着いた足に、腰を、乗せてゆく。
着いた足に、腰を、乗せてゆく。。。
魔法のことばの様に、しょっちゅう私が歩きながら唱えていることばです。
『着いた足に、腰を、乗せてゆく』
そう心で唱えながら歩いているのです。
生涯真っ直ぐに整った姿勢で歩いていたいです(^-^)/
だから日々の修正と意識が、とても大切だと思います。
その為に、お体との対話は必須ですし、体の声を聴く能力も育てて行かなくてはいけません。
歩きというのはとても奥が深くて
~一生涯をかけて仕上げてゆく~
それくらいの気持ちでもって取り組んでいます。
腰の曲がったおばあちゃん、お爺ちゃん、腰の痛いおっちゃん等に、
『これまでの人生で、歩き方に真剣に取り組んだ事がありますか?』
と聞けば、私の関わった方に於いては、ほぼ全員 『無い!』と胸を張っておられました。
また、『これが最高の歩き方』と誰か(学校も含め)から教わった事がありますか?
と聞けば、『無い!』と胸を張っておられました。。
うぅ。。
そこで私はマッサージ師なので、マッサージの依頼からの不調箇所に施術を行う事になるのですが、マッサージよりも大切な事があるでしょう…(´ω`)
と思って、マッサージをしながら語るのであります。。
《 歩き 》
人類のみが得た能力、二本足歩行。
この能力は赤ちゃんから、無意識で出来るように成る為に、あまり意識していない方が多いようです。
私はこの歩く事を、いくつかに分解して練習して、それぞれを仕上げながら再び組み上げる様にしています。
《 着いた足に、腰を、乗せてゆく 》
着いた足に…
腰を、
乗せてゆく。
乗せきってから、反対の足を出します。
そして、
着いた足に、
腰を、
乗せてゆく。
この繰り返しです。
腸腰筋にストレッチ感を感じながら歩けたら素敵です。(^-^)/
多くの方の歩きを見ていると、着いた足に腰が乗り切る前に、次の足が前に出ています。
骨盤が足に乗り切ると、腸腰筋にストレッチ感が得られます♪♪
着いた足に、腰を、乗せてゆく。
このようにして歩いていると、歩きに勢いとリズムが発生します。
車輪で例えると、車輪の内側に重りを付けて回してみるような感じです。
『ぐるん、ぐるん!』と勢いがつき、『ぐるん、ぐるん!』とリズムが生まれます。
急いでいる時には、 骨盤が乗りきる前に、次の足がせっかちに出てしまう・・
急いでいる時にこそ、骨盤を乗せきって歩くと、後ろから誰かに押されているような補助(おしりの力)を貰って勢いがついて歩けます。
ゆっくりと歩く時も着いた足に、腰を、乗せて歩くと、ゆっくり歩くのも楽に、美しく歩けます。
リズムは『タメ』の様に効いていて、体のコントロールがしやすくなります。
いづれまたお伝えしますが、骨盤を乗せきる際に、『つむじ前が天に引っ張られる感じ』を組み合わせると、骨盤が乗りきった時に体に『バネ』が生まれます。
このバネを利用する世界から『走る』世界へと繋がってゆきます。
『座る』『立つ』『歩く』ここをキチンと調えて行く事が大切です。
意識してみて下さい。
歩く時、着いた足に、腰を、乗せてゆく。
着いた足に、腰を、乗せてゆく。
魔法のことばですよ。。
ことばの様にお体が反応し始めます。
次回はこの歩きに、骨盤の角度を立てる事を加えてお伝えしますね(^-^)/