を向いて寝るようにアドバイスしたところ、調子が良くなった方が多数おられます。

また、心臓の圧力などで問題がある方とか、ストレスで心臓が落ち着かない方なども、右を向いて休む事を試してみたら良いと思います。。

心臓の負担を少しでも減らしたい、そんな時は参考にしてみて下さい。

 

 

右を向いてみたところ、調子が悪いようであれば、左を向いて休まれたり、仰向けなって休まれたりしたら良いのです。

 

例えばある日、すごく食べ過ぎた日は 

『今日は食べ過ぎたから 消化を助ける為に 右向きで寝よう

など 内臓の立場にたって、姿勢を決めるのも良いと思います。

 

おじいちゃん、おばあちゃんの生活を多く見てきて思い当たるのは、ベットの横にテレビがあり、寝たままテレビを見れる状態で 左を向いてテレビを見ている方に、頭の向きを逆にしてみて、 右向きの姿勢になれるようにしてみたら、なんだか調子良くなった方がおられるので、お伝えしました。

 

腹式呼吸をしながら 体と心を落ち着かせてゆき、『体の声』を感じ取りながら、丁寧に体を扱ってゆきましょう。

 

体の各部に何かの不調があり、どうしても右向きは無理な方も、たくさんおられますから、あくまでも『参考』にしてください。

 

体の各部の調整は少しずつ、お話してゆきますね。。

 

今回は 胃と 心臓の立場から右向きで休むと良いお話でした。(^-^)/