健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

歩き方。。 おへそを前に出して『骨盤を立てる』

f:id:nicopi3104:20220814173420j:image

 歩き方の意識をしてみると、1歩1歩が意味のある大切な1歩になります。

 『着いた足に、腰を、乗せてゆく。』

この歩き方に今回は『骨盤を立てる事』を付け加えてゆきます。

 骨盤を立てる為には、骨盤拘束を緩めていれば、簡単に骨盤は立ってきます。

 その上で、歩く為の推進力を得る方法に、『おへその下3センチ(丹田)を前に出す、丹田を前に出す。』

と、1歩1歩意識して歩きます。

 おへそを前に出す意識よりも、丹田の位置を前に出す意識を持った方が、より骨盤が立ちやすいと思います。

 骨盤が立って歩けると、腰は曲がりません。

腹式呼吸を歩きながら出来ていると、素晴らしいので丹田を前に出してゆく意識で、着いた足に腰を乗せていって下さいませ。

 

 曲がった腰のまま歩く人が、背筋を真っ直ぐにしたい時、何処に意識をしているのかと言うと、背筋です。

 背筋で力んでも、骨盤拘束があれば両者綱引きの様に、前後で反発しあってしまうため、腰は曲がったまま起きてきません。

  そこでおへそ(丹田)を前に出す意識にすると、骨盤は立ちやすくなります。

f:id:nicopi3104:20220814191923j:image

 以前に腹ばいで練習したのを、歩行時にも活かしてみましょう♪

f:id:nicopi3104:20220814192025j:image

 

 また歩行時に主役となる筋肉は、おしりです。 何事も裏側がしきっている…

 おしりが体をぐんぐん押し出しているような感覚で歩いてみて下さい。

 《 おしりを使う練習

 f:id:nicopi3104:20220814192442j:image

・壁などに手手をついて立ちます。

・片足を浮かして、かかとを後ろへ押し出します。

 (この時のかかとの軌道は地面と平行になるようにします)

f:id:nicopi3104:20220814192902j:image

膝が後ろに行くように練習して下さい。

膝が後ろに行く歩き方が出来る方は 姿勢正しく歩く人生が送れます。

 

 おしりに推進力をもらいながら、丹田を前に出す。

そうして骨盤が立って来るのを感じながら、

『着いた足に、腰を、乗せてゆく。』

f:id:nicopi3104:20220814193705j:image

練習してゆくと、1歩1歩、骨盤のクランクの動きが感じ取れるようになります。

さらに、左右の骨盤がしっかり『シメ込まれて行く』のを感じられる様になります。

 

 腰痛の原因に多い、骨盤のトラブルは 歩きながら治してゆく事が出来るのです。

 

多くの方は痛いから歩けない。

痛いから歩きたくない。

このように考えておられるようですが、

『歩き方なのです。』

痛いけど、歩きながら少しずつ良くなっていく事も出来ますから。

 

腰痛の無い方に於いても、歩き方を調える事は生涯に渡り、必須な世界ですから。

 ここを放棄している方の未来は眼に見えています…

 

 (´ω`)/