健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

気圧の影響から来る不調には・・・

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 高気圧。 低気圧。。

『空気という、海のような世界にすむ私達』

 空気の海に暮らす私達はまるで、『深海魚』のよう。。

  大気圧(空気圧力)が高くなったり、低くなったりすると変化するのは天気だけではなく、私達のこの体も圧力の影響を強く受けています。 そこに気温とか湿度等も関わってきますが、今回は『圧力』に焦点を合わせてお伝えします。 気温とか湿度との連動についてもいづれお伝えしますね♪

 

  気圧が下がる『低気圧』になると、頭が痛くなったり、重くなったりして しんどくなる相談をよく受けます。

 私も影響を受けやすい(体に反応が出やすい)ので、気圧の変動で体調不良になりますが『調整法』を行い、すぐに改善しています。。

  みなさんもすぐに元気になりますよ。

 そして自然と呼吸リズムを合わせて生きてゆくのが心地よくなります 。。。(*^^*)

 

    《 私達は深海魚 》

 広い海の表面(海面)、空気を海に置き換えてみると空気の海面に当たるところは宇宙に近い世界。。

 人間が行ける限界はエベレスト。。

高い山は気圧が低いでしょ?

 海でも、海面に近づくほどに水圧が低くなるでしょ。 深くなれば水圧が高くなるわけです。

 

  深海にも生き物は暮らしていますし、

  海表面にも生き物は暮らしています。

 

人間は空気の海の深海魚のようです。。

高い山の世界に住む人々は、低い気圧に順応して暮らしています。。

  

          《 高山病 》

 この高山病を病と表現するのには違和感があります。  低気圧による体の不調は 『症状であり、病ではない。。』 と想っています。

 高山病には、頭痛や吐き気など、体の機能が不全に向かう傾向があります。 

  

         《 低気圧 》

 空気の圧力が下がってくるわけです。。

 これって、『高い山に突然連れてこられたの

(○_○)!!』

というようなものです。。f(^_^)

 

 低地にいても、高い山の世界になるのが『低気圧』

 

 私達は低地にいながら、『高山病』になっちゃうのでしょう。。

 

    《 気圧で生じる体の変化を知る 》 

低気圧になると、体がむくみます。。 

とても 哀しいです。。 朝、顔を洗うとき…

わたくしがむくんでおられますではありませんか!(○_○)!!

  ・・・

なんとかしなくては…

 

低気圧になると、頭が重くなり、頭痛が起きたり古傷が痛んだり…

体が重くなり、ダルくなったりします。。

 耳鳴りや、難聴になることもあります。

 

これら全て、自身で行う調整法により改善できます。。

 

 以前にお伝えした『雨の日は酸欠になる』の回をもう一度読んでみて下さい。

 

低気圧になると酸欠に陥るから、積極的に   『酸素を受け取りにゆく』 事が不調改善に重要であるというお話でした。

 腹式呼吸であります!

みなさん練習していますか??

 

 そして今回お伝えしたい事。

低気圧になると骨格が不安定になる

 

低地に棲むわたしたち。。

普段は強い空気の圧力で、からだ全体を全方位から押さえてくれています。

 低気圧になると、この押さえる力が弱まります。。

 この状態が、骨格の歪みや、バランスの喪失を招き、 骨格由来の不調に至ります。

 

 これはこれまでにお伝えしてきた『骨盤の締め込み』 を踏まえていていただければ、骨盤の歪む原因の1つに『低気圧』があるという事です。

 骨盤の歪みは、体の使い方のいたらなさから来る事が 大半を占めていると想います。

  それだけではなく、自然の力が体に常に影響していると言うこと。。

 それを私達は知る必要があり、知ったら健康法とともに知を使いこなすのです。。

 

 気圧、重力、気温、湿度、月からの引力(潮の満ち引き)、等が私たちに地球で生きてゆく為の知恵と術を教えてくれています。。

 

 《 気圧が下がったら 》

転んで『たんこぶ』ができるとしましょう。

 低気圧の時は、かなり腫れ上がります

反対に、高気圧の時はあまり腫れませんでした。。

 これは 中(内側)から外に向かって力が作用する時に、外からの押さえ(気圧)が無いと、どんどん腫れるということなのでしょう。

 であれば『哀しみのむくみ』では、そもそも、中から外に向かって発生している力(むくもうとする力)が存在しているから、低気圧時にむくむのでしょう。

 日頃から水分を取り、内臓を動かして、よく眠り、体のコンディションを調えていれば、

低気圧時でもむくみません。

 日頃隠れている潜在的な不調を表に表して教えてくれるのも、低気圧です。

 

  では 頭痛や耳鳴りや難聴にはどうしたら良いのでしょうか?

 

これには 頭蓋骨の締め込み法と内耳(三半規管)のストレッチ を組み合わせて改善を図ります。

         《 頭蓋骨の締め込み法

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手のひらを耳の後ろに左右から当てて、

頭蓋骨を手のひらで挟みます。

力の加減は弱めから強めに探ってゆきますが、強すぎないようにする必要があります。

案外弱い力でも、充分なのです。

ポイント

・ 手からの圧力が 頭の芯にじーん と響くように感じられたら良いです。

 弱い力で充分に感じられますよ。

・ 感じられたら 頭を左右に5ミリくらいずつ振ります。

・手の圧力は一定に保って下さい。

(手でグリグリすると上手くキマリません。)

・頭は左右と 上下にも振ります。

(軽くアゴを引くとすぐに掴めると想います)

・手の位置を少しずつ上に持って行き、頭の動きも同様にしてゆきます。

・ 最後は 頭のつむじの位置よりも3センチ後ろ位に圧力が心地よく感じられたら良いです。

 ☆ こめかみは手のひらで締め込まないで下さいね。( 後ろ側が開いてしまうイメージです)

 こめかみは さする事によりゆるめてあげるマッサージをしましょう。

  マッサージならば、首から後頭部にかけて親指で圧しておくと効果大です。

  

 日頃から頑張っている脳は、充血して内圧が高まっているのでしょう。

 そんな折りに気圧が下がると 頭蓋骨を押し広げて充血してゆくのかも知れませんね。

 首や肩を軽く動かして、血流を調えたら、頭蓋骨の締め込み法を行って見てください。

きっと辛い頭痛は改善します。

 

     《 内耳(三半規管)のストレッチ法  》

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 内耳に充血、うっ血(実の状) とコリがあるイメージを持ち、直接触れない所故に、外につながる外耳(お耳)を引っ張って内耳をストレッチしてゆく方法です。

 

 ポイント

・耳たぶのすぐ上辺りをつまみます。

・左右から引っ張ります。

(つまむ位置と引く方向はその日の体調により微妙に変化するものですから、その日その日で心地よく探してゆきましょう♪)

☆雑草を引くように。。

   草の根をちぎらないように、スルリと根まで引き抜くようなイメージを持ちましょう。

 根が切れるような力加減だと、内耳に効いてこないし、耳が痛うございます。。

・ここでも一定圧を使います。

耳を指で引っ張ってグリグリしないようにしましょう。

 ポイントが狂いまくって焦点が内耳に当たりませんから・・

 焦点を内耳に心地よく当て続けるために、

ここでも頭を動かします。

 頭蓋骨の締め込みと同様に、頭を左右に5ミリくらいずつ振ります。 アゴも少し引いたりしてみると、耳の奥が心地よくストレッチされてくるのが実感出来ると想います。。

内耳の血流を促して、柔らかくしてみるイメージです。

私は台風の通過時に強い耳鳴りと難聴になりますが、この調整を10分位すると改善して復活します(>_<)/

 

 これらは後に『頭の調整法』をお伝えする時に、目や、脳や鼻と組み合わせてお話ししてゆきますね♪

 

 

  気圧とのやり取り上手になりましょう。

 

大抵の不調は自分自身で改善できます。

そして自然とリズムにのって呼吸を合わせて、1つのハーモニーのように生きてゆく感覚がとても心地よいものです。

 

低気圧って悪者じゃないよ。(*^^*)

たまにとんでもない暴れん坊がいるけど・・

これも自分自身の『台風でも大丈夫』の無さゆえに台風を悪者に見ちゃう自分の錯覚かも知れませぬ。。

 

 低気圧は健康法の大切な部分を教えてくれています。

 

 ね♪