健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

歩き方。。着いた足に、腰を、乗せてゆく。

f:id:nicopi3104:20220807153924j:image

 着いた足に、腰を、乗せてゆく。

着いた足に、腰を、乗せてゆく。。。

 

 魔法のことばの様に、しょっちゅう私が歩きながら唱えていることばです。

 

 『着いた足に、腰を、乗せてゆく』

そう心で唱えながら歩いているのです。

 

 生涯真っ直ぐに整った姿勢で歩いていたいです(^-^)/

 だから日々の修正と意識が、とても大切だと思います。

 その為に、お体との対話は必須ですし、体の声を聴く能力も育てて行かなくてはいけません。

 

 歩きというのはとても奥が深くて

~一生涯をかけて仕上げてゆく~ 

それくらいの気持ちでもって取り組んでいます。

 

 腰の曲がったおばあちゃん、お爺ちゃん、腰の痛いおっちゃん等に、

『これまでの人生で、歩き方に真剣に取り組んだ事がありますか?』

と聞けば、私の関わった方に於いては、ほぼ全員 『無い!』と胸を張っておられました。

 また、『これが最高の歩き方』と誰か(学校も含め)から教わった事がありますか?

と聞けば、『無い!』と胸を張っておられました。。

  うぅ。。

 

 そこで私はマッサージ師なので、マッサージの依頼からの不調箇所に施術を行う事になるのですが、マッサージよりも大切な事があるでしょう…(´ω`)

 と思って、マッサージをしながら語るのであります。。

 

 《 歩き

 人類のみが得た能力、二本足歩行。

この能力は赤ちゃんから、無意識で出来るように成る為に、あまり意識していない方が多いようです。

 

 私はこの歩く事を、いくつかに分解して練習して、それぞれを仕上げながら再び組み上げる様にしています。

 

 《 着いた足に、腰を、乗せてゆく 


f:id:nicopi3104:20220807212231j:image

着いた足に…

f:id:nicopi3104:20220807212447j:image

腰を、

f:id:nicopi3104:20220807212540j:image

乗せてゆく。

 

乗せきってから、反対の足を出します。

そして、

着いた足に、
f:id:nicopi3104:20220807212658j:image
腰を、

f:id:nicopi3104:20220807212804j:image

乗せてゆく。

f:id:nicopi3104:20220807212916j:image

 

 

この繰り返しです。

 

 f:id:nicopi3104:20220807171837j:image

腸腰筋にストレッチ感を感じながら歩けたら素敵です。(^-^)/

 

 多くの方の歩きを見ていると、着いた足に腰が乗り切る前に、次の足が前に出ています。

  骨盤が足に乗り切ると、腸腰筋にストレッチ感が得られます♪♪

  

 着いた足に、腰を、乗せてゆく。

このようにして歩いていると、歩きに勢いとリズムが発生します。

車輪で例えると、車輪の内側に重りを付けて回してみるような感じです。

『ぐるん、ぐるん!』と勢いがつき、『ぐるん、ぐるん!』とリズムが生まれます。

f:id:nicopi3104:20220807181722j:image

 急いでいる時には、 骨盤が乗りきる前に、次の足がせっかちに出てしまう・・

  急いでいる時にこそ、骨盤を乗せきって歩くと、後ろから誰かに押されているような補助(おしりの力)を貰って勢いがついて歩けます。

 ゆっくりと歩く時も着いた足に、腰を、乗せて歩くと、ゆっくり歩くのも楽に、美しく歩けます。

 リズムは『タメ』の様に効いていて、体のコントロールがしやすくなります。

 

 いづれまたお伝えしますが、骨盤を乗せきる際に、『つむじ前が天に引っ張られる感じ』を組み合わせると、骨盤が乗りきった時に体に『バネ』が生まれます。

 このバネを利用する世界から『走る』世界へと繋がってゆきます。

 

 『座る』『立つ』『歩く』ここをキチンと調えて行く事が大切です。

 

 意識してみて下さい。

歩く時、着いた足に、腰を、乗せてゆく。

着いた足に、腰を、乗せてゆく。

 

魔法のことばですよ。。

ことばの様にお体が反応し始めます。

次回はこの歩きに、骨盤の角度を立てる事を加えてお伝えしますね(^-^)/