私たちは時に大きな口をあける事があります。
大きな声で歌ったりしたら、大きな口を開けているから顎(アゴ)が疲れます。
その後に『顎が開かない』という状態になる事があります。
とても固い食べ物を噛んだ時に、アゴにダメージを負う事になり、顎関節がおかしくなってしまう事があります。
ダメージを負った顎関節は痛みを感じたり、口が大きく開けられなくなったり、口をあけると斜めに開いたりしてしまうものです。
そんな不調が一過性のひとときの不調で終わる事もあります。
ほっといたら良くなった・・多くの場合ほっといたら良くなります。
しかし、アゴを壊す原因となる場面が継続するのであれば、壊す条件が整えば壊れる訳ですので…
常時不調になってしまいます。
そこで『顎関節のマッサージ』をしましょう。
関節軟骨の形を整える マッサージです。
マッサージと言えば筋肉や靭帯を弛めたりほぐしたり、内臓などの動きをサポートしたり…というイメージが大きいと思います。
ここでお伝えする『顎関節のマッサージ』は軟骨に圧力をかけながら微妙に関節を動かす事により、軟骨をほぐして形を調える技です。
私としては秘技と言えますが、合唱している方などは、何となく自然に手を当てて、的を得た動きをしているのを何度も見た事があります。
自分の体は、自分での調整と回復が可能なのだな…
とつくづく思います。
それでは顎関節のマッサージをお伝えしましょうね。
顎関節の図↓
骨の間に赤いクッションがあります。
そのクッションの形を調えると、顎関節の不調は解決してゆきます。
押さえる場所↓
↑アゴを開けたり閉じたりすると、なんとなく動く場所です。↓
この場所に親指を左右から当てましょう。
必ず左右から同じ圧力で圧します。
例えば右のアゴがガクッとする症状でも、左右から同じ圧力で圧します。
例えば左のアゴか引っ掛かり、口が開かない場合であっても左右から同じ圧力で圧しましょう。
親指を顎関節に当てたら、他の指は頭皮に当てて安定感の得られる支えとしましょう。
圧力の加減は、痛くても心地よさの同居する世界です。
一定の圧力を持続させます。
指でグリグリしなくても良いです、
そして『圧をかけたままアゴを可能な範囲で開けたり閉じたりしましょう。』
時には少し噛み締めてみたりして、指の持続圧を軟骨に感じとりましょう。
そうしていると、だんだんと開かなくなってしまっていた口が少しずつ開くようになってきます。
またカクっと音がなる方は、だんだんと音の角が取れてまろやかな音に変化してくるでしょう。
このような方法はとても簡単です。
口を大きく開けて喋ることをだんだんとしなくなっちゃうものです。
気づかないうちに、腹話術のような喋りになってしまう方もいます。
口を開けてしっかりとお話しする事はとても大切なのです。
顎のお手入れもしっかりとしてゆきたいです♪