今回は骨盤を真上から見たイメージを作ります。そして、イメージを活かして骨盤を締め込む方向を色々と変化させて骨盤の微調整まで出来るようになりましょう。
《 骨盤を真上から見るイメージ 》
私はこんなイメージを持って骨盤の調整をしています。
赤いラインは骨盤の上の方です。
青いラインは骨盤の中間辺りのイメージです。
黒い線は手の力の方向です。
《 仙腸関節 》
仙腸関節を真上からドアップで見てみましょう。
赤色の骨盤は、仙骨(黒塗り)に食い込んでいます。この部分が仙腸関節です。
そしてこの仙腸関節が開き気味になる方向で様々な方向に歪みが生じて『骨盤のトラブル』になっています。
仙腸関節をキッチリと絞め込んで馴染ませる ・・ これが大切なのです。
骨盤のイメージは、これまで後ろから見た三角形、横から見た角度までお伝えしてきました。
今回は真上から見た断面のイメージです。
黒い矢印の線は、手で加える調整圧力の方向を示しています。
… 何となくイメージ出来ましたでしょうか??(-ω- ?)
それでは前回のグーで締め込む骨盤調整を今一度おさらいしつつ、中心へ向かって圧をかける場所や角度を色々工夫してみましょう♪
これは比較的外側の、横から中心へ向かって圧をかけています。
少し肘を後ろ側に寄せてグーの位置も少し中心へあてがっています。
さらに肘を後ろ側へ引き、グーの位置もほぼ仙腸関節の上辺りに手を置いて圧をかけています。
今の自分の骨盤の状態がどの様になっているのか… それを知る為にも 色んな角度と色んな場所から中心へ向かって圧をかけると良いです。
その日の『当たり』を見つけられるはずです。
当たりに当たった時の心地よさは、他の部位と明確に違いがあります。。
ここかな? と思ったら、『じんわりと持続圧』をかけます。 グリグリと動かすのは、一定の持続圧をかけた後に行います。
持続圧は5秒以上から∞です。
納得のいくまで行って下さい。 体が答えを教えてくれますから大丈夫です。
体の感覚を『眼のように耳のように』研ぎ澄ませ、体の声を聴きにゆくのです。。
当たりに当たった時は、最初は他の部位よりも痛みがありますが、気持ちよさも強く感じます。
そこで持続圧をかけていると痛みが少なくなってくるのです。 痛みが少なくなってきたら、軽くグリグリと微調整をかけるようにグーを動かしてみましょう。
上手くなれば、これで腰痛は消せます。。
骨盤を絞め込んだ後は、骨盤の上の背筋を弛めてあげましょう。
親指でギューって圧をかけたら気持ちよく弛める事が出来ますよ。
この背筋は骨盤の歪みがそれ以上酷くならないように、固くなり、緊張して守ってくれていました。
骨盤を調整したら、緊張して守ってくれていた背筋を弛めて休んでもらいましょうね。。
(´ω`)
仙腸関節の接合部のイメージを作る事。
接合部の噛み合わせ感…
そんな感じで骨盤の調整を行ってゆきましょうね♪
上手く出来るようになると楽しくなりますよ。(>_<)/