健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

肋骨を広げる呼吸法。。『 3つの胸式呼吸法 』

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 今回は肋骨を大きく動かす呼吸法を練習をしてみましょう。。

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肋骨の図を見て下さいませ。

手で表現すると↓こんなイメージです。

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手の指が肋骨を表現しています。

肋骨を大きく動かす。という実感を持ちやすいのは、肋骨を大きく膨らます事です。

肋骨が大きく膨らむイメージを手で表現すると↓こんな感じです。

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 肋骨を膨らます原動力は、肺の膨らみを利用します。

 肺を大きく膨らます胸式呼吸法には、3つの方法があります。

 これから3つの胸式呼吸法をお伝えしますから、練習して肋骨が大きく膨らむ体にしていきましょう。

 

 1つ目  《 背中で吸う (背中を膨らます)》

まだ吸って無い状態↓

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今から背中を膨らますように息を吸います↓

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背中全体が膨らむのが実感出来ると思います。

 この時、背中につっぱり感があれば、そこは弛めて伸ばすと更に大きく膨らめるようになります。

 大きく背中で吸いきる事も、背中の肋骨周囲のストレッチになります。

 

次に、2つ目 《 胸で吸う (胸を膨らます) 》

まだ吸って無い状態↓

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今度は胸を大きく膨らまして吸ってみましょう♪↓

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違いがわかりますか?

背中は膨らんでないでしょう?

背中を膨らませないで、胸だけを膨らますように練習します。

 前から見てみましょう。

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↑吸って無い状態です。

↓胸を膨らまして吸います♪

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胸を膨らますと、前側の肋骨が大きく動く感覚を体感出来ると思います。

 

次に3つ目《 全体で吸う (肩を引き上げる) 》

後ろと前を合わせた呼吸法です。↓

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背中も、胸も大きく膨らませて、出来る限り大きく息を吸いましょう!

 

 大きく膨らみますか?(-ω- ?)

コツは肩を引き上げるように息を吸う事にあります。。

 

 肋骨を大きく動かす可動域を備えておくことは、とても大切な事です。

 私達は、特に腹式呼吸を意識した生活を送り、内蔵の動き、スムーズな血流を作っています。

それでも毎日時々、胸式呼吸法も意図的に取り入れて肋骨を大きく動かしています。

 

 背中を膨らませれば背中のコリの存在に気付く事が出来て、そのまま続けて『解消』する事が出来ます。

 胸を膨らませれば、背筋の起き上がった綺麗な姿勢を意識しやすくなります。

 

全体を膨らませれば、肺が大きく外に膨らめるかの確認が出来ます。

 

 肺が外に膨らめない、つまり肋骨があまり動かないと、肺が外に膨らめず『内側に膨らむように、内側に圧力がかかります。』

 その際に押されてしまう気管支や心臓が大変苦しい事になるわけです…

 咳だけが止まらない方…

息を吸うタイミングで咳が出る方…

肋骨は大きく膨らむように動きますか?

 自分でお体の確認をしておきましょう。。

肋骨の動きを確認して、肺の状態や、背筋の曲がり具合や、スジや筋肉のコリの確認が出来ます。(^-^)/

 

 肋骨が大きく動くように、日々、時々、胸式呼吸法をしておきましょう♪

 私は背中から始めて、胸を膨らまして、最後に全体を行います。

 いつでも出来るのです。

 

 腹式呼吸を意識した生活に、胸式呼吸法も肋骨を大きく動かす為に取り入れて使い分けながら使いこなしてゆきましょう♪♪♪

 

 内蔵の感覚、骨の感覚…

意識していないと『無い』世界だったのが、だんだんと『在る』世界に変化してきます。

 

 無いと言う人には無く、実感した方には『在る』のです。

 実感する為には取り組まなくてはなりませぬ…

 

 ね♪(>.<)y-~