健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

血圧のお話 ③ 腹式呼吸で血圧を下げましょう。

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 腹式呼吸をしていると血圧が下がります。

日頃から血圧が高い方は、肩で息をしている事が多いようです。そして一呼吸が浅い。。

 

 腹式呼吸をするとお腹が膨らんだり、へこんだりしますのでお腹が動いてお腹の血流が活発になります。

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↑このお腹は自然の位置です。

↓吸って膨らますとこれだけ膨らみます。
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↓吐いてへこますとこれだけへこみます。

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 この腹式呼吸でつくる血流は内蔵の血の巡りを良くしています。

また臓器の血の巡りを良くしつつ『臓器自体を動かしています』

 腹式呼吸は心臓の仕事(負担、つまり圧力)を減らしてくれています。

 

 心臓の仕事の負荷(内蔵に血液を巡らす)が減れば、血圧は下がります。

 

 腹式呼吸は酸素を積極的に沢山取り入れる事になります。

 血液中に沢山の酸素があれば、脳は少ない血流(通常血流)でも充分な活動が出来ます。

 脳が『もっと酸素を下さい』との指示を出す場面になれば(酸欠)、血液中に酸素が少ないような浅い呼吸をしていると、血流自体を増やして『質より量』の対策を心臓がしますから、血流を増大すべく血圧は高くなります。

 

 脳に酸素を充分に送れているかな?

そんな気配りをしていたいです♪

 

 腹式呼吸

・お腹をへこませて息を吐く。

・お腹を膨らませて息を吸う。

この繰り返しです。

 

 腹式呼吸は臓器を動かしてくれます。

↓緑の範囲の体積が動くのです。

臓器の血流は抜群に良くなります。
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臓器それぞれには、固有の周期とリズムがあります。

これらを調えるのに『腹式呼吸が役に立ちます。』

 

ここまで心臓の圧力のお話をしてきました。

そして心臓にはもう 一つの活動の要素があります。

それは『心拍数』です。

 

 血圧と心拍数はバランスをとっています。

この心拍数について次回お伝えしますね。

 腹式呼吸をして充分な酸素を取り込めている事、そして血流をつくるポンプの仕事をお腹がしてくれている方は、 心拍数も少なく、血圧も高過ぎず、低すぎず。 の安定感ある心臓の活動でいられるようですよ♪

 そのあたり詳しく次回にお伝えしましょう(*^^*)/