健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

豊かな水が流れる体つくり。。水分は贅沢に取り込みましょう。

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 汗をかく為に水分を飲む。。

汗が出れば体温調節とか、老廃物の排出とか、様々な体を調える仕事が出来ます。

 雨の豊富な熱帯雨林の世界を、体のイメージに置き換えていると生活がしやすくなりますよ。

 砂漠より、熱帯雨林の方が健康を求め易いと思っています。

  汗には種類があって、緊張して出てくる『冷や汗、あぶら汗』などは汗をかく為に水分を取るお話とは違い、体調不良を知らせてくれるサインの汗だと学びました。

  体調不良による汗をかいている時には、主治医の先生に相談して下さい。

 

 運動時や、暑い時に汗が出ない方は、日頃から水不足の体になっているようです。

 そんな方に聞けば1日の水分量は2リットル以下の方が圧倒的に多かったです。

 

 体が水分を、汗として体外に出し尿として排出する事を、ケチケチしているようだと、体のどこかに、何かしらの不調が起きるんだと思います。

 水がふんだんにあれば、体は自分の知らない所で色んな仕事が出来ると思うのです。

  

 私は水分を沢山飲みます。

体重があるので、軽い人の倍くらいは飲んでいます。 そんな生活を30年しています。

目が覚めてから1時間あまりの間に1リットルは飲んでいます。

 お手洗いに行ったら、次のお手洗いの分もすぐに飲んで補給しています。

 水分は喉が渇く前に飲むくらいに、気をつけています。

 

 汗として水分が体外に出てゆく際には、『ミネラル等』が一緒に出ていきますから、真水ばかりを補給していては体はミネラル不足に陥ってしまいますので、塩気のある食べ物や飲み物を加えて水分補給をしています。

 

 体調や年齢に合わせて『美味しい』と感じる塩加減、糖加減で食べたり、飲んだりしています。(ジュースも少し薄めたりしながら)

 その上で水が多めになれば、体内で塩分も薄まるようなイメージで水分を多めに補給しているのです。

 

 かなり沢山汗をかいて、脱水気味になった時は、疲労している筋肉が『ツル』ようになります。

 こんな場合のつり方は、つった後なかなか弛んでくれないです。

  緊張して筋肉が固くなったら、普段はすぐに弛むのに、なかなか弛まないとか、激痛を伴う収縮(つる)が起きている時は、まず脱水の状態だとして、水分を飲む(リリース)してゆきます。

 このリリースを、汗が止まらない時に真水ばかりで補給しても、どんどんミネラルが失われてしまいますから、筋肉の緊張が解消されません。

 お漬物やチーズや甘辛いおやつを取りながら、水分を少しずつ飲んでいると、筋肉は弛んできます。

 そして、筋肉をゆっくりとストレッチしていたら元通り復活しますからね♪

 

《 暑くて疲労してダウンした時 》

水分を取りながら、塩気や糖分も補給しながら仰向けにゴロンします。

 そこから腹式呼吸をして、酸素をチャージしながら内臓を動かします。

 片ひざを立てて、反対足のふくらはぎを立てた膝にのせます。

 そしてから乗せた足の 足首を動かしてふくらはぎを血液を流すポンプとして使います。

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 こうすると心臓よりも高い位置にあるふくらはぎから血流が発生します。

 お腹も動き、酸素も増えて、心臓の負担が減ります。

 足を交互に組み換えて行って、同時に足の疲労も抜けるふくらはぎのマッサージが成立いたします。

 

 こんな動作を私はしょっちゅうしています。

色んな諸条件により、疲労も不調も脱水も起きるものです。

 そこからの素早い復活を習得していれば、色んな場面で救われます。。

  些細な不調のきっかけが尾を引いて、負の連鎖に陥らないように気をつけています。

 

 何人も、何度も、負の連鎖から大事になってしまった方を見てきました。。

 

 体は水分を必要としています。

水が沢山あれば贅沢に仕事が出来ます。

普段行き届かない仕事に、水を回せるゆとりをお体に与えましょう♪♪

 お手洗いに行く回数が増えたって、良いですよ。

 『自分の都合』『体の都合』 どちらを優先するのかで自分の健康への道が変わります。

 私は日頃から体の声を聴く(感じる)事を養いながら、自分の都合との折り合いをつけて、体の都合が優先出来るようにしていたいです。

 時には、体の声を知りつつも、自分の都合を優先する場面もありますけれど・・・

 そこも自覚をして、反省をしながら次の日々に活かしています。

 

 日々、体の声に聴く姿勢すらとらず、自分の都合だけで生きていると、いつか体の大きな声(激痛など)で大事を体験する事になってしまうのでしょう。

 

 暑い時の体調のコントロールも、とても勉強になるものです。

 

 水は命です。。

(>_<)♪♪

 

 

 

 

 

 

 

水不足は鰹節になる。。

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  暑くなりますと、汗をかきます。

汗は 水分にミネラルが混じって、体内から外に出てきます。

 汗をかくには、『水分が絶対必要です』

 

 よく聞くのは、『私は汗をかかないから、水を飲まない』と言う事。

 ある方は夏場でも、1日の飲む水分量が2リットルに満たない状態でした。

  そこで、マッサージを施術しても、全体が皮膚感も含めて硬めの印象でした。

 

 突然ですが『鰹節』があるとします。

この鰹節をほぐすのに、一生懸命ゴリゴリと揉んでも、指が破壊されてしまいます。

 鰹節をほぐす時に、水分に浸すと柔らかくなります。。

 

 極端な例えではありますけど、私はお体を鰹節と捉えてみる事をしています。

 

暑い日が続くと、マッサージの依頼の内容が、足や背中が凄く硬直するように固まってしまって、激痛で苦しいという事がちらほらと多くなってきます。

 

 こんな時には、水分を少しずつ多く飲むと、体は緊張が抜けてほぐれやすくなります。

 

 水分を取りながら少しずつ体操を取り入れながらストレッチしてゆくと、じわじわと筋肉やスジが伸びてきて楽になってゆきます。

 

 『私は汗をかかないから、あまり水を飲まない…』そういう方は、大抵体が硬いです。

 まだ筋肉やスジの固さと共に、関節の可動域の不具合で済んでいれば良いほうです。

 内臓だって血の通う筋肉で作られていますから… 内臓が固くなったら大変です。

 

 良くお風呂上がりにストレッチする事がありますが、水分を取り入れながら行っています。

 水の抜けた状態は鰹節をほぐすのに等しいとイメージしています。

  だから

・汗をかいたら水分をとる。

・汗をかいてもいいように、前もって水分を取っておく。

 このようにして過ごしていると、お体は汗という手段を潤沢に使える。

 という状態に入れます。

体の中で水分は物凄く沢山の役目を持っていて、やることが沢山あるのです。

体が水分をケチケチ使わないといけないお体は大変です。

水分の使い方に於いて、優先順位を決めなくてはならず、下位の仕事は後回しになり続ける事もあり得る事だと思います。

 

 水分不足ゆえ、手付かずの仕事が発生したり、後回しになり続ける事は健康への道を遠ざける事でしょう。

 

 水分をとって汗をかきましょう♪

汗をかいたら水分をとりましょう♪

 

 きっとお体は、汗を通じて色んな仕事をしてくれます。

 

 塩分もちゃんととりましょうね

私は美味しい塩加減で良いと思います。

その代わり水分を倍増して行くのです。

水分を沢山とっていて、汗もしっかりかいているのであれば塩分は安全なミネラルとなります。

 塩分を取りすぎた~  って時には水分をしっかりとりましょう♪

 水を使って体外に出してゆけますからね!

 

 水不足のお体になってしまわないように、何時も多めを心がけましょうね♪

 

 汗が出ることは良いことです。

 

 ね(^-^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

骨盤のクランク運動の練習。 高性能な骨盤つくり。。

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 骨盤は左右が互い違いに動きます。

この動きは自転車のクランクの様に例える事が出来ます。

 骨盤がクランク運動を行える様になると…

・歩くのも、走るのも速くなり、楽になります。

・体に芯(軸)が発生して、スポーツの能力が格段に上がります。

・姿勢が調います。

・お体の故障(不調)が激減しますし、故障しても復活が早い為にこじれて負の連鎖が起きません。

 

 そんな素晴らしい骨盤のクランク運動を今回は練習しましょう♪

 左右互い違いに動くのがクランクの特長なので、左右互い違いに動く運動を探してみると… 歩行が適切だと思います。

    《歩行》

以前お伝えした、おしりを使って体を前に押し出してゆく歩き方。

これを①とします。

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そしてから太もも前の腸腰筋『骨盤拘束』をほどくが如く、腸腰筋をストレッチさせながら歩きます。

これを②とします。

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この①+②=骨盤のクランク運動

となるのです。

コツは 地面に着いた足に骨盤(股関節)を乗せてゆく事。

しっかりと乗せきる事が大事です。

《骨盤を乗せきって歩く》

腸腰筋の固い方は、骨盤が乗らないと思います。

その場合、『骨盤拘束の解除』を行って下さいませ。。

 

 さてこの動きで歩いてみると、少しずつ、骨盤の骨の僅かな動きを感じ取れる様になってきます。

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緑の股関節の動きのみで歩く方は、自転車のクランク運動が発現していない為に歩くのは遅く、伸びやかに動けませんし、体幹と言われる軸も発動出来ません。

 

《骨盤を押し下げる歩き》

この動きは↓
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後ろから見れば左側の骨盤を押し下げる意識をしています。

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↑この場合、右側の骨盤を押し下げる意識です。

 左右が互い違いに動きますから横から見れば赤い円運動が発動しているわけです↓

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私は歩きながら自転車を漕ぐイメージを持っています。。

 

この動きを練習するにあたり、骨盤の拘束が既にかなり強い方や、骨盤の筋力トレーニングにしたい方は座って歩く?_? 歩き方を練習してみましょう。

 《 座って進んだり、下がったり♪  骨盤のトレーニング 》

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ペタンと座って足を前に投げ出したら、

片方ずつ骨盤を押し下げたり、押し上げたりしながら、前進や後退を繰り返しましょう。

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左右互い違いにね♪

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のそ。のそ。。と少しずつ進んで行ければ充分ですよ♪

 おじいちゃん、おばあちゃんもたまには骨盤の運動をしておきましょう。

 キツイところまで追い込まなくて良いですからね。

 体の動く所を増やすと、体の各部の負担が軽減してゆきますよ♪

 これも、体感して、実感して好きにならないと会得した事にはならない…

 

 意識の世界で徹底的に仕上げてから、再び無意識の世界に戻す事。。

 これが充実した体と心の使い方の上達法だと想います。。

 

 歩くのが楽しくなります。動く骨盤が心地よくて、うっとりしてきますよ。

(●´ω`●)♪♬

 

 歩き方はとても奥深いものです。

人類が獲得した能力をしっかりと発動させて生きてゆきましょう。。

 

 時折ふと想う事があって、人類は賢くなっているのだか、退化しているのだか…

(^_^;)/

 

骨盤の『クランク運動』自転車のような骨盤を目指しましょう♪

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 骨盤は動く関節です。 理想的な動きは自転車のクランクの様に見えて感じるので、『クランク運動』とお話しています。

 

 骨盤は正三角形を形成していないと、体重を骨で支える事が困難となります。

 骨で支えられない分は『筋肉や靭帯に仕事が押し付けられます。。』

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両手を骨盤に見立てる事が出来ます。。

上の図を手で表すと、
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親指の爪辺りは『仙腸関節のイメージ』となり、小指同士の接合部は『恥骨結合のイメージ』としています。

 

そして  骨盤は左右の骨で、背骨を挟んで掴むようにグリップしています。

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そこを踏まえて今回のお話は骨盤の動き…

微妙に動くその感じはまるで『自転車のクランク』の如く。。

 ※自転車の足を乗せるペタル。そのペタルを漕ぐ(回す)と左右の高さが違う為に回転運動が継続します。

 どちらか一方を下げると反対側が上がる…

 

 骨盤が動くと、正三角形の骨盤が歪むという事ではなくて、『ハンドルの遊び』の範疇で機能的に動く骨盤が高性能な骨盤と言えるでしょう。 

 

 それでは、手で骨盤のクランク運動を表現してみます。

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上の写真の親指と小指は左右高さが揃っています。

今度は右の骨盤を押し下げる事を手で表現すると↓

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右手の親指は下に下がりましたが、『ハンドルの遊び』の範疇にあるので、骨盤は機能的に正三角形を維持しています。

 それでは左の骨盤を押し下げると↓

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左手の親指と小指は下に下がります。

 

 この繰り返しの手の動き(骨盤の動き)が、自転車のクランクのように感じています。。

 

 手の写真だけだと、左手が押し下げられているのか、右手が上がっているのか判別が出来ないかもしれません。。

 

 これはとても大切な事なのですが、

歪みに対して、『右側が下がってますよ』と言われた場合、もしかしたら『左側が上がっている』かも知れないわけで…

 それ故、目で見えないモノを感じとる能力が必要となるのですが、それは 『力がどの方向にどれくらい加えているか(能動的)、加えられているか(受動的)』 を見極める能力です。

 これは自らの体を使って、日頃の動きに対して、運動エネルギーを感じとりながら実感として学んでいくものです。。

 

 さてお話を戻しますね。。

 

骨盤を押し下げる事が出来る方は、歩行が美しく理想的なのです。

骨盤が押し上げられてしまう方は、その先には『ハンドルの遊びを越えた範疇』に骨盤の動きが陥り、腰痛などのトラブルになる骨盤の歪みとなるものです。。

 

《 骨盤の歪み 》

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↑こんなとか

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こんなとか↑

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↑こんなのも…

 骨盤がクランクのように動かないガチガチの骨盤も沢山見てきました。そんなでも、骨盤が正三角形をしていれば日常生活においては何の違和感やトラブルもなく過ごせています。

 それが、ジャンプしたり、走ったりした時等、少し高度な運動をする場面となった時に、限界がすぐに来てしまいます。

 歩くのも股関節主体の歩きとなっているようです。(股関節からの足←短い足)

 

 日頃から『骨盤からの足←長い足』を意識している方は、無意識にクランク運動が出来ている骨盤になっている事が多かったです。

  

 ☆無意識の世界を一旦『意識の世界に上げて』意識の世界で徹底的に整えてから再び『無意識の世界へ戻す…』

 

 次回は骨盤のクランク運動を意識して練習してみましょうね(>_<)/

 

 普段動かない筋肉を意識して動かす事になり、ゴチゴチに凝り固まった骨盤が良い意味で緩み、ほぐれてゆきますよ♪♬

 

ね(>_<)/

 

 

 

 

 

骨盤を緩める呼吸。。 車の『ハンドルの遊び』のように。。

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 車のハンドルには遊びがあります。

 遊びが無いと、微少なハンドルの動きがタイヤの動きに出てしまうので、車はコントロールしづらくて運転しにくくなります。

 その為、ハンドルの遊びは必要不可欠な要素として、各メーカーが運転しやすいようにセッティングしています。

 これと同じような世界が骨盤にあります。

仙腸関節がこのハンドルの遊びの様であると言えると思います。

 これを私は『仙腸関節のアソビ(ゆとり)』と表現しています。。

まず骨盤は、よく絞まっている事が重要です。 骨盤は正三角形になっていなくてはなりません。。

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 正三角形を構築出来ている範疇での事であるという事が前提になります。

 上図の赤い部分が仙腸関節であります。

アソビ(ゆとり)を持つのはこの赤い部分です。

 いつも正三角形の構造を保ちながらも、日常生活の動きや運動、体操時に衝撃を緩和したり、骨盤を歪める原因となる動きにならないように、バランスを取ってくれる骨盤…

 それが、仙腸関節のアソビ(ゆとり)なのです。

 

 キチキチにバッチリ骨盤が正三角形を成していても、全くアソビの無いガチガチの仙腸関節では、動きの中で簡単に腰や股関節周囲を痛める事になります。 

 

 骨盤調整は良く絞め込んでおく事の他に、ゆとりのある、アソビが大きな骨盤に仕上げておく事もあるのです。(^-^)/

 

 今回は簡単に出来る仙腸関節のアソビの作り方をお伝えしますね♪

  その方法とは、

腹式呼吸 》なのです。その中でも『大きな吸い』が仙腸関節の調整法となります。

 

 普段より腹式呼吸を取り入れている方は無意識のうちに『仙腸関節のアソビ』が作れている事が多いです。

 しかし、目一杯吸い込んでお腹をしっかり膨らましきるところまで行かないと、仙腸関節は動いてくれません。。

 以下に写真でご説明いたします。

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 まずはリラックスして、軽く骨盤を絞め込みます。手をグーにして骨盤に横からあてて押しています。ここで仙腸関節に軽く圧力を感じて下さい。

 そしたら手はそのままに、目一杯腹式呼吸でお腹を膨らましましょう♪↓

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腹式呼吸をしても、仙腸関節が開いて外れる方向には行きませんから、安心して下さい。

 呼吸で骨盤が外れる様になるのは、『咳やくしゃみ』です。

 衝撃が許容範囲を越えた内圧で骨盤を崩壊させる事があります。(以前の記事を参考にして下さい)

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 その上で念のため、手で骨盤を締め込みながら『大きな吸い』を行います。

 そうすれば、万が一でも骨盤が外れる方向に歪む事はありません。

 何となくイメージ出来ましたか?

また骨盤に圧力をかけながら行うと、骨盤の動きがリアルに、手と腰に感じ取れるようになります。

 是非体感してみて下さい。

 

 上図の骨盤断面をみてみると、骨盤は腹式呼吸において、『まるで鳥が羽ばたく羽の付け根の如く』良く動くようになるのです。

 それこそが『アソビの形成であり、ゆとりの構築の成功』であります。

 くしゃみや咳の際にお尻に力を入れていないと、『鳥の羽が外れるようなイメージとなります』それがぎっくり腰や腰痛となるわけです。

 

 毎日時折、大きく吸い込みましょう♪

吸いきって内圧を利用して骨盤のゆとりを作るのです。

 同時にグーでサポートしているだけでも、骨盤周囲の筋肉や靭帯には、マッサージと指圧の効果も得る事が出来ます。

筋肉を緩めつつ、骨盤のアソビを作り、良い意味で骨盤を弛めるのです。

 その上で骨盤を絞め込んでいるので安心ですよ。

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息を吐ききる時も手の圧力は一定に保ちましょう♪

 誰でも仙腸関節の骨感を実感できる様になりますから大丈夫です。

 

 また、梅雨の低気圧時には、圧力が低いため、吸いに行かないと入ってこない状況ですから、空気を吸う事がとても重要でしたね

(´ω`)/

 

たとえキレイに正三角形の骨盤を作れても、ガチガチの仙腸関節では、腰を痛めるものですからね♪

 良く締まりつつも、アソビの大きな仙腸関節である事が達人の骨盤であります。それは上記の訓練で成し遂げられます。(^-^)/

 

 難しく、厳しい道ではありません♬

梅雨時こそ、習得には絶好期といえますよ♪

 

ね(^-^)/

腹這いは健康体操です。。♪ 『腰をゆるめるストレッチ』

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 腰回りをゆるめる体操の中に、『腹這い』があります。

…腹這いしてますか?

 腰回りの固い方は腹這いが『キツい』と思います。

 それでも少しずつ腹這いに慣れて、段々と上体が起こせる様になると、日常生活はとても楽に過ごせる様になりますよ♪

 

 そこで今回は腹這いになりましょう。

(*´-`)/

 

腰痛持ちの方の腹這いはきっとこんな感じです。↓


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 青のラインが腰回りで『くの字』となっておられます。

 また、なんとか上体を起こそうと背筋に力を入れているようです。(赤ライン)

 それ故に、腰の骨に圧迫を加えてしまい、腰痛から解放される事はありません。

 そこで 背筋から力を抜いて、背筋の代わりに腹筋を伸ばす 《腹のばし》 をして上体を起こしてみましょう。↓

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お腹を伸ばそうとしてみて下さい。

すると、少しずつ腰は反れてきます。

しかも腰を縮めようとしなくとも、腰は見た目に縮む様に上体は反れてきます。

 青のラインの様に、頭から足先まで綺麗に反れている状態になるので、時間をかけて行って下さい。

 以前にお伝えした『骨盤拘束』をほどくイメージを持ちましょう♪

また、 頭の重さを支える首の回りや背筋にとっては、『良い筋トレ』となるでしょう♪

\(^-^;

 

 せっかくなのでここで腰回りをゆるめる体操を一つ加えてみます。

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 『かかと』を開いたり閉じたりするだけで、股関節周囲が、日頃の緊張と固さから解放されてほぐれてゆきます。♪↓

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 かかとの動きにつられて『股関節』がグリグリと動く感触を味わって下さいませ。

(骨感を育みましょう)

 仰向けに寝て爪先を開いたり閉じたりするのもまた、善き世界であります。

 腹這いでの股関節の動きと、仰向けで動く感じは違いがあると思います。

 それぞれに善き世界なのでご堪能下さい。。

 

 腰回りをゆるめると、日常生活は変わります。

立つのも楽になります。

歩くのも楽になります。

曲がった腰が起き上がってきます。

 

 普段気付きにくい世界に、『ブレーキがかかっている』という事があるのですが、これは、 固いモノを動かすには力がいる という事なのです。

 固い腰回りをゆるめるとブレーキ解除の状態となりますので、力まなくとも良くなります。

 お体を軽くかるく感じられる様になるでしょう♪

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腰回りをゆるめて歩いてみると、歩くのが軽くて楽になります。1歩1歩に於いても、

骨盤拘束を伸ばす様なイメージを持って歩く歩き方もとても良いと思います。

歩き方にも多数あり、目的に合わせていくつかのバリエーションがあります。

 そのうちの1つに『腸腰筋を伸ばしながら歩く』というのがあります。

 骨盤拘束の解除を意識しながら歩くのはとても心地よいものです。

 

 その世界を堪能する為にも、日頃の腰の曲がりと固さをゆるめる為にも『腹這い』になりましょうね♪

 腹這いになったら背筋は力を抜いて、腹のばしをしながら上体を起こしてゆきますよ。

 

 いつも仰向けか、横向きにしか休まない方は、無理しない範囲で腹這いに挑戦してみて下さいね。

  子供達が腹這いでゲームしたりしているのを見たら、『体操をしているのだ』と見てあげて下さい…

 その際、腹のばしを指導してあげましょう。

同じ姿勢でも背筋に力を入れて上体起こしをしていると『腰痛になる、悪い姿勢』となります。

 

余談ですが、背筋のトレーニングでは背筋に力を入れて上体を起こします。

 この動きに於いては背部のお尻とフトモモ裏からカカトまでが一連で収縮して弓なりとなりますから、腰の一点に負荷がかからない為に安全となります。

 腹這いでの腹のばしは、背筋に力を入れない事がポイントとなります。

 体力の向上に取り組む方は、使い分けて体感してみるのも良いと思います。。♪

 

ふふふ(^_^)~

 

 

 

 

 

 

 

 

 





頭が天と繋がっている世界。。つむじ前1センチ♪

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 頭のつむじ前の1センチ、そこが天に引き上げられている様にすると、背骨は美しく伸びて、美しいねこ背にもなる。

 前回のお話を踏まえて、今回もつむじ前が引き上げられます。。(*´-`)

 

 真っ直ぐの姿勢ってどう作れば良いか。

また、どこが真っ直ぐなのか。

背筋や腹筋の力で前後に力んでも、答えにたどり着くことはなく、力を抜いた脱力も答えにたどり着けません。

 その方の、今において『ベスト』な位置があります。

 それが真上に背伸びして、骨盤の角度を整えて、内臓を持ち上げるようにすると、背骨も真っ直ぐになり、手を上に上げることにより、鎖骨の角度も整います。↓

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そこから腕を横から下ろしてゆき、 肩甲骨からの腕、骨盤からの足を意識して力を抜くと↓のように姿勢は整います。

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 この際、おしりに軽く力を入れることにより、骨で立っている感覚の『骨感』が感じ取れるようになります。

 

さて、そこから一歩進みましょう。

前回の『つむじ前1センチが天に引き上げられている感』を使ってみます。

そうしたら身長が1センチ伸びますよ♪

(^-^;♪

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 目には見えないけれど、ヒモで天と繋がっているイメージを持って、上から引っ張られているようにすると、自然に1センチ程身長が伸びます。

  引っ張られている位置を色々変えてみるとわかりやすいと思いますが、『つむじ前1センチ』でないと、背骨は伸びません。

 アゴが上がってしまったりしてしまいます。 つむじの位置は個人差がありますので、アゴが引けて背骨が伸びる位置を答え』としておいて下さい。

 歩きながら軽くこの引っ張られている感を使ってみると、モデルさんのように歩けます。

体にバネが発動しますから、軽やかに歩く事が出来るようになります。

 日頃から意識していると、家の中の歩きにも変化が感じられると思います。

ウォーキングやランニングを健康法に取り入れている方に於いても、バネの効いた軽やかな体の運びが、重力とのやり取りをきれいに感じ取れてきて、フォームの調整に活きてくると思います。

 また座ってテレビを観たり、本を読んだり、スマホをいじっている崩れた姿勢に於いても、『天に引き上げられている』感をその場で作るだけで、体の各部の負担がいきなり変化して軽減します。。(*´-`)

 これは重力とのやり取りです。

 わずかな姿勢の変更に過ぎないのですが、天と頭が繋がっている人と、人生で一度も繋がることなく、重力にまかせて崩れゆく人との違いは歴然としています。

 

 誰でも繋がりを意識することが出来ますし、いつでも発動する事が出来ます。

 無料ですから、お金もかからないし、何の資格も要りませんし、テストもありません。

 使いたい放題の健康法にケチる理由はありません。。

 存分に意識して使いこなしてゆきましょう♪

生涯姿勢は美しく整って過ごせる事でしょう。

 この力を意識していると、やってる方は見れば分かるようになります。

 

 いつもいつも引き上げられているのは窮屈なので、 『時に張力を強めたり弛めたり・・』

 その辺りのさじ加減を上手く使いこなしてゆきましょう♪

 肩こりや腰痛の方も、こんな所から改善したりするものです。。

 デスクワーク時のポジションつくり。

力仕事に於いてのポジションつくり。

立っている時、歩いて入るとき。

それぞれに於いて時々、天に引き上げられていて下さい。。

 体の使い方が変わってきます。

何をする時にも変化してきます。

そういった事がとても大切な事なのだと、いつも思っています。

マッサージ等の技よりも、こういった事の方が大切なのだと、マッサージ師の私が想っているのです f(^_^) ♪