血液を心臓より上にある頭に送り続ける心臓。
下から上に血液を『投げ飛ばす』如く、圧力と瞬発力と持久力で頑張っています。
前回には、片手を挙げてグーパーしてみる実験を行いました。
実験により、上に挙げている手が疲労して動かなく事が体感出来たと思います。
上に挙げている手は『頭』と置き換えて血圧について考えてみました。
今回も実験をします。
血液を送る『補助ポンプを発動してみましょう』
《 肩甲骨は血液を送るポンプである 》
この事を実験して実感してみましょう。
前回と同様に片手を挙げて、グーパーを繰り返します。
1分も経つと上に挙げている手がキツくなって動かせなくなってくると思います。
下の手はまだまだ動かし続ける事が出来る状態にあると思います。
脳は上に挙げている手の世界だと考えて、手と頭の置かれている状況を重ね合わせて考えました。
それは心臓の血圧への理解へと繋がります。
今回は、いつも頑張っている心臓を助けたいと思います。
以前に心臓が『6個ある』とお伝えしたことを思い出して下さい。
今回は肩甲骨の出番です。
そして『肩甲骨からが腕である』とお伝えしたことも思い出しましょう。
この2つのキーワードを使って補助ポンプの実験を始めましょう♪
さて、上に挙げて動かしている手はどうなるでしょうか?
《 実験 ・ 肩甲骨が補助ポンプ 》
腕が動かなくなった所から、補助ポンプである『肩甲骨をぐりぐり動かします』
両方の肩甲骨を『後ろへ引き寄せて下へ、そしてから外側から前方に送る』ような動きを意識して、片手は上に挙げたままぐりぐり、ぐりぐり『回しましょう♪』
するとどうでしょう?
上に挙げていて、動かなくなっていた『手が再び動くようになってきます』
両方の肩甲骨を寄せるようにするのは『血液の充填』にあたります。
肩甲骨を寄せたら下へ、そしてから外から前に送るのが『血液を送り出す』場面にあたります。
寄せて~
送り出す~
グーパーを続けながらやってみて下さい。
すると再びグーパーが出来るようになると思います。
この時、上に挙げている手に 『血が回ってきてくれる感覚、じわ~って温かく感じる』ように体感出来たら素晴らしいです♪(*^^*)
補助ポンプの発動により血液は上に上がるようになりました。血液の不足が解消して、運動に必要な酸素や栄養が送り届けられるようになるのです。
この『手の感じを頭に置き換えて』みます。
勉強や何だかんだと、脳は仕事していて『上に挙げている手のように酸欠になっているかもしれないです』酸欠ゆえに…
もっと酸素を下さいと脳から全器官に指令が出るとして…
呼吸に変化無し。血液中の酸素が増やせなければ…
血圧を上げて血流の増大を心臓が行わなくてはならなくなる…
その様に考えています。
この考えを確信持てるようにしてくれたのがこの『補助ポンプの実験です』
是非実感してみましょう。
普段から時々、肩甲骨をぐりぐり動かしています。
肩が凝らないように?
肩が凝ったから動かしているのかと言えば…
いえいえ、肩がこる前から動かすのですよ。
頭に酸素をたっぷり含んだ血液を送るために、 深呼吸もするのですよ♪
今回の実験中も 『大きめな腹式呼吸』をしてみましょう。
手の復活が早まります。
そして手に血液が回ってくる暖かさを更に強く実感出来ると思いますよ♪
体はウソをつきません。
心臓の世界、頭の世界を腕に置き換えて体感してみましょう♪
呼吸の大切さと肩甲骨の大切さが分かると思います。
(*^^*)/