『天柱』を指圧すると後頭部のコリの解消に役立ちます。
コリってどういう状態になっているかというと…
コリを感じる部分は固くなって、圧力が高まっています。
その圧力とは、血液とかリンパ液が、充血うっ血の状態となって圧力が高まっています。
であれば、コリの解消とは、鬱血、充血が原因である場合があるので、その解消を体操や手技を行う事になります。
場合によっては栄養や酸素(呼吸)を改善する必要もあります…
今回は手技においてのお話です。
手技では『血液を散らし、リンパ液を散らす…』そんなイメージで指圧やマッサージを行います。
ただやみくもに、『固いから柔らかくするのだ!』とグリグリと揉みほぐすのとは力加減が変わります。
特に後頭部の天柱辺りのコリでは、鬱血充血を解消するために、集まっている血液を散らして、高まっている圧力を下げる事になる『減圧』をイメージすると良いでしょう。
天柱の辺り、後頭部から首にかけて、しんどいコリの自覚がある時は、以前お伝えした『目、耳』そして鼻等に何等かの不調がある場合が多かったです。
後頭部がこる。。
それは、今回お伝えする 『頭の圧力の上昇』が起きていて、許容を超えて上昇した圧力が『天柱』辺りに悲鳴のサインを出してくれている。
『頭の圧力の上昇』に対応するセンサーが、天柱辺りのコリの自覚であるだろうと私はとらえています。
《 頭の圧力の上昇のイメージ 》
頭にあがった血液がスムーズに戻ってこないと…
頭の内圧が上がる…
頭(顔)二は『穴』が開いています。お肉で塞がっていますが、一応 目 鼻 耳 とします。
圧力が上がると、この穴から圧力が突き出ていく。
それが眼圧の上昇や、耳鳴り、頭痛、鼻づまり等に現れるのだろうと考えます。
目に、鼻に、耳に…それぞれにアプローチがありますが、とりあえず試しに後頭部のコリをほぐしてみましょうよ。
すると…
頭の血液をせき止めるような事になっていた後頭部の鬱血充血が散らされて、頭全体の血流がスムーズになり、頭全体の『減圧』が成されるとすれば、目や鼻や耳に起きていた、圧力の上昇による不調は難なく改善すると言う事です。
《 圧力の下降のイメージ 》
血液をせき止める様になっていた天柱近辺のコリ、後頭部のコリを指圧してほぐしてみると、滞っていた血流が快復して、『頭の減圧』が為されたイメージです。
この状態になれば、目の痛み等の不調、耳鳴りやふらつきの不調…鼻水、鼻づまりの不調が改善できる事をたくさん確認して出来ています。
自らの体験でも当てはまる事が多くありました。
後頭部のコリは、ただそこだけの事にしないで、首から上の世界の不調を改善する為のきっかけや、突破口、あるいは決定打になるかもしれないと言う事ですよ(>.<)y-~
頭から上の世界は改めてお伝えしていきますね♪
後頭部のコリを改善すると目や耳や鼻に効く!
今回はそんなお話でした♪
(>_<)/