今回は『土踏まず』のお手入れを行います。
以前に足の裏のお話をお伝えしました。
アーチの話、バネのお話をお伝えしました。
そこを踏まえつつ、土踏まずのお手入れを行います。
今回のポイントは。
《 土踏まずの指圧は横から両手で挟む 》
という事です。
まずはリラックスして座りましょう。
《 足の疲れ 》
土踏まずは、疲れると固くなっています。
固くなった土踏まずはバネの機能がなくなるので、膝や腰に負担が増えて故障の原因となっている事もあります。
足のダルさや重さを感じる時に、土踏まずを調べてみると、ガチガチに固まっているものです。
土踏まずを弛めてあげると、足は軽くなり、疲れも抜けて、足腰が楽になります。
そんな訳で、土踏まずのお手入れはとても重要なのです。
《 土踏まずは横から指圧しましょう 》
土踏まずは『内くるぶし』の下から母趾球に向かってあります。
上の写真の様に姿勢を作ると、土踏まずの横が天を向く、つまり上向きにセットされます。 これから指圧を行いますが、上から圧しても、なかなか弛んでくれません。
どういう事かと言うと、
上から圧しても頑固な土踏まずの固さに対して、十分な圧力が加えられないのです…
そこで、《 挟み圧し 》を行います。
下の写真を見て下さい。
両手の親指で挟み込むように指圧しています。
これが両方からの圧力が、中心となる芯にまとまるように、弛めたいポイントを的確に弛める事が出来るのです。
まるで電子レンジのマイクロウェーブみたいなのですよ (^-^)/
《 土踏まずを挟むように指圧する 》
両手で土踏まずを挟み込みつつ、足の指をもぞもぞ…もぞもぞ…って動かしてみて下さい。 細かいスジが反応してよく弛みます。
そして、指の圧す位置を少しずつ母趾球(足の親指側)へと移動させて行き、土踏まず全体を弛めてゆきましょう。。
最重要な指圧箇所は写真位置にあるように、踵寄り(かかと寄り)の土踏まずです。
そしてくるぶしの下辺りから始まる土踏まずを弛めるのは、足の裏から圧すのではなくて、 横から土踏まずを挟み込む。 というイメージを持っていて下さい。
挟み圧し が出来ない方は、指圧棒等を使用しても良いと思います。
先が細ければ点で強い力になります。
先が太い球体であれば面で柔らかな圧力になります。 今回の写真の何処かに私の手作りした指圧棒がひょっこりと佇んでいますから、探してみて下さい…(*´-`)
青竹踏みも良いですね。。
私は竹が好きです。。
体重もあるので、イボイボは痛すぎて苦手です。
竹のつるつるした面が、綺麗に圧力(体重)を分散してくれますから竹が好きです。。
両手で土踏まずを圧す姿勢が作れない方は、青竹踏みも利用して お体のバネ を柔らかく上質に仕上げて行きましょうね。
土踏まずが柔らかくなると、疲れにくくなります。
そして、疲れの抜けが良くなります。
足腰が軽くなります。
おもダルさが改善します。。
是非取り組んでみて下さい。