鎖骨のリングの後ろ側は、『第1胸椎』です。
この第1胸椎の角度が『良くない』と首や肩や背中や腕に様々な不調が訪れます…
言い換えれば、『第1胸椎』を調える事を習得出来れば、首、肩、腕、背中の不調を克服出来る道のりを拓く事が出来るのです。
この第1胸椎の角度等が良くないと、神経系統、内蔵系統にも、よろしくない影響が多大にあるのでしょう。。
第1胸椎の調整が上手くいった方は、内蔵系統や神経系統に抱えていた悩みが改善されたものでした。。(^-^)/
また、マッサージで首肩の施術を行う際には、鎖骨のリング、お肉の中に埋まって見ることの出来ない第1肋骨の存在をどのようであるか?を手で感じとりながら施術しています。
また この第1肋骨が歪んでいて、肩首、腕等に不調がある方は、マッサージをしながらも、歪みが解消するように施術しています
第1肋骨に歪みがある場合、およそ第1胸椎と隣り合わせである首の骨の一番下、第一頸椎との連動が上手くいっていない事が多いです。
《 第1胸椎の連動 》
青、赤、緑の3色は、みんな仲良く連動出来るのが理想です。
3色の連動は、背骨を竹の如く美しくしならせてくれるのです。
赤と青が連動出来ていないと、良くない猫背になりますし、様々な不調に苦しむようになります。
《 第1胸椎を動かす 》
この第1胸椎を動かすには、単体で動かす事が出来ない為、赤と青と緑の3つの骨を連動して動かす事によって動きを成し遂げます。
どのような動きかというと、『ねこ背』と『反らし』を組み合わせた動きです。
まずはねこ背です。
この姿勢に於いて、3つの骨(3色)を絵にしてみますね。
左右(前後)逆になりますが、頭の位置を元にイメージしてみてください。↓
猫背になると、 3つの骨は『放射状』に連動して動きます。
そして、今度は『反らし』ます。
この姿勢に於いて、3つの骨(3色)を絵にしてみましょう。↓
これも前後と言うか左右逆です。。
脳トレと思ってイメージしてみてくださいませ。。
反らしに於いても、 3つの骨は『放射状』に連動して動きます。
☆☆☆この『反らし』の姿勢が第1胸椎の周りを弛めてリングが動く状態を作ってくれる姿勢です。
とても とても 大切な姿勢なので、次回改めてしっかりと解説いたします。
この反らしとねこ背を繰り返すのです。
青色が鎖骨のリングです。
ところで、反らしてみる動きを別のやり方で見てみましょう。↓
先程の反らしとの違いは、第1胸椎(鎖骨のリング)には 何も起きません。
背骨を反らしているのですが…この反らしでは、鎖骨のリングを調える事も、3色の骨を連動して動かす事も出来ません。
この姿勢で肩甲骨をグリグリ動かせば、ほぐす効果はあります。
今回の狙いは、鎖骨のリングを調える事にあります。
この鎖骨のリングを動くようにしてから、動かしてゆく事を次回にお伝えしますね。
改めて↓
この姿勢が極意であります。。
第1胸椎は3色仲良く連動して動かして馴染ませていきます。
それが美しい姿勢へと導き、様々な不調を解消する道となりますからね。
(^-^)/