健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

充血と鼻づまり。 頭の減圧をかけて鼻の通りを良くしましょう♪

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 副鼻腔。

以前に鼻の副鼻腔は『空気で脳を冷やしている』お話をしました。

副鼻腔という大きな空洞があると、空気に触れる表面積を多くする事になります。表面積にたくさんの血管があるので、血液を空気が冷やしてくれて、脳がオーバーヒートしてしまうのを防いでくれます。


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 鼻づまり。

鼻水が出ないのに鼻づまりになっている方を多く見てきました。

風邪を引いてないのに、慢性的に鼻がつまっている方もおられますし、たまに、鼻の通りが悪くなる事もあるでしょう。

 いつも片方だけつまり気味だったり・・

 

 これまでお伝えしてきた話を踏まえていると、原因のいくつかと解決の方法が見えてくると思います。

 

 頭の充血、うっ血、内圧の上昇で鼻づまりになる事が多いです。

 別に鼻に炎症が起きていなくても、炎症を起こしている時と同じように副鼻腔が狭くなっちゃうの。。

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副鼻腔が充血してくると空洞は狭くなります。

空洞が狭くなると鼻から空気を吸えなくなってしまいます。

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副鼻腔が閉じてしまうのです。

 

 こんな鼻づまりを解決するためには、後頭部を緩めて血流を促して 『頭の減圧』を行いましょう。

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後頭部を指圧して首と肩の血流を調えます。

肩甲骨を動かして肩凝りを解消しましょう。

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肩が凝ると頭の充血が進行します。

充血は頭の内圧上昇になります。

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頭を支えている首も結構凝っているものです。

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後頭部のツボ『天柱』は万能な効能があります。

目、耳、鼻と関係し合っています。

とりあえず圧しておきましょう♪


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副鼻腔の辺りをじわっと指圧したり、軽くもみもみしてあげると充血は散って空洞が開き始めますよ♪


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充血が散ると空洞が広くなって鼻の通りが回復します。

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空気が頭を冷やしていてくれるのですから、鼻の通りをいつも良くしておきたいです。

鼻づまりは気持ち悪いけど、口から吸っていれは空気に困ること無いから別に良いや…

と放置している方も、脳の為に鼻の通りが良くなるように励んでみましょう。

 

いつも片方がつまる方、体の血流も流れやすい所と流れにくい所があったりします。

また左右同じように使えてもいません。

脳の働きだって、右左で使い込みに差があったり、あるいはあまり使えていなかったり・・

そんなわけで、副鼻腔もいつもつまりやすいところが出ても仕方ないと思います。

 大切なことは、自分の体のクセを知って把握できていて、そこに調整がかけることが出来ることでしょう。

 これが出来るか出来ないか?が長い目で見てとてつもなく大きな健康上の差になるように思うのです。

 

 寒暖差でも鼻づまりになります。。

気がついたら後頭部を緩めて、副鼻腔辺りをマッサージしてみて下さい。

お体の調整が上手くなると楽しくなりますよ♪

 

竹笛の法則が見えてきました!!!

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 今回は竹笛のお話です。

前回は伝説の登山道を登りました。

厳しい中にたくさんの学びをいただいた登山でした。

 その後、お休みの日に竹笛作りをしたのです。

そしたら…

何と

 これまで失敗続きだったキーの竹笛上手く出来上がりました(^ω^)/

 私的には物凄い事なので、ブログにします♪

 

これまで何年もかけてキー『C』の竹笛を作って練習してきました。

 このキーの笛を作るのに膨大な失敗を繰り返して来ました。

 少しずつ出来るようになってきています♪

 

 最近、神社で使っている笛(市販の木製笛)を市販品の木製ではない『竹で竹笛を作ってみよう』という事になり、作ってみる事にしました。

 神社の笛は『キーB』でした。

キーCより少し低い音(1音低い)です。

 

 低い音で作るには、竹の内径が少し太め、穴の感覚が少し広めに作ります。

 

 そうは言っても…

僅かな穴の位置加減で音が高過ぎたりして、修正不能に陥り失敗する訳です。( ;∀;)/

 

キーCで長くかかってきたのですから、新たなキーとなると… 再び長い道のりをゆくのかなあ…

と気が遠くなっていました。

 

《 登山に行った後の事 》

 B管を作るのにはちょっと太い竹を何気なく作ってみたら、そこそこ良い感じのB管が出来たのです!!

やった~(*^^*)/

 嬉しくて嬉しくて…

 失敗続きのキーBが突然上手く行くとは、思ってもいなかっただけに…

 登山行ったから、山の神様から竹笛をプレゼントで授かったのだなあと思いました。

 

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一番下の子がキーCです。

一つ上がキーBです。

2つを並べると…

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何か規則正しいような、穴の配置が見えてきました。

 この勢いで太めの長めの竹に、法則のように見える線に沿って穴を開けてみたら…

 

 何とさらに1音下のキーのA管が一発合格で出来たのです♪♪♪

 こんなに上手く出来るとは思っていなかったので、感激が溢れています。

 

 その後、同じようにB管を作ってみたのですが失敗しました。

 

 やはり自然なもの・・

人間の計算通りには行かない。

その計算通りにはいかない所が自然の素晴らしさであると思います。

 内径の真円具合、反りや内径、肉厚、穴の位置と形と大きさ…

 それぞれ計算しきれないのです。

 

 私たちのこのお体も、自然の集大成であります。

どこか計算外の奇跡のような生命力とバランスで健康への道のりが成り立っているのだと思います。

 

 竹笛を作りながら健康と体と心と照らし合わせていたり、竹笛を吹きながら呼吸と心と体を調えたりして楽しみをしみじみ味わっています。

 こんな事をしている時がとても幸せです♪

 

 (*^^*)/

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説の登山道を求めて。。 全身全霊の登頂です( ;∀;)/

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 この山のてっぺんに祠があります。

3月5日のブログ『登山に行くのだ』の回で登った本富岳です。

この祠に行く為の道はとても険しくて、体力と気力が求められます。

 子供たちは小学6年生になると、この山のてっぺんに登ります。

 山頂には祠があって、里の人々の信仰の対象になっています。

9月4日のブログ『岳参り』の祠は『奥岳』と呼ばれ、里からは見えません(標高2000m) 今回の本富岳は『前岳』と呼ばれ、里から望めます。(標高1000m)

 

 今回は前岳の祠に行くのです。

子供たちと登るルートは↓

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山の裏側から尾根を通り山頂に行く道を使っています。

 今回は かつて100年前まで使われていた正面からの道(既に失われている)をゆきます。

 古文献と地図と伝えられている様々なお話しを整理して、プロの登山家の方達(里の方)と共に、伝説の道の復活を目指して登りました。

(国の機関に許可を得ています)

 
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ここへ行くには…昔の方は…


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黄色の道を登っていたそうです。

 幾度も大きな台風や大雨により、かつての道は倒木と落石で通れなくなっているから、現在の迂回ルートが『正規のルートになっています。』

様々な多くの方達の情報と経験、GPS等の文明の利器を使いこなせば、もしかしたら多少迂回しながらも正面からの道を登れるかもしれない。。

 そんな希望を持って今回の登山に挑みました。

結果…

無事に『直登完登』を達成できました ! !

(´ω`)/

 


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 道無き道をゆく。

鎌やナタで藪を切り開きながら、かつての道に想いを馳せて… 先人が登ったであろう道に想いを馳せて…

 

それにしてもキッツイです( ;∀;)/

こんなとこ登るん???

こんなとこ登れるん???

~(○◇○;)~

そんな場面が何ヵ所もありました。

 しかし前回の岳参りのリーダーさん(74才)は身軽に身をこなしながら登っていくんです。。

  

 呼吸を整えて、心を落ち着かせて、骨のバランス、筋肉の力の入れ方…

全身全霊で自然に向き合います。

『大丈夫、行ける!』集中力と把握力のバランスをとりながら、集中とリラックスをメリハリをつけていると…

 不思議と心にも体にも力が沸いてきます。

 足の置き場、手の掴まる場所。次の1手に手詰まりにならないように、2手3手先まで見抜く事。

回りをしっかり見回して状況を把握する事。

 

 日頃からストレッチして、関節の可動域を広げておいて良かった〰️(  ;∀;)/

死ぬかと思った〰️( ;∀;)/

 

そして
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藪を抜け、崖をヨジヨジよじ登り、美しい自然にうっとりして…

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そして…ついに遂に!

登頂出来ました。(´ω`)/

 

下山は来た道を下るのは滑落の危険があるので、今回の下りは『正規のルート』で下りました。

 

 今回の登山も大変勉強になりました。

どんな場面でも、どう工夫したら行けるか。

それ以上先に進むのは危険な場合の判断。

今回の登山においても、日常生活においても、『○○だから無理!』等の心や言葉を発する人は1人もいませんでした。

『 こうすれば行けるんじゃないか?』

等、の言葉や心使いが絶妙なメンバーでした。

 その心、言葉に道が開けていったのだと思います。

 

また、崖をヨジヨジよじ登る場面でも学びました。

 前の方が行く足の置き場、手の置き場…

私と体格、身長、手足の長さが違う事を踏まえていないと大変な事になります。。(私の手足が短い♪)

 自分の足場、手の掴む所。 同じ道をゆくにしても『違うんです』

 

 東洋医学と言われるマッサージや指圧、お体の調整法も、先人と同じ道を歩む様に成長させていただくにしても、自分の足場、手の掴む所は違ってくるのでしょう。

 この時代なりに、自分で登って行かなくてはならないです。

 本を読むだけでは、その足場、手の掴む所は全く身につかないでしょう。

 

 体と心と自然との対話に1日を使えたことが幸せです。

 

 今回の伝説の登山道は何回かに分けて整備しながら下りの道も行くと思います。

 

 体のコンディションを日々調えて、その日に備えておこうと思います。

何か目標や節目を作ると、ストレッチや運動なども長く続けられます。

 生涯持続可能な努力の積み重ねが大切です。

私は74才の達人についていくのがやっとですからね。(´ω`)/

 

体は嘘をつきませんから、しんどいステージに立てば、自分が良く分かります♪

 

ではまたね。(*^^*)/

 

 

腹式呼吸をして、心拍数を下げてみましょう。

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 心拍数を意識する時はどんな時ですか?

緊張したりすると『心臓がバクバク(汗)』してきて、早くて強い心拍を感じる事があります。

 運動した後は『心臓がバクバク!』してしんどいです。

 

 通常は心拍(心臓の鼓動)を体感出来ないので、手首の動脈を軽く押さえて脈を感じ取ります。

 時計を見ながら1分脈拍数を計って、一般的な心拍数としていると思います。

 

 私達の心臓の鼓動は、体の中でかなり大きく脈打っているのにその振動や音を感じ取れていません。

 今回は腹式呼吸をしながら、体と心を落ち着けていきます。

 すると…

普段感じる事の無かった心臓の鼓動を、脈打つ心臓の感覚を体感出来ます。

 

 いわゆる瞑想とか座禅で取り組まれている技法です。

それでは、はじめましょう。

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↑座る際には骨盤を立ててから行います♪

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腹式呼吸のお腹が見えやすいように手を後ろに回していますが、普段は手は足の上か、おへその下で構えたりします。

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お腹をへこませて息を吐きます。。

ゆっくりと吐きながら、吐ききる前には1秒ほど、ほとんど止めてるような感じです…(苦しくないように)、そしてからゆっくりと吸い始めます。

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やはりゆっくりと吸いながらお腹を膨らませていきます。100%吸いきる前に1秒ほど止めて…そしてから吐き始めましょう。。

 

 打ち寄せる海の波のように。。

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だんだんと体が落ち着いてきて、心も落ち着いてくる頃、心拍数を計っていると少し下がってくると思います。

 深い落ち着きに入る事が出来ると…

心臓の脈打つ鼓動が体で感じ取れるようになります。

自分の脈を感じながら(聴きながら)心臓のリズムに合わせて呼吸を調えるのはとても心地良いものです。

 

 そんな時、血圧は少し下がっていると思います。

心拍数も少し下がっています。

それでも深い呼吸をしていますから、体には酸素がいっぱいに満たされていますから、 体はぽかぽかと芯から暖かいのです。

 酸素いっぱいに満たされていますから、血液は大量に高圧で流さなくても良いものです。

 頭のスッキリ感も感じられると思います。

腹式呼吸で内蔵の血流も良くなります。

酸素がいっぱい取り込めます。

それであれば心臓が目一杯頑張らなくても良くなるので、血圧は下がる事が出来るのでしょう。

 

 普段意識は体の外側に向いていてばかりなので、体の内側に意識の眼を向ける事がありません。

 腹式呼吸をしながら意識を心臓あたりに向けて、心臓の鼓動を感じ取ろうとしていると、『鼓動を感じ取ることが出来るようになりますよ』

 最初はなんとなく感じ取れたような気がする…

というような感じです。

時々取り組んでいると、圧倒的な心臓の鼓動感に体か揺れるくらいになります。

 

 私は、この感覚になるまでに20分ほどかかります。

日頃から外側への意識が強ければ強いほど、深い落ち着きの感覚になるまでに時間がかかります。

 

  この感覚(状態)は様々な体の声を聴くベースになります。 普段聴くことのない静かな静かな体の声を聴きにいくのです♪

 深い静寂の中に浸ります。

静寂そのものを聴きに行くが如く。。

 

 腹式呼吸は心拍数を下げて、血圧も下げる事が出来ます。

それでいてぽかぽか暖かい。

この感覚を是非掴んでくださいね。

 

(*^^*)/

 

血圧のお話 ③ 腹式呼吸で血圧を下げましょう。

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 腹式呼吸をしていると血圧が下がります。

日頃から血圧が高い方は、肩で息をしている事が多いようです。そして一呼吸が浅い。。

 

 腹式呼吸をするとお腹が膨らんだり、へこんだりしますのでお腹が動いてお腹の血流が活発になります。

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↑このお腹は自然の位置です。

↓吸って膨らますとこれだけ膨らみます。
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↓吐いてへこますとこれだけへこみます。

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 この腹式呼吸でつくる血流は内蔵の血の巡りを良くしています。

また臓器の血の巡りを良くしつつ『臓器自体を動かしています』

 腹式呼吸は心臓の仕事(負担、つまり圧力)を減らしてくれています。

 

 心臓の仕事の負荷(内蔵に血液を巡らす)が減れば、血圧は下がります。

 

 腹式呼吸は酸素を積極的に沢山取り入れる事になります。

 血液中に沢山の酸素があれば、脳は少ない血流(通常血流)でも充分な活動が出来ます。

 脳が『もっと酸素を下さい』との指示を出す場面になれば(酸欠)、血液中に酸素が少ないような浅い呼吸をしていると、血流自体を増やして『質より量』の対策を心臓がしますから、血流を増大すべく血圧は高くなります。

 

 脳に酸素を充分に送れているかな?

そんな気配りをしていたいです♪

 

 腹式呼吸

・お腹をへこませて息を吐く。

・お腹を膨らませて息を吸う。

この繰り返しです。

 

 腹式呼吸は臓器を動かしてくれます。

↓緑の範囲の体積が動くのです。

臓器の血流は抜群に良くなります。
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臓器それぞれには、固有の周期とリズムがあります。

これらを調えるのに『腹式呼吸が役に立ちます。』

 

ここまで心臓の圧力のお話をしてきました。

そして心臓にはもう 一つの活動の要素があります。

それは『心拍数』です。

 

 血圧と心拍数はバランスをとっています。

この心拍数について次回お伝えしますね。

 腹式呼吸をして充分な酸素を取り込めている事、そして血流をつくるポンプの仕事をお腹がしてくれている方は、 心拍数も少なく、血圧も高過ぎず、低すぎず。 の安定感ある心臓の活動でいられるようですよ♪

 そのあたり詳しく次回にお伝えしましょう(*^^*)/

 

 

 

 

 

 

 

 

血圧のお話② 補助ポンプの発動♪ 実験して実感しましょう。

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 血液を心臓より上にある頭に送り続ける心臓。

下から上に血液を『投げ飛ばす』如く、圧力と瞬発力と持久力で頑張っています。

 

 前回には、片手を挙げてグーパーしてみる実験を行いました。

 実験により、上に挙げている手が疲労して動かなく事が体感出来たと思います。

 上に挙げている手は『頭』と置き換えて血圧について考えてみました。

 

 今回も実験をします。

血液を送る『補助ポンプを発動してみましょう』

 

 《 肩甲骨は血液を送るポンプである 》

この事を実験して実感してみましょう。

前回と同様に片手を挙げて、グーパーを繰り返します。

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1分も経つと上に挙げている手がキツくなって動かせなくなってくると思います。

下の手はまだまだ動かし続ける事が出来る状態にあると思います。

脳は上に挙げている手の世界だと考えて、手と頭の置かれている状況を重ね合わせて考えました。

 それは心臓の血圧への理解へと繋がります。

 

今回は、いつも頑張っている心臓を助けたいと思います。

 以前に心臓が『6個ある』とお伝えしたことを思い出して下さい。

 今回は肩甲骨の出番です。

そして『肩甲骨からが腕である』とお伝えしたことも思い出しましょう。

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 この2つのキーワードを使って補助ポンプの実験を始めましょう♪

 

さて、上に挙げて動かしている手はどうなるでしょうか?

 《 実験 ・ 肩甲骨が補助ポンプ 》

腕が動かなくなった所から、補助ポンプである『肩甲骨をぐりぐり動かします』

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両方の肩甲骨を『後ろへ引き寄せて下へ、そしてから外側から前方に送る』ような動きを意識して、片手は上に挙げたままぐりぐり、ぐりぐり『回しましょう♪』

 するとどうでしょう?

上に挙げていて、動かなくなっていた『手が再び動くようになってきます』

両方の肩甲骨を寄せるようにするのは『血液の充填』にあたります。

肩甲骨を寄せたら下へ、そしてから外から前に送るのが『血液を送り出す』場面にあたります。

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寄せて~

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送り出す~

グーパーを続けながらやってみて下さい。

すると再びグーパーが出来るようになると思います。

 この時、上に挙げている手に 『血が回ってきてくれる感覚、じわ~って温かく感じる』ように体感出来たら素晴らしいです♪(*^^*)

 

 補助ポンプの発動により血液は上に上がるようになりました。血液の不足が解消して、運動に必要な酸素や栄養が送り届けられるようになるのです。

 

 この『手の感じを頭に置き換えて』みます。

勉強や何だかんだと、脳は仕事していて『上に挙げている手のように酸欠になっているかもしれないです』酸欠ゆえに…

もっと酸素を下さいと脳から全器官に指令が出るとして…

呼吸に変化無し。血液中の酸素が増やせなければ…

血圧を上げて血流の増大を心臓が行わなくてはならなくなる…

その様に考えています。

この考えを確信持てるようにしてくれたのがこの『補助ポンプの実験です』

是非実感してみましょう。

 

 普段から時々、肩甲骨をぐりぐり動かしています。

肩が凝らないように?

肩が凝ったから動かしているのかと言えば…

いえいえ、肩がこる前から動かすのですよ。

頭に酸素をたっぷり含んだ血液を送るために、 深呼吸もするのですよ♪

 

 今回の実験中も 『大きめな腹式呼吸』をしてみましょう。

 手の復活が早まります。

そして手に血液が回ってくる暖かさを更に強く実感出来ると思いますよ♪

 

 体はウソをつきません。

心臓の世界、頭の世界を腕に置き換えて体感してみましょう♪

 呼吸の大切さと肩甲骨の大切さが分かると思います。

(*^^*)/

血圧のお話。 心臓より上にある『頭』の世界。

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 血圧が高いと、何かと叱られます。(´ω`;)

血圧はなぜ高くなるのでしょう。。

私は血圧はある程度高くて良いと思っています。

その根拠は、『脳を守るため』に血圧が高くなると考えているからです。

 その考えは『実験に基づく体験』から構築してきました。

 その実験は誰でも簡単に出来ますから、今回お伝えします。

 《 脳(頭)は心臓より上にあるという事 》

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片手を上に上げましょう。

もう片方は下に構えて下さい。

写真の様に構えたら『両手をグー。パー。グー。パー。』と同時に握ったり開いたりを繰り返しましょう。

しんどいと思いますが1分程行います。

するとどうでしょう?

私は 上に挙げている方の手が、先にしんどくなって動かなくなります。

 左右入れ換えて行ってみても 上に挙げている方の手が動かなくなります。

 『ここに血圧を考える世界があると思います』

 

上に挙げている手は脳を表現しています。

心臓より上の世界と、心臓より下の世界はどの様な物なのか…

 その2つの世界は手のひらをグーパーしていると体験出来ると考えます。

 上の手は何故動かなくなるのでしょう?

それは血液が上まで上がる必要があるけれど『運動に必要とされる量』がなかなか上がって来れないから『酸欠』となって動かなくなってくるのでしょう。

下の手はいつまでも動かせると思います。

それは心臓より下にあるために、重力によって血液は ほっといても下に下がってきます。。

それゆえに酸欠になりにくいのです。

 

上の手を『脳に置き換えます』

心臓より上にあるという意味で、上の手と脳を同じに見て良いと思います。

 

 脳はいつも活動しています。

脳は活動に必要なエネルギーとなる酸素と糖分を要求しています。

 

 《 心臓は頭に向かって血液を飛ばしている 》

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私を心臓に例えます。

手に握っている物(貝殻)は、血液(赤血球)に置き換えてみてください。

上にある頭に向かって血液を流すためには…

流すというよりも、『投げ飛ばす!』という位でないと上に物を送れません。

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ドンッ!! ドンッ!! と脈を打つのは、心臓より上にある脳に血液を勢いをつけて投げ飛ばしている。

 その様に理解しています。

・脳が酸欠になれば『もっと酸素を送って下さい。』と指令がでます。

『血液がドロドロだとか、血流が悪ければ』

どんどん勢い良く血液を送り込んで、『大量の血液の量で賄わなくてはならなくなります』

 質より量になれば、うっ血、充血、高血圧に陥るでしょう。

そして同様に…

・脳が糖欠になれば『もっと糖を送って下さい。』

と指令が出ます。

『血液がドロドロだとか、血流が悪ければ』

どんどん血液を送り込んで、『量で賄わなくてはならなくなります』

質より量になれば、うっ血、充血、高血圧に陥るでしょう。

 

高血圧と高血糖の方は、両方セットになっている方が多いものです。

 

一般的に 高血圧は血管が破れたりする危険が

あるため、高血圧を危険視してすぐに血圧を下げる取り組みに入ります。

  

 ここで一知恵使うと…

 

・脳に酸素を送る取り組みをすれば良いです。

・脳に糖分を送る取り組みをすれば良いです。

・心臓より下に頭を持って来ると良いです。

・そして血液をさらさらにしたら良いです。

・さらに血流を良くしたら良いです。

 

以上で血圧が必要以上に上がる事はなくなるでしょう。

心臓より下に頭を持ってくると、重力で勝手に血液は頭におりてきます。

 高血圧要らずです(´ω`)/

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心臓より下に頭かあると心臓が頑張らなくても血液は頭に流れます。

ボールを上に投げるより、下に転がした方が楽でしょう。

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前屈が出来なくたって心臓より下へ頭を持ってくることは出来ます。

 

イスに座っても頭を下げれは良いでしょう。

 

頭に血液を送る心臓の大変さを、手を使って体感しておきましょう。

時々行っていると『血液のドロドロ、さらさら具合が分かる様になりますよ』

この辺りは次回に掘り下げますね(*^^*)/