健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

四つん這いキック体操。。おしりの強化と使用感覚のインプット

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 四つん這いは、とっても《使える》姿勢です。  お体の調整から、強化に至るまで様々な応用が利く体操の内の1つ。。

 それが『四つん這い』です。

 今回はより良い歩行を身につける為に『おしりの強化』をお伝えしましょうね。

 

 前回は立った姿勢においての体操をお伝えしました。 おしりを意識した歩きを修得する為に有効です。

 また、踵(かかと)を大きく後方へ蹴り出せば、立派な『おしりの強化法』となります。

 今回は少し強度を高めます。

 

   《 四つん這いキック体操

まずは四つん這いになりましょう。

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腕と体と足がおよそ直角になるようにします。

手の幅は肩幅くらいに。。

足(膝)の幅も肩幅くらいに。。

顔は出来れば前を向いておきます。。

(前を向くと首が痛い方は出来る所までアゴをあげてみましょう)

 この姿勢から体操へ移行します。

(強度を上げれば良い運動となります♪)

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膝を曲げて つま先を下げて。。

肩→股関節→膝が一直線となるように、姿勢を保持しましょう。。

 ここで青い印の様に、 おしり、太もも裏、腰の背筋 が疲れるように筋肉を使用している感じが、感じ取れると思います。

 立って行うよりもキツい事でしょう。

キツくなったら足を下ろして反対側の足を同様に体操します。

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 さらにここから。。

踵を空に向かって蹴り出します。

踵が天から引っ張られている気持ちで行うと姿勢が安定しますよ。

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この際に、膝を下げすぎない様にします。

誰かに膝の位置に手を添えてもらって、そこから上、そこから上。  って踵を上方に蹴り出します。

 これがキック体操(運動)です。

 何回やれば良いか…

左右それぞれキツくなるまでを1セットとして、2セットほど行う事を週に1回以上行うと良いでしょう。。

 

 意識のコツは後ろから見て、腰が斜めにならない様に(左右に傾く) する事。

 膝が真っ直ぐに伸びないようにする事。

(膝を伸ばして行うと腰と膝を壊します)

(軽くでも良いので必ず膝は曲げて下さい)

 

 《 左右交互に鍛える事の良さ 》

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 立っている時に、親指を腰に当てて横から挟み込むように力を入れて押さえましょう。

そのまま歩いてみて下さい。。


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歩いてみると右。左。  右。左。。

と左右交互に力が入るのが手の指先から筋肉の緊張具合から感じ取れると思います。

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 歩行は左右交互に力が入る運動なので、練習の体操も同様に左右交互に鍛えるのが良いでしょう。

 上半身と、下半身に分けたトレーニングは歩行のコツを掴む事が困難となります。

 それよりも、左右交互に行う、上半身と下半身の連動が良いと想います。。

 

 さてせっかくなので、腰の疲労を改善する 腰の指圧法 を1つお伝えしますね。

(^-^)/

先程の親指で腰を左右から押して。

そのまんま歩いてみて下さい。

なんと。。

左右交互に『ぐっ ぐっ』 と押して(圧して)いる事に気がつきましたか?(о´∀`о)

これが私達が行う指圧と、全く同様の指圧であります。

 指圧しながら歩く。。

歩きながら指圧する。。

……

どっちなのか。。

(;´д`)

 

えっと。

これを使うと腰の疲労が良く取れますよ♪


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そしてこの時に、写真の様に 肩甲骨からの腕 をして意識する事。

 それにより、指先だけの力にならず、体全体での指圧が可能となります。

 弱い力でも、最大限に効率良く力を発動する事が誰でも出来ます。。

ここにも肩甲骨からの腕の意識を取り入れましょう。。

 ここで練習しておくと、後に続く様々な調整法が修得できますから。。(^-^)/

 

四つん這いキック体操を子供たちが行うと、姿勢が良くなり、足が速くなります。

運動能力の向上。 運動センスが磨かれますからどなたにもオススメします。

(*^^*)♪

ちょっとキツいですけどね。

頑張りましょう。

自分の この体を生涯使用してゆくのですから… お手入れは怠らない様にしないといけません。

体は絶対に嘘をつきませんから。。

お手入れすれば必ず応えてくれますよ。。