骨盤は左右が互い違いに動きます。
この動きは自転車のクランクの様に例える事が出来ます。
骨盤がクランク運動を行える様になると…
・歩くのも、走るのも速くなり、楽になります。
・体に芯(軸)が発生して、スポーツの能力が格段に上がります。
・姿勢が調います。
・お体の故障(不調)が激減しますし、故障しても復活が早い為にこじれて負の連鎖が起きません。
そんな素晴らしい骨盤のクランク運動を今回は練習しましょう♪
左右互い違いに動くのがクランクの特長なので、左右互い違いに動く運動を探してみると… 歩行が適切だと思います。
《歩行》
以前お伝えした、おしりを使って体を前に押し出してゆく歩き方。
これを①とします。
そしてから太もも前の腸腰筋『骨盤拘束』をほどくが如く、腸腰筋をストレッチさせながら歩きます。
これを②とします。
この①+②=骨盤のクランク運動
となるのです。
コツは 地面に着いた足に骨盤(股関節)を乗せてゆく事。
しっかりと乗せきる事が大事です。
《骨盤を乗せきって歩く》
腸腰筋の固い方は、骨盤が乗らないと思います。
その場合、『骨盤拘束の解除』を行って下さいませ。。
さてこの動きで歩いてみると、少しずつ、骨盤の骨の僅かな動きを感じ取れる様になってきます。
緑の股関節の動きのみで歩く方は、自転車のクランク運動が発現していない為に歩くのは遅く、伸びやかに動けませんし、体幹と言われる軸も発動出来ません。
《骨盤を押し下げる歩き》
この動きは↓
後ろから見れば左側の骨盤を押し下げる意識をしています。
↑この場合、右側の骨盤を押し下げる意識です。
左右が互い違いに動きますから横から見れば赤い円運動が発動しているわけです↓
私は歩きながら自転車を漕ぐイメージを持っています。。
この動きを練習するにあたり、骨盤の拘束が既にかなり強い方や、骨盤の筋力トレーニングにしたい方は座って歩く?_? 歩き方を練習してみましょう。
《 座って進んだり、下がったり♪ 骨盤のトレーニング 》
ペタンと座って足を前に投げ出したら、
片方ずつ骨盤を押し下げたり、押し上げたりしながら、前進や後退を繰り返しましょう。
左右互い違いにね♪
のそ。のそ。。と少しずつ進んで行ければ充分ですよ♪
おじいちゃん、おばあちゃんもたまには骨盤の運動をしておきましょう。
キツイところまで追い込まなくて良いですからね。
体の動く所を増やすと、体の各部の負担が軽減してゆきますよ♪
これも、体感して、実感して好きにならないと会得した事にはならない…
意識の世界で徹底的に仕上げてから、再び無意識の世界に戻す事。。
これが充実した体と心の使い方の上達法だと想います。。
歩くのが楽しくなります。動く骨盤が心地よくて、うっとりしてきますよ。
(●´ω`●)♪♬
歩き方はとても奥深いものです。
人類が獲得した能力をしっかりと発動させて生きてゆきましょう。。
時折ふと想う事があって、人類は賢くなっているのだか、退化しているのだか…
(^_^;)/