肩から腕の線。
肩から胸の線や面。
各々体の表の部位は、揉んだり擦ったりするよりも、『軽く叩いてほぐす』のが楽にほぐせます。
叩いてほぐすには、2つの方法を使い分けています。
①叩打法(こうだほう)
グーに握る力は軽く、親指を巻き込まないようにします。
・親指は軽く外側に添えているようにする。
・握る力は空気を握っているような力加減。
胸の面や、腕の線を軽く叩いてほぐしていきます。
ぽふぽふ♪ぽふぽふ♪(*^^*)/軽く叩いてみましょう。ドンドン叩きません。
空気を含んだような軽い握り、筋肉に弾ませるような感じで叩きます。
小指側から叩いても良いし、手のひら側で叩いても良いです。
叩く側の腕が楽なように、心地よく響く感じをつかんで下さい。
固く握ると『骨に響いて痛いです』かえって良くないダメージとなる事がありますから、軽く行ってください♪(*^^*)
②切打法(せつだほう)
手は開いて小指側からほぐしたいスジや面に軽く打ち込みます。
・指は伸ばして軽く開いておきます。
指を揃えて打ち込むと、ドスドス!っと骨に響いて痛いです(-_-;)
パラン♪パラン♪と心地よく響く音とともに、筋肉が心地よくほぐれる感覚をつかんで下さい。
力は弱く、弾ませる感じで叩きます。
上手くなるとクセになります♪(*^^*)
デスクワークや長時間の作業や車の運転等では、想像以上に肩から腕の前面が疲労しています。
この腕の疲労が、鎖骨の角度や首肩の負担に繋がっている事が多くあります。
時折ゆるめてあげる習慣をつけましょう。
片手で片手の調整を行っているとマッサージの手技が上手くなります♪(*^^*)
ここで覚えてゆくと、両足からお腹周り、首や頭への手技調整が楽に出来るようになります。
両手を使ったリズミカルな叩打法、切打法を使いこなせると、疲労回復への時間が短縮出来ます。
テニスやゴルフや野球などのスポーツの後の手入れに必要ですし、怪我の予防になりますよ♪(*^^*)