足腰、膝の具合の悪い方の施術を行う際にチェックしているのが『足首の可動域』です。
不具合のある方は、 足首の可動域が極めて狭い(小さい)事が多いのでした。。
足腰、膝の具合の悪い方の足首の可動域を大きくする施術を行うと、何らかの好転の兆しが訪れました。。(*^^*)
とっても簡単な事。。
足首を回す事。。
これが大切なのです。
《 足首の可動域を確認してみる 》
座った位置で良いので、自分の足首がどれくらい動くのか確認してみて下さい。
右回し、左回し・・・
手を使わずに、足首の力だけで回してみて下さい。
どれくらい大きく、スムーズに動きますか?
また、左右とも同じくらい動きますか??
普段の生活では、立つ、歩く、座るという動作が主となり、足首は前後に動いているだけで生活が成り立っているものです。。
足首の回転運動は日常生活に必要なく1日が成り立つ方も多くおられる事でしょう。
年齢を重ねると、だんだんと 歩幅が狭くなり、足が上がらなくなってゆく・・
こんな話を聞いた事あるでしょう?
転倒のリスクも上がるものです。
自分の歩幅が少し狭くなった日の自覚は無いのです・・・
《 足首が固くなると歩幅が狭くなる 》
歩幅が狭くなると、(つまり、足首の可動域が狭くなる)どんどんお体の具合は悪い方へと突き進み続けますよ。。
では、足首の可動域を広げるとどうなるのでしょうか?
歩幅が広くなり、膝、腰、股関節、足首への負担が格段に減らす事が出来るのです。
足首はいつも頑張って仕事していますよ。
しっかりとお手入れをしてあげましょう。
《 足首の調整は自分で簡単に出来る 》
では、足首の可動域を広げる調整法をお伝えします。。
それは足首を回す事。
…
簡単でしょ? 誰でも知ってる事でしょ?
でも… 毎日行っていますか??
してない事は出来なくなる…の。
動かしていない所は動かなくなるの。。
恐ろしい事ですよ。
たとえ動かない事に気づいたとしたら、幸いです。
そこから、その日から、リハビリを始めて動かし始めたら、 その日から少しずつ、少しずつ調子が良くなってきますから(^-^)/
では、可動域を広げますね♪
座った位置で良いので 手で足首を回しましょう。
手の指を足の指の間に挟み込み、手の力でぐりんぐりんと、右回し、左回しと大きく、ゆっくりと回してゆきます。。
少し痛みがあっても、『気持ち良さ』もあればそのまま続けましょう。。
よく見受けられるのが、 立って行う足首回しです。
これは、よくよく気にしていないと、 回した気になってるけど、実際全然回ってない。。
どういう事かと言うと、膝が足首の動きを吸収しているが如く… 足首がほとんど動いていなくても、膝が動いて足首が回っている感じを作れてしまうから…
若い子の運動前の準備体操、準備運動の際にちゃんと足首が回っているかを見ていると…
足首をちゃんと回せている子は少ないです。
《 足首の骨の位置の調整法 》
両手のひらで足首の少し上を挟み込みます。
そして…
手の圧力は一定圧に保ち。
足首を前後左右、或いは回転させます。
すると、骨格の調整が叶います。
捻挫後にも有効ですよ。
『 ひずみ、ゆがみ 』の矯正はこのように行います。
これはまた詳しく解説する機会を持ちますね…
今回のポイントは足首を、手で回す事です。
足の指に、手の指を挟み込んだならば、足の指の可動域も広くなりますし、足の指に受ける 刺激もとても有効です。
手が足首に届かない方は、自らの足首の力で回しましょう!!
『 大きく ゆっくりと。。』
じわじわと可動域が広くなりますよ。
毎日何度でも行いましょう。
日頃から、靴を履いている時間の長い方は、足首を手で回す事は疲れを抜く為にも必要な調整法です。。
体も頭も軽くなり、元気になります。
足のむくみも改善します。
歩幅が狭くなった方もだんだんと歩幅が広くなりますし、足が元気に高く上がるようになります。
そして、膝の痛み、腰の痛みも改善へと向かう事になりますから、取り入れて下さいね。。(*^^*)