今回は膝の調整法をイメージしやすくなる為に、『膝関節の構造』をお伝えします。
膝関節の調整は『面を作る事』です。
『点で壊れるから面を作って復活する』。
と言うお話です。
《 膝の軟骨、半月板はCの字でクサビ型 》
膝の軟骨はCの字でクサビ型をしています。
膝関節を上から見ています。
赤色の部分は半月板、膝の軟骨です。
Cの字になっているでしょ。。
そして8の字に繋がっています。。
それでは前から見てみてみます。
赤色の部分が半月板、膝の軟骨です。
クサビ型になっています。
クサビ型であるから、膝は色々動いても外れないようになっています。
今度は横から見てみてみます。
ここでもクサビ型により色々膝が動いても外れないようになっています。。(^-^)/
そこで 《荷重のお話です》
膝関節にかかる負担、荷重はどの様になっているかと言うと…
軟骨がクサビ型になっているので、荷重や負荷は赤色の矢印のように、『分散します』
クサビ型であるから、骨が外に飛び出さないように常に内側へ誘導してくれます。(^-^)/
そして、クサビ型であるから荷重は関節において 『面で圧力を分散してくれています』
《 面で立つ 》
膝は面で立つことによって、圧力の分散がなされ、軟骨は平和を保てます。。
面が点となる状態を作ってしまうと、膝が壊れます。そのままにし続けてしまって骨の変位ではすまない変形に進んでしまうのでしょう。
例え変形してしまっていても、少しでも面を構築してあげてゆくと、膝の軟骨はゆっくりと回復を始めます。
《 回復出来る条件を調えてあげれば、お体は復活の道を辿り始める・・ 》
関節が点と面でふれあえば、点の位置で削り取られるように損傷します。
点と面でふれあっていると、 点の位置では摩擦熱が発生します。
☆熱は何かを作るか、何かを壊すかのどちらかに振られます。
( 熱のお話はいづれまた詳しくお伝えします)
関節に水が溜まる理由も、どの様に処置したら良いのかも観えてきますよ。。
さて今回は膝の軟骨の構造を知る事が出来たので、次回からCの字とクサビ型の軟骨をイメージしつつ、膝の調整法を具体的に実践してゆきましょう。(^-^)/
生涯スムーズで良く調った膝でいられるように。。
現在故障中の方も少しずつ良くなってゆく道のりに入れますように。。
(*^^*)/