腰回りをゆるめる体操の中に、『腹這い』があります。
…腹這いしてますか?
腰回りの固い方は腹這いが『キツい』と思います。
それでも少しずつ腹這いに慣れて、段々と上体が起こせる様になると、日常生活はとても楽に過ごせる様になりますよ♪
そこで今回は腹這いになりましょう。
(*´-`)/
腰痛持ちの方の腹這いはきっとこんな感じです。↓
青のラインが腰回りで『くの字』となっておられます。
また、なんとか上体を起こそうと背筋に力を入れているようです。(赤ライン)
それ故に、腰の骨に圧迫を加えてしまい、腰痛から解放される事はありません。
そこで 背筋から力を抜いて、背筋の代わりに腹筋を伸ばす 《腹のばし》 をして上体を起こしてみましょう。↓
お腹を伸ばそうとしてみて下さい。
すると、少しずつ腰は反れてきます。
しかも腰を縮めようとしなくとも、腰は見た目に縮む様に上体は反れてきます。
青のラインの様に、頭から足先まで綺麗に反れている状態になるので、時間をかけて行って下さい。
以前にお伝えした『骨盤拘束』をほどくイメージを持ちましょう♪
また、 頭の重さを支える首の回りや背筋にとっては、『良い筋トレ』となるでしょう♪
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せっかくなのでここで腰回りをゆるめる体操を一つ加えてみます。
『かかと』を開いたり閉じたりするだけで、股関節周囲が、日頃の緊張と固さから解放されてほぐれてゆきます。♪↓
かかとの動きにつられて『股関節』がグリグリと動く感触を味わって下さいませ。
(骨感を育みましょう)
仰向けに寝て爪先を開いたり閉じたりするのもまた、善き世界であります。
腹這いでの股関節の動きと、仰向けで動く感じは違いがあると思います。
それぞれに善き世界なのでご堪能下さい。。
腰回りをゆるめると、日常生活は変わります。
立つのも楽になります。
歩くのも楽になります。
曲がった腰が起き上がってきます。
普段気付きにくい世界に、『ブレーキがかかっている』という事があるのですが、これは、 固いモノを動かすには力がいる という事なのです。
固い腰回りをゆるめるとブレーキ解除の状態となりますので、力まなくとも良くなります。
お体を軽くかるく感じられる様になるでしょう♪
腰回りをゆるめて歩いてみると、歩くのが軽くて楽になります。1歩1歩に於いても、
骨盤拘束を伸ばす様なイメージを持って歩く歩き方もとても良いと思います。
歩き方にも多数あり、目的に合わせていくつかのバリエーションがあります。
そのうちの1つに『腸腰筋を伸ばしながら歩く』というのがあります。
骨盤拘束の解除を意識しながら歩くのはとても心地よいものです。
その世界を堪能する為にも、日頃の腰の曲がりと固さをゆるめる為にも『腹這い』になりましょうね♪
腹這いになったら背筋は力を抜いて、腹のばしをしながら上体を起こしてゆきますよ。
いつも仰向けか、横向きにしか休まない方は、無理しない範囲で腹這いに挑戦してみて下さいね。
子供達が腹這いでゲームしたりしているのを見たら、『体操をしているのだ』と見てあげて下さい…
その際、腹のばしを指導してあげましょう。
同じ姿勢でも背筋に力を入れて上体起こしをしていると『腰痛になる、悪い姿勢』となります。
余談ですが、背筋のトレーニングでは背筋に力を入れて上体を起こします。
この動きに於いては背部のお尻とフトモモ裏からカカトまでが一連で収縮して弓なりとなりますから、腰の一点に負荷がかからない為に安全となります。
腹這いでの腹のばしは、背筋に力を入れない事がポイントとなります。
体力の向上に取り組む方は、使い分けて体感してみるのも良いと思います。。♪
ふふふ(^_^)~