腹式呼吸をしていると血圧が下がります。
日頃から血圧が高い方は、肩で息をしている事が多いようです。そして一呼吸が浅い。。
腹式呼吸をするとお腹が膨らんだり、へこんだりしますのでお腹が動いてお腹の血流が活発になります。
↑このお腹は自然の位置です。
↓吸って膨らますとこれだけ膨らみます。
↓吐いてへこますとこれだけへこみます。
この腹式呼吸でつくる血流は内蔵の血の巡りを良くしています。
また臓器の血の巡りを良くしつつ『臓器自体を動かしています』
腹式呼吸は心臓の仕事(負担、つまり圧力)を減らしてくれています。
心臓の仕事の負荷(内蔵に血液を巡らす)が減れば、血圧は下がります。
腹式呼吸は酸素を積極的に沢山取り入れる事になります。
血液中に沢山の酸素があれば、脳は少ない血流(通常血流)でも充分な活動が出来ます。
脳が『もっと酸素を下さい』との指示を出す場面になれば(酸欠)、血液中に酸素が少ないような浅い呼吸をしていると、血流自体を増やして『質より量』の対策を心臓がしますから、血流を増大すべく血圧は高くなります。
脳に酸素を充分に送れているかな?
そんな気配りをしていたいです♪
腹式呼吸は
・お腹をへこませて息を吐く。
・お腹を膨らませて息を吸う。
この繰り返しです。
腹式呼吸は臓器を動かしてくれます。
↓緑の範囲の体積が動くのです。
臓器の血流は抜群に良くなります。
臓器それぞれには、固有の周期とリズムがあります。
これらを調えるのに『腹式呼吸が役に立ちます。』
ここまで心臓の圧力のお話をしてきました。
そして心臓にはもう 一つの活動の要素があります。
それは『心拍数』です。
血圧と心拍数はバランスをとっています。
この心拍数について次回お伝えしますね。
腹式呼吸をして充分な酸素を取り込めている事、そして血流をつくるポンプの仕事をお腹がしてくれている方は、 心拍数も少なく、血圧も高過ぎず、低すぎず。 の安定感ある心臓の活動でいられるようですよ♪
そのあたり詳しく次回にお伝えしましょう(*^^*)/