健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

意識という目を使い、内側をみる。

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ここまでの呼吸法と、体の声を聴こうとする実践によって、お腹がよく動くようになってきたと思います。

普段 私達は 顔にある目を使ってモノを見ているので、皮膚よりも 外の世界を見ている事が多くて、『自分の内側』を見ることがおろそかになってしまいがちです。

また自分を見る時も、見えるところだけ(顔など、見えやすいところだけ)を見ている事が多くなっていたりします。

 

『意識という目』を使い、内側を見る事。。

皮膚よりも内側へ 意識を向けましょう。

 

軽く目を閉じて、意識を内臓へ向けてみると、 すぐに心臓の鼓動感を感じられたり、

食べ過ぎの胃の張りを感じたりする事が出来るものです。

 

 

意識を内側へ向けて、腹式呼吸をしていると、内側への『観察力』が向上して、これまで感じとる事が出来なかったような 繊細な『体の声』を聴くことが出来るようになってきます。。

 

体調は日々 変化しています。

 

時にはとても調子が良くて、時には何だか調子が悪い時もある。。

それでいいんだと思います。

 

よく『観察』して、 感じとれた事に対して 適切な『調整』をする事が出来てくると、

体調が良くなってきたりします。

体を上手く使いこなせている感覚は、

まるで 今まで弾けなかった楽器が、演奏出来るようになったかのような充実感があるものですよ。

生涯使っていく自分の体ですもの。

使いこなせるようになりたいなって思います。

上手に使いこなせるようになりましょう。

きっと体は応えてくれます。

 

意識という目を使い、内側を見てゆく事が 健康を求めて行く上で とても大切な事なのです。

また 意識の目を持ち 内側へ向ける事は、年齢がいくつになっても出来る事です。

適切な調整をかけてあげれば、体は必ず応えてくれるものです。

 

適切な調整とは、まず呼吸からですし 体操も、運動も、呼吸法と共にあります。

そして観察力も呼吸法と共にあります。

 

体はそんなに高望みをしていません。

 

体は『ちょっと動かしてくれたら助かるな』

とか  『もう少し酸素があればいいな』

とか・・

 

体に 『ピンチが訪れた時』に 体は 声を大にして訴えてきますし、呼吸にしても自分が意識しなくても 大きな呼吸になったりします。

しかし、これでは 『受動的』です。

もっと言えば、後手にまわっています。

 

今から何を、どのようにするかを知っているのは自分ですから。

 

だから 少し体を動かしてから 仕事にあたろうとする気持ち。

椅子から立ち上がる時も、酸素をチャージしてから立ち上がってみるとか。

 

ベッドから起きたり、椅子から立ち上がるのは酸素を消費しますから・・

なので『先回り』して酸素をチャージするのです。

そうするといつもよりも しんどくないと思いますよ。

 

先回り出来るのは 自分でしかないのです。

 

忙しく、バタバタしている時に 大きめの呼吸で酸素を増やして『処理能力』をあげつつ、心が落ちつくように、呼吸のリズムをつくる。。

 

忙しくある時は、いい練習になりますね。

(^-^)/