背中のセルフ(自分で行う)マッサージは、『上下に2分割』して行います。
肩甲骨の下側を境にして上と下に分けます。
今回は肩甲骨よりも下側の『下編』をお伝えしますね。
以前お伝えした、腰のマッサージを延長したお話になります。
手や指は好きな様に使えばいいのですが、今回はとりあえずグーを使ってバリエーションを2つ行ってみましょう。(^-^)/
上の写真のグーに於いて、2つのパターンが使えます。
1つ目は『手の甲』です。
下側に赤線で記してありますが、柔らかな曲線となり、『面の圧力』が使えます。
これは強く圧をかけても痛く無くて、広範囲を弛める事が出来ます。
2つ目は『骨の突起』です。
上側に赤線で記してありますが、ボコボコと山の突起となり『点の圧力』が使えます。
これは肋骨の隙間や背骨の隙間や際(キワ)を弛める時にとても役に立ちます。
背中のマッサージを自分で行えるようになると、様々な違和感や痛さから解放されて、姿勢の自由度が上がるため、日常生活が楽になります。
色々と言えば、内臓の調整にも効果があるでしょうね♪♪
上下に2分割した下側は、グーを使った手によるマッサージとなります。 そして上側は次回にお伝えしますが、『肩甲骨を使ってほぐします』以前には四つん這いでの肩甲骨による『ほぐし』をお伝えしました。
次回は立った姿勢での肩甲骨を使ったマッサージをお伝えします。
さてさて、今回は『下編』なのです。(^-^)/
以前の腰のマッサージから広げます。。
上の写真を思い出してね♪
手は中心へ向かい圧をかけて、腰を回す事によりマッサージを行う方法です。
この手をかける位置を頑張って『上に当てましょう。』
↑まずは肋骨の下端にグーを当てましょう。
↓そしてから腰を回します。
上からみて『円を描く様に』回します。左右に楕円になるよりも、円を描く方がよくほぐれますよ。
せっかくなので、『右回し、左回し』と行いましょう。
どちらかがやり易くて、どちらかが回しにくいという場合に、『両方同じように回す練習』をしていると、『体のクセ』が抜けてゆきます。(^-^)/
ある程度行ったら、今度は『肋骨にグーを当てましょう。』
手が回らない方は無理をしないで下さいませ。。
それでもここでコツがあります。
『肩甲骨からの腕』を意識して、肩甲骨を稼働させると、手は思ったよりも上に当てられる様になると思います。↓
写真ではあまり上に手が行ってないように見えますが、しっかりと肋骨の隙間に骨の突起がはまっております・・♪
背骨のキワを弛めたり、肋骨の周りを弛めたりしましょう。
腰を回す事によりマッサージの効果を得るのですが、手を置いた位置が支点となって稼働する感じがすると思います。
これが背骨の可動域を広げる訓練となって、姿勢が曲がってしまった方のリハビリになりますし、身体機能を向上させる狙いをもって取り組んだら、可動域の向上に繋がります。
背中が後ろに反らせない方は少しずつ反れる様になってきますよ。。
『弛めてからストレッチ(伸ばす)』しないと硬い所は伸びませんし、『弛めてから稼動させる』と良く動くようになりますからね♪
グーを使って、ぐ~って圧をかけて、手の位置を支点に感じながら、大きく腰を回しましょう。。
これが背中のマッサージの下編です。
(^-^)/
次回は上編をお伝えしますね♪