桜が満開なのでお花見をしました♪
そこで昔私が体験したことを思いだしたので、昔のお話を語ります。(*^^*)
20年ほど前の事。
都会にある、とある病院での事です。
ご病気で入院されているおばあちゃんがいました。
私はそのおばあちゃんと、ご家族と仲良くさせて頂いていました。
ご家族の方から『病院でおばあちゃんに会ってお話をしてほしい。』と相談がありました。
時期は確か4月の半ば頃でした。
病室でふさぎこんでいるおばあちゃんに、『窓の外から、桜が見えるね。 外に出て桜を見に行きましょう♪(*^^*)』
と、お花見する事を提案しました。
そしたらおばあちゃんは『どこに桜がある?』
『もう散って葉桜じゃ…』
そうおっしゃられました。
私は、『おばあちゃん、満開の桜を見に行こう♪ 外の桜は今が見頃の満開を迎えているよ♪(*^^*)』
そう言いました。
※ 病院の玄関には1本しか桜はありませんでした。
おばあちゃんと私の見ている桜、2人でお話ししている、窓から見ている桜は、同じ桜の木です。
おばあちゃんは、『葉桜見てもつまらない。。』
と言います。
私は『いいからいいから♪、満開だから♪ 最高のお花見だから♪♪♪』
と言って病院の許可を得て、車椅子におばあちゃんを乗っけて、外の桜を見に行きました。
おばあちゃん・『ほら、どこに桜? 葉桜じゃないの』
私・『ほら、あそこ… 一輪の桜が満開だよ♪ 』
ほとんどの花が散った桜の木ですが、いくつか、ちらほらと花が咲き誇っています。(*^^*)
今日見た桜も同じでした。
一輪が満開です。
写真家のように親指と人差し指をL字にフレームにして、そこに満開の桜を入れて見たら♪
ほら満開ですよ♪♪♪♪♪
おばあちゃん・『そうだね、見方だねえ… 確かに満開だ。 綺麗な桜だねえ…』
おばあちゃんはそう言ってお花見を堪能してくれました。(*^^*)/
その際、桜の木を私達に置き換えて、重ね合わせて健康についてお話をしたのです。
百年の老桜でも、今年も新芽が芽吹き、美しい花が咲きます。
花が散った葉桜に見えても、一輪が満開に咲き誇っているのは、 私達の体の細胞に置き換えても、同じことが言えるのだろうと…
おばあちゃんの体にも満開の健康な細胞が生まれているし、今日も若々しい赤ちゃん細胞が元気に生まれているの。(*^^*)/
老いた細胞、病んだ所にばかり意識を向けて集中していたら、大切な満開の美しい桜の花のような、健康で元気な若い細胞を見失ってしまうの。
大丈夫♪
どんな状態でも…
元気な若い細胞は、芽吹き花咲き誇っていますから。。
私は『 病気の事はお医者さんにおまかせして、私達は元気な細胞に目を向けていきましょう♪』
そんな事を語ってお花見を終えた思い出でした。
おばあちゃんはその後、リハビリも頑張って元気になりました♪
今日は一輪の満開のお花見をして来ました。
帰りに開花の時期が遅い桜を見てきました。
たくさん咲き誇っていました。
これもまた、満開の桜です。
蝶々が蜜を飲みに来ていました。
一輪の満開の桜。。
細胞もまた等しくて。
健康♪健康♪
健康♪健康♪
でしょ?
(*^^*)/