骨盤と股関節の調整は棒を使って行う事が出来ます。 肩の調整、肩甲骨の調整でお話をした『調整棒』を使用します。
肩の調整に於いては『長さが重要』で、短いと可動域が小さくなり、長すぎると肩を痛めてしまいます。長さは『肩幅よりも握り拳一つ分位長いのが良いです』
さて、骨盤と股関節の調整法のお話しです。
今回は『調整棒』を使用して、締め込みの調整を行います。
手を使って行う骨盤と股関節の締め込み調整法は以前にお伝えしていますので遡って確認してください♪
・棒をお尻に対して斜めに当てると上手く行きます。
・棒は下から上にえぐり上げるような力を加えます。
その際、上半身は軽く棒に被せるように体重をかけましょう。
・手のひらは互い違いに構えます。
『左骨盤の場合』
左の手のひらは前を向けて棒を握っています。
右の手のひらは後ろに向けて棒を握っています。
『右骨盤の場合』
・手のひらは逆に持ち替えて行いましょう。
この握り方で骨盤と股関節を調整するので 骨盤と股関節に関しては棒の長さは長くても良いです。
しかし短いとやりにくいです。
手の手技が上手く使えない方は、棒を使う方法も良いと思います。
《 調整棒でお尻のマッサージ 》
構えは同じです。骨盤を締め込む前に棒でお尻をマッサージすると気持ち良いです。
マッサージの時には、手の握りを緩めておき、手の中で棒がコロコロと転がるようにします。
好きな圧力で押し付けながらコロコロ転がすとお尻のマッサージが出来ます♪
筋肉を弛めてから締め込むと良い感じに仕上がります。(*^^*)
《調整棒を使う、股関節の締め込み調整法》
棒を体の真横から当てます。当てる場所は股関節の真横から少し上あたりを狙います。
手の構えはそのままです。
体重のかけ方も同じです。
股関節あたりがズキズキ疼く痛さがある方等は、大抵これで良くなりますよ♪(*^^*)。
反対側もやっておきます。
折角骨盤と股関節の調整をしたら応用で腰の筋肉も弛めておきます。
これも斜めに当てると良いです。
私は手を使って腰の筋肉をほぐしてから骨盤調整をしますが、普段のメンテナンスなら順番はあまり気にしなくても良いと思います。
手の方がやりやすい方は、あえて棒を用意して棒を使う必要はありません。
骨盤と股関節、そして肩と肩甲骨を一連の流れで調整出来る方法です。
身近にある棒を使って試してみて下さい♪(*^^*)