健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

膝の調整法 ① スネほぐし。骨の締め込み。

f:id:nicopi3104:20210418131457j:image

 膝の故障や不調を沢山見てくると、いくつかのパターンがあって、その組み合わせで不調になり、故障している事に気がつきます。

 難しい場合もありますけど、

『膝の痛みや不調には、まずはこれをやっておけば大丈夫 !』

という調整法があります。

 それが、スネの筋肉をほぐす、

スネほぐし

そして2本のスネの骨を、ぎゅっと締め込む

締め込み法

があります。

 X脚やO脚で膝が痛くなる方の原因は、股関節や骨盤由来の事も多くありますから、X脚やO脚の調整は骨盤と股関節も同時に調えてゆきます。

 

  股関節や骨盤が悪くなったからX脚やO脚になる事もあります。

 

  或いは今回お伝えするお話の『膝下の2本の骨お話』を踏まえてみると、膝下の2本の骨の歪みによって、膝の角度に変化が起きて、股関節や骨盤に影響してゆく事により、骨盤が歪んだりする事もあるだろうと言うこともあります。

 膝から→股関節→骨盤

 骨盤から→股関節→膝。

相互に影響し合う事を踏まえつつ、今回のお話の『スネの2本の骨の調整の世界』をお伝えしますね。

 スネにある2本の骨。

f:id:nicopi3104:20210418161322j:image

これは以前お伝えしましたね。

このスネの骨と骨の間に筋肉があるのですが、筋肉が疲労してパンパンに張ってくると…

f:id:nicopi3104:20210418162021j:image

赤色の部分は疲労してパンパンに張ってしまった筋肉です。 ここが2本の骨を外に押し広げてしまうと、スネの骨の2本に歪みが出て、膝関節の面が水平ではなくなってしまいます。。。

 これは骨の変形ではなく 位置が変化しているだけの『変位』と言えます。

 膝が変形してると言われている方も、今回の調整法をコツコツと続けてゆき、位置を正してゆけば関節面の水平が作られるようになれば、膝の軟骨への負担も減ります。

(膝の軟骨のお話は次回にしましょうね)

正座したり、しゃがんでもスネの骨は広がります。 しかし柔軟さがあるから自然に元の位置に戻るのです。

 でも とても疲れていたり、日頃からあまり動かさない方は完全に戻りきれない状態が継続して、少しずつ変位を強めてしまうのでしょう。。

 

 では変位を正しましょう。。

スネの骨の調整法です。

 骨と骨の間にある筋肉を挟み込むようにほぐします。

f:id:nicopi3104:20210418163152j:image

 スネ側とふくらはぎ側より中心に向かって圧力をかけます。。

 手でぐりぐりしても良いですし、挟んだまま、足首を動かしても良いですね。(^-^)/

 このようにスネの筋肉を緩めたなら、今度は骨と骨を挟み込んで挟み圧をかけて正してゆきます。

f:id:nicopi3104:20210418163511j:image

両手のひらで骨と骨を『把握』するように挟み込んで、中心へ 軽く圧をかけます。

f:id:nicopi3104:20210418163642j:image

これは骨の調整法ですが、同時に骨による、深部の筋肉をほぐすマッサージにもなっています。

 手のひらで圧をかけたら、圧を一定に保ちつつ、足首を自由に動かしてみてください。

 骨がじわじわと動くような反応を体感出来ると思います。(^-^)/

  こうしていると、膝下の土台が調う訳です。 膝の上にある世界は下に準じてバランスを取ると言う一面もありますから、膝関節が調ってきますし、股関節、骨盤にも良い影響があるでしょう。

 

 次回は膝の軟骨の調整法をお伝えしますね。

膝の軟骨は時間がかかりますが、ちゃんと復活しますからね。

 復活する為の条件を調えてあげれば良いのです。 それは次回に…

 

 スネの筋肉と2本の骨の世界はいかがでしたか?(*^^*)