足の指、動かしていますか?
そして、足の指達。動きますか?
つま先をコントロールして立ち上がる方法を前回にお伝えしました。
今回は、つま先である足指の調整法をお伝えします。(*^^*)
おじいちゃん、おばあちゃんに行き合った際に、時折質問します。
『足の指を動かしていますか?』
そして
『足の指を動かしてみて?』
そんなこんなで、足のおゆびを動かしてみてみていただくのですよ…
するとですね。
7割くらいの方は なんて事でしょう。
《足のおゆびが動かない!》
しかも、綺麗に動く方はほとんどおられないのです…
足の指の動かない(動かせない)度合いと、足腰をはじめとする、お体の不調の度合いは、私の経験上比例していました。
そうであれば…
こんな風に考えます。
『足の指を動くようにしてゆけば、体の調子は良くなるのではないのかな?♡?』
そこで、おじいちゃん、おばあちゃん達に足の指をお手入れする方法をお伝えして、実践していただいています。
少しずつ、可動域が大きくなってきたり、動かせる様になってくると…
不思議な事に、あちこちの調子が良くなってくるのですよ。(*^^*)/
アレコレとやっても効果がでない方も、全然関係ないと思っていた足の指のお手入れすると、あちこちの具合が良くなってゆくのですよ。。
赤ちゃんの手足を見る機会がある方は、是非じっくりと観察してみてほしいのが、手足の指の動きです。
赤ちゃんは足の指も、手と変わらないほどに活発に動かしています。
手と足の区別や差別をしていないからなのでしょう。。
手足の指の動きは、脳の活性と深く関わっていると学びました。
その通りだろうと思うのです。
赤ちゃんの時はよく動いていた足の指。。
いつの間に動かせなくなったのかしら…
(´ω`)
動かしていない所は動かなくなる。
特に動かさなくても、1日が生活できて、生活が成り立ってしまうから。。
靴を履き、足指をガッチリと固定してしまって暮らしていますから…
だから、年月を経て動かない様になってしまう。。
近年は、若い方でも、子供達でも足指の動かない子がいますよ。。
例えば首が動かなくなったら、一大事となり、病院へ行ったり専門家の指導を受けたりするでしょう。
また体操や運動やセルフケアを実践する意識のある方は、一大事に対応して自ら解決してゆく事でしょう。
肩がどうとか、腰がどうとかでリハビリに延々と通ってる方。。
『足の指、動きますか?』
少し意地悪な言葉になってしまいましたけど…
足の指が大事なんですよ。。
手の指と何ら変わり無く大切なのですよ。。
目立たないですが、歩行時にも、立ったり座ったりでも、物凄く活躍してくれている足の指達ですよ。。
脳や、全身の神経路にも影響があると想っていて損はしませんから。。
長くなってしまいましたね。
それでは前置きを踏まえて、足のおゆびの調整法をお伝えいたしましょう。
《 指は長いという認識を持つ 》
骨格を見てみると、見た目以上に指は長いのです。 青線の辺りまでが指であり、指の間のお肉は『両生類からのヒレ』からの進化と言われたりしています。
体を見た目で真に受けること無く、骨格からの体を意識出来るようになると、体の使い方は一段レベルが上がります。
足の指は、青線のように長いモノだとしておいて下さいね。
《 足指のスキマ作り♪ 》
手の指を、足の指と指の間に挟み込みましょう。
この際、足の指を『もぞもぞ』と動かすのはとても良い事です♪
靴に固定されて広がれなくなっていた指が喜びますよ(*^^*)/
圧迫と固定から解放してあげましょうね。
これを行うだけでも、足の疲れの抜けが良いのです。
いっぱい歩いた足の疲れの抜けが良く。
あるいは ほとんど歩かなかった足の活力を作る事になりますよ。。
毎日何処かで行っておきましょう。
《 親指、母趾球の調整 》
手の指を当てて、矢印の方向へ圧をかけます。
手の親指が、母趾球の関節へ圧をかけていて、 ここが支点となって足の親指を広げてあげます。
外反母趾の方は痛みを抜く技となりますから覚えてください。
そしてから…
足の親指を握って、母趾球を支点にして、グリグリと回す円運動を行います。
軟骨とスジを馴染ませてゆるめるイメージで行って下さい。
心地よさを感じる強さと動きの大きさで行いましょう。
これによって足指全体の可動域が広くなります。(足指の動きの主導権は親指にあるからです。)
《 足指のマッサージ 》
目に見えない足指の間に、手の指を当てます。
足の裏と足の甲の両面から挟み込みましょう。
好きな圧の加減で良いので、圧をかけてから、 『足の指をもぞもぞ動かします』
手の指の方はあまり動かさなくても良い結果を得られます。
足の指をもぞもぞ動かしていると、細やかにスジ、筋肉が動いて良くゆるみます。。
指の間に疲れが溜まってくるのですよ。
(´ω`)
そしてから、
甲側や足裏側から、骨と骨のスキマにそってマッサージしてあげましょう♪♪
疲れがよく抜ける足になる事でしょう。
そしてからの
《 指を広げる 》
足の親指を床に押し付けて支点として、人指し指から小指まで広げてみます。
親指を支点にすると、指は広げやすくなりますから、既に広がらなくなっている方も、動かすきっかけを作る事になりますから、頑張って下さいね。
手の指が動かなくなったら、一大事という気持ちになるでしょう。
足の指も全く同様に扱ってゆきましょう。
ここに気付く方と気付かない方の健康の差は大きいものですよ。。
意外と足の指から、全体の調子が良くなってきたりするものだから面白いです。
手で足を触ることが出来ないまでにお体の固い方は、杖の先等を使用して痛くないように、足指をゆるめる事が出来ます。
また、腰やフトモモなどの柔軟性を求めてゆく事も必要となります。。
この辺りは追って後程お伝えしてゆきます。
見落としがちな足指を、手の指と同様に扱う気持ちをもって暮らしてゆきます。
健康のイロハの基礎でありますから。。
ね♪ (^-^)/