骨盤を整える方法に『叩いて治す(直す?)』方法があります。
以前には手をグーに握って、おしりを圧して締め込む方法をお伝えしました。
これが出来れば、今回お伝えする『叩いて治す』方法は必要無いくらいの骨盤調整法なのですが、私もたまには叩いて治しています。
心地よく叩くと、筋肉のマッサージ効果が得られるため、たくさん歩き込んだり、立ちっぱなしの後等にはよく叩いています。
さて、叩いて治す方法には気を付けておかないとならぬ事があるので、そこを重点においてお伝えしますね。
《おしりを叩いて骨盤を締め込む》
立った姿勢で手をグーに握ります。
⭐️ここで少しおしりの筋肉に力をいれて、おしりを軽く締めます。
力加減は、 おしりに紙を1枚挟んで落とさないくらいの弱い力です。
これがとても大切になります。
後はグーで、心地よい加減でポンポン両側から叩きます。
当てる手の位置を調整して、その時に合った、心地よく感じるポイントを探って下さい。
写真で見ても、私がおしりに力を入れているのは判らないと思います。
なぜおしりに力を入れておく必要があるのか…?
それは骨盤が反動で開いてしまうのを防ぐ為です。
図で説明しますね。
青↑は叩く力を示しています。
赤↑は反動のバウンドの力を示しています。
この赤↑の世界が厄介なのです。
叩くと反動で骨盤が開く方向に動いてしまうようなイメージです。
石も落とすと僅かにでも弾むでしょ?
おしりに力を入れていないと…
下手すると骨盤の歪みは悪化します。
おしりに軽く力を入れておけば、叩いて締まるけど、開く事は無いのです。
おしりの力が骨盤がバウンドしようとするのを防いでいます。
腰痛の方は叩く動作をしていますが、おしりに力を入れておいたらつらい症状の改善が得られるでしょう。
両側から叩いた方が、バランスをとりやすいのですが、片手が自由に使えない場合は、片側からでも大丈夫です。
両手とも自由に使えない方は……
(´ω`)
おしりに力を入れましょう。そこに上体反らしの力を加えたら整える事が出来ます。
興味のある方は手を使わずに調整してみて下さいね♪
人体は自分でかなり多くの事は、調整可能なように出来ています。
知れば知るほど、奥が深いものです。
年を重ねるごとに、上達してゆきたいものです。。
年を重ねるごとに、自分の体の使い方が雑になり、下手になるのは言語道断だと想っています。。
(^-^;