健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

膝の軟骨にも『面の意識』を持って調える。。

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 膝の軟骨は上からみると『Cの字』になっています。 

 体重が綺麗な面でかかっていれば、 圧力は分散して軟骨は壊れません。

 しかし体重が『  』でかかってくると圧力は一点に集中してしまって軟骨は壊れてしまうのでしょう。。

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 ・ 日頃から体重をどこに感じていますか?

 ・ 足の裏の『点と線と面』は意識出来ていますか?

体重を骨格で感じる『骨感』

 この感覚は、立っている時や、歩いている時に感じようとしていかないと、何時までも無感覚で無意識です…

 足の裏から点と面と線を感じ取るようにしていると、骨感は養われてゆきます。。

 体重が綺麗に乗っている感覚は気持ち良いです。。

  そして各部の負担が少なくなります。

この骨感を膝にも感じ取れるようになりたい。

 膝の軟骨は『面を意識すれば少しずつ回復してきます』

 面の構築が成されないから、治らない箇所と言われるんだろうと思います。

 足の裏の意識から膝へ繋げた意識を持ってみてください。

  今回は膝回しで、膝の関節面の調整を行います。

    《 膝回し 》

・ポイントは膝を回す時、1回1回『膝を伸ばす』事です。
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・右回しを3回続けて、左回しを3回続ける


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・毎回膝を伸ばす時、『3秒くらい静止』します。


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関節のバリを取るような気持ちで・・

軟骨の面を綺麗に作ってゆく気持ちで・・

膝を毎回伸ばさないで回していると、人によっては↓

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軟骨の前側ばかりに荷重していたりしますから・・

からしっかりと伸ばしきる事が良いと思います。。

(●´ω`●)

 

姿勢を作る時は『おしり』を1番に意識します。

・つまり おしりを後ろに引く。

おしりが後ろに行くから『頭の位置を下げてゆけます』

そしてから膝に手を添えて 頭とおしりと足の裏の三角形を作ってから膝回し体操を行います。

 動きの中でたくさんの情報が得られます。

軟骨の感覚、靭帯の感覚、筋肉の感覚。。

丁寧にゆっくりと、大きく、力を抜いて…

その辺りのバランスが良いと思いますよ。

 

 姿勢を戻す時も、おしりの力で体を起こしましょうね♪

 だんだんと体のコントロールが上手くなる事でしょう。。

 おじいちゃんもおばあちゃんも…出来る範囲で行って軟骨を調えましょう。

 痛くない範囲でゆっくりと行って下さい。。

慣れてくると少しずつ可動域が広くなってきますからね。

 可動域が広くなってくると…

日頃の膝の痛みはどうですか?

以前より改善されている事でしょう。。

筋力でもなく、軟骨の成分でもなく…

軟骨の面を作り調える事です。

軟骨は面のふれ合いであれば回復の道のりに入ります。。

膝関節が点で触れてる状態で、筋力を付けようが、良い成分を摂ろうが、膝の不調には全く効果はなかったです。。

 年を重ねるごとに、年々体の使い方が上手くなってゆく。

最小限の力で最大の効果を得られる、効率の良い体の使い方こそ、年を重ねる意味です。

 経験を積む年月こそ長所です。

ゆっくりとじっくりと取り組めます。

筋力も体力も若い時ほどありませんから。

年を重ねても、若い人よりも体の使い方が長けてゆくことが出来るのです。

 

 若い方は力任せに無駄が大きくて…

 

スポーツを知っていると、そのパフォーマンスのピークは体力のピークに合わせる事が多いですからね。

体力のピークを過ぎるとお体が衰えると『勘違いする』の。。

見落としがちな体作り。

柔軟性や体の使い方、調整などは年々どんどん成長してゆけるのです。。

 

 

若い時の、その無駄で雑な体の使い方のまま、年を重ねると…

色々と、故障するのでしょう。

アレコレと故障や不調を聞く時に、『年だから』と納得されている方が多いですが、私は『体の使い方が下手なの』とチクリと語る事もあります。。

 だっておじいちゃんおばあちゃんでも、足腰や内臓が元気で姿勢も良い方がおられますもん♪♪

 簡単に、年だからと言って諦めてほしくないです。。

 何処からでも、『大丈夫に繋がる道があるはず』です。。

 

(*^^*)/