健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

感情は臓器とつながっている。。実と虚

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日本語の感情を表す『ことば』や『ことわざ』には、内臓の『実や虚』を表しているものがあります。

こころ と 体は 緻密に繋がっていて、

この繋がりを『ことば』が教えてくれます。

それぞれの関係性を知ってゆくと、

『こころって本当に大切だな。。』

『内臓をいたわらないといけないなあ。。』

とつくづく想いますし、日々の自分を反省するところです。  m(_ _)m

 

どんな『ことば』が内臓と感情の関係を表しているのでしょうか。。

いくつか挙げてみましょうね。

             《頭にきた!》

この感情は『怒り』です。

非常によろしくない感情です。

そして 頭の事を言っていますから、該当する臓器は『脳』でしょう。

 

頭にきた! って言っているときに、鏡を見てみたら、顔は『真っ赤になっている』と思います…

この 怒りの感情は 脳が充血しすぎています。

血管切れますよ・・・

( 脳 は 実 )

(内臓の何処かは虚)

 

                   《 腹が立つ 》

腸が充血し過ぎておられます・・・

( 腸 が 実 )

(内臓の何処かは虚)

 

《 頭に血がのぼる 》

脳が実ですね。。

 

怒りの感情は、人に迷惑をかけるだけでなく、自らの臓器も壊す事になります。。

自滅です。 良い事はありません。。

 

これらを見ても『怒りの感情は脳の異常充血』を示していると思います。

 

感情を表す言葉には 感情と臓器の関連性を教えてくれるものがいくつもあって、

おおよそ的を得たものであると思っています。

 

・胃が痛む思い

・手に汗にぎる思い

・血の気が引く思い

 

等々…たくさんありますから、どんな感情がどの臓器に影響を与えるのか。

生活を通して観察してみてください。

 

ありとあらゆる全ての感情は、何処かの臓器と反応するものと考えています。

 

行きすぎた充血や貧血は、感情によってもたらされる事もあるということです。

 

いつも 怒ってばかりだったり。

いつも 不安に苦しんでいたり。

いつも 緊張していたりすると、

きっと それぞれの感情に対応する臓器が充血し過ぎて『臓器の異変』に至ったり。

あるいは貧血に陥って『臓器の異変』に至ったりする事でしょう。

また充血の煽りを受けた何処かの臓器は貧血が慢性化してしまい、『臓器の異変』に至ってしまう事もあるのだろうと思います。

逆もまた然り。。

 

《ある感情と、ある臓器は繋がっている。》

 

そういう見方を持って日々の生活を観察してみてください。。

 

体の声を聴きながら、今の自分の気持ちと向き合うと、胸がじんわりと温かくなる事や、お腹がじんわりと暖まってくることなど、

たくさん体の声を体験できます。。

 

良い事もたくさんあるわけです。

 

体が爽やかな清涼感に包まれるこころ。。

体がじんわりあたたまるこころ。。

そんな こころに いつも至れるようになりたいです。。

 

 

今の気持ち、この感情はどの臓器と繋がっているのだろう・・?

 

と観察していく事も、これから初めてみてください。。(^_^)

 

・感情は 臓器の充血や貧血を起こすという事

・感情には繋がっている臓器があるという事

 

   こんな事も踏まえておいてくださいね。

 

こころと体の 大切なつながりを考えた時に、どちらか一方に偏った取り組みにならないようにする事は大事な バランス であると考えます。

体も こころも 同格に扱えて、同時進行であればこそ 『健康の道』 が見えて来るのではないでしょうか。。

 

言い方を変えれば

『こころと体を同等に扱えなくては健康とは言えない』

 

という事です。

 

 

《こころと体を 上手に 安全に コントロールすること》

 

怒ってしまったら、すぐに大きく腹式呼吸してみます。

すると、頭の充血は徐々に解消されて、お腹の貧血も解消して、胸にあたたかさが戻ってきます。。

次第に こころも体も落ち着いてきます。。

 

どんな場面であっても、感情をコントロール出来ないという事は、関連する臓器に 異変が起きるかもしれません。。

 

大きく 穏やかな腹式呼吸をして、少しずつ落ち着いてくる状態を観察してみてください。

 

感情も調います。

臓器も調います。

 

 

《事例として》

 

私が車を運転していて、突然 目の前に木が倒れていたりして 危険を感じた時など、

 

ドキッ                    として

 

ドキッとしたあとに、

みぞおちと背中辺りが冷たくなります。

 『ヒヤッとする事』

などのことばです。

 

この時には、内臓の位置的には膵臓や肝臓の辺りが反応しているように思います。

臓器が貧血していて冷たくなるのかもしれませんね。 (膵臓の貧血)  (肝臓の貧血)

そう思ったらすぐに大きな腹式呼吸をして 臓器の血流を調えていると、みぞおちや背中は『あたたかくなってきます』。

そして、気持ちもすぐに落ち着きを取り戻して楽になります。

 

ヒヤッとしたあとに、腹式呼吸をしないで 浅い呼吸に陥っていると、

内臓の血流が調わないために、いつまでも冷えた感じが消えずに、感情もざわついたまま、だんだんと不安になってきたり、気分が悪くなってきたりと…

良くない連鎖が起きてきます。

 

生きていれば、いろんな事がありますから。。

様々な出来事に対して こころも 体も 上手に安全に コントロールする事を学んでゆきたいと思います。

 

こんな感情でいたら、この臓器が調子悪くなるな。。

とか

こんな感情でいたら、この臓器が調子良くなるな。。

など…

 

調子の良し悪しは、およそ『実 か 虚』によってもたらされているんだろうな。。

という事も踏まえて生活してゆきましょう。

 

よくわからなくても、とりあえず 大きな腹式呼吸を穏やかに行って、酸素をたくさん取り込んでゆきましょう。(^-^)/

 

こころも体も変化してきますよ。