健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

手入れ。 手当て。そして手技へ。


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腹式呼吸を行う時に、お腹に 手を当ててみましょう。

手のひらから 指まで全体を、お腹に当てるのです。

 

手のひらの真ん中をおへそに当てながら腹式呼吸をします。

 

少し 圧す(おす)力を入れると良いでしょう。

(一定圧で行ってみて下さい。)

 

ゆっくりと腹式呼吸をしてゆきます。。

 

《吐ききるサポートを手がしてくれます。》

 

これを行っていると おばあちゃん おじいちゃん達も 肺活量が増えます。

 

吐ききる時に、最後の一絞り(搾り?)を 手のひらがあればサポート出来るわけです。

 

テレビを観ながら出来ますよ(^-^)/

 

寝たきりにあっても出来ますよ♪

 

そして、この 『手をあてる事』手の訓練の始まりです。

 

これまで ほとんど手を使うお話をしてきませんでした。

 

じっと静かに 呼吸と共に 体の声を聴く事が1番大切だと思うので、手はあえて後回しにしてきました。

 

いよいよ手の出番です。

 

手入れする事。

手当てする事。

それは反射的に 産まれてからずっと行ってきたことであります。。

 

私達は 何かあれば 痛いところを押さえたり、痒いところを掻いたり、撫でたり、擦ったりします。

 

これは 調子が悪い所を 調子良くする為の 大事な健康法です。

 

手当ての素晴らしさは次回にお話します。

 

今回は、まず手のひらをお臍(へそ)に当てて 腹式呼吸をしてゆきましょう。

 

ねらいは、吐ききる時のサポートをする事です。

 

手のひらで圧していると、いつもよりも吐ききれると思います。

いつもよりも吐ききれるのであれば、吸える量も増えるという事です。

 

圧してると 呼吸筋が鍛えられます。

レーニングにもなりますよ。

 

手のひらで、お腹をマッサージしたり 指圧したりと、様々な状況に応じて手技を使いこなせてゆけるようになりましょう。

 

最初の1歩は、お臍に手のひらを添えて、

少し圧しながら 腹式呼吸をゆっくりと行います。

 

吐ききる時に 圧を少し強めても良いかも知れません。

(無理なく 心地良く感じる範囲で行いましょうね。)

 

次回は 『手の素晴らしさ』 をお伝え致します。

 

自らの手を 大好きになってくれますように。。