腕(肩)を大きく回してみて下さい。。
公民館等に沢山の方がお集まりの場面で、突然こんなお話を始めたりします。
そこで皆さん腕まわし(肩まわし)をしてくれます。
ここで!皆さんを2つのグループに分けます。
・1つ目のグループは
『後ろから前に回した方たち』
・2つ目のグループは
『前から後ろに回した方たち』
以前にお伝えした、鎖骨のお話しの場面において、鎖骨の角度についてお話をしました。
良くない猫背、背中が曲がってしまう方は『鎖骨の角度を起こして姿勢を作る』というお話しでした。
1つ目のグループの方は猫背になる方向性を持ちます。
2つ目のグループの方は姿勢が起き上がり背筋がピンと伸びていく方向性を持ちます。
また、鎖骨の角度が寝ていると(1つ目のグループの方に多い)腕が上に上がらなくなります。
2つ目のグループの方は、背筋が伸びて腕も耳の横よりも後ろに回せる方が多いです。
今回は、とても簡単に腕が耳まで上がる方法を練習しましょう♪
『腕を上げて寝る』→『肘を床につける』
→付かない方はお尻を上げると 背骨にアーチが出来て肘が付き易くなります。
そのアーチのまま、お尻をそっと下ろすと…肘が床に近づくのが実感出来ると思います。
肘の付かない方↓
起きた時に一生懸命腕を上げて練習しても、なかなか上手くいかないものです。
また肩関節を痛める事になる場合もあります。
寝て行うと、重力を味方にする(サポート)事が出来ますので、最小限の力で最大の効果を得ることが出来ます。
腕を回す時に、(肩を回す時に)両腕を同時に行うと可動域をごまかす事が出来ないので、自分の可動域を正確に把握出来ます。
片腕を回すと、体を捻って肘を耳の後ろに持っていけるので、実際には肩の可動域は小さいことがあります。
毎年夏にはご近所さんと朝のラジオ体操をしています。
大きく動かす事が大切ですし、腕が耳よりも後ろに行くかどうか?
この確認にもなるのでラジオ体操はとても有意義です♪
日常的に骨盤、鎖骨の角度をコントロールする。
肩甲骨からの腕を発動していると肩関節は負担無く動かせる。。
その辺りを実践しつつ、 関節の可動域を大きく保つ事、可動域を大きくしていく事も両輪で大切な事だと思います。
肘を耳の後ろに持っていける用であれば、背筋はまっすぐに保てます。
背筋を矯正する力が、腕回しにもあります。
是非取り組んでみて下さいませ♪
(*^^*)/