健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

背中のセルフマッサージ② 『上下2分割』上編

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 今回の背中のセルフマッサージ(自分で出来る背中ほぐし)は、肩甲骨を動かしてほぐす方法をお伝えします。

 前回は上下2分割の下側をお話しました。

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  今回は『上編』です。

背中や肩首のコリやハリを、肩甲骨が動く事により、『骨の固さで肩甲骨の周りをほぐす』事を狙います。

 機械に例えると『肩甲骨がマッサージ機』になるとイメージして下さい。

 

 方法はとても簡単です。

『肩甲骨を寄せて、肩甲骨を下げる。

そして肩甲骨を広げるように肩や腕を前に出す。』

 文章にすると何のこっちゃ分からないと思いますので、写真を使って分解しながら説明しましょう♪

 

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 自然に立ちます。。意識は肩甲骨からの腕を意識しましょう。

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 そこで肩甲骨を寄せます。

この時、肩が上がらないように気を付けましょう。

 ↑の白い線は全く力を入れておりませぬ。

首や肩は一切力を抜いているのがコツですよ。

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↑次に寄せた肩甲骨を下に下げます。

下がり幅は1センチくらいでしょうか。。

あまり大きく下がらなくても良いので、しっかり下げる意思を持ちましょう。

 (ここで肩を上げると 肩がこる 体操になってしまいます。 )

・肩甲骨を下げると首肩の白い線は、ストレッチしています。

そして、下げた肩甲骨を今度は広げながら、腕と肩を前方へ送ります↓

ここでも肩首の白い線はストレッチを得られていて、緊張はありません。

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ここまでを一組としています。

そしてから、また最初の肩甲骨を寄せる動作に入ると『円運動になり、ループ(繰り返す事)が出来ます』

⭐️白い線が凝って辛いのが肩こりなので、白い線を意識しないで肩甲骨を動かしてゆくのがコツとなります。

 白い線を使って腕と肩の動きを作ったりしているから、『肩コリ、首コリに悩む事になるのです』

 この事に意識を持って生活していると、肩コリや首コリはかなり軽減します。。

 例え肩コリになっても、首コリになったとしても、直ぐに自ら解消出来る為に、『肩コリや首コリに悩む事にはならないのです』

 

 肩コリや首コリに悩む方は、口々に、仕事のせいにしたり、机やイスのせいにしたりしますが、『お体の使い方を知らないだけだと想っています』

 誰のせいにも出来ませんからね(^-^;

 

今回の背中のセルフマッサージの方法は、円運動になります。

 回転方向は、肩甲骨を寄せて、下げて、前に送る。という方向により背筋が起き上がります。ここを逆回転に行うと…

 背中は丸く良くない猫背になりますからね。。

 練習してみて下さいませ。。

 

 以前は、四つん這いでも肩甲骨を使用したほぐし方をお伝えしました。

 今回は立って行う方法で、とても簡単に出来ます。

 イスに座っていても、両手を下げていても出来ます(^-^)/

 写真の白い線はいつもリラックスしておきましょう。

 私は、白い線に力を入れる場面がある時の為に、日頃からリラックスしておいて『ここ一番の為に温存』していますよ♪

 日頃から白い線を無駄に緊張させないようにしましょう。。

 

 ぶら下がっている両手を支えているのは、『肩甲骨ですよ』

ぶら下がっている両手を吊り下げているように、肩と首に意識がいっている方は、肩と首のトラブルに長く長く、苦しみ続ける事でしょう。。

 

 肩コリや首コリは、周りの環境や状況のせいには出来ませんからね。。

 

 肩甲骨を腕として使う事。

そして、肩甲骨が腕の動きを仕切っているところにまでいきましょうね♪♪