健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

鼻呼吸で『脳を冷やしましょう』 空冷式エンジンのように。 。

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 鼻から吸い込んだ空気は、脳を冷やす 仕事をしています。

 鼻から入った空気は、すぐに喉から肺への最短ルートにしないで、上方へわざわざ遠回りしてから喉から肺へと向かっています。

 なにゆえに遠回りしているのかを考えると、その一つに『脳を空気で冷やす』仕事があります。

 

 鼻づまりになると、頭が『ぼー( ゜o゜)』として、集中力が保てなくなったり、頭痛になったり、体全体が発熱気味になったりと、不調の数々を体験します。

 少なくとも、鼻づまりで『快調を感じる方はいないと思います』

 

 《 脳は冷やす必要がある 》

脳は活動していると発熱します。

適切に冷却をしないと『オーバーヒート』してしまいます。

 私たちの体には、活動に寄り発熱した脳を適切に冷やす為の仕組みが2つ備わっています。

 

 ① 血液で冷やす 。 。

血行が良くなると、体は暖まります。であれば血流により『脳を冷やす』ってどういう事なのかというと、『過剰な熱を血液が引き取って、散らして運び去ってくれる』 という解釈をしています。 

 血液が脳の過剰な熱を抜き去ってゆくイメージです。

 そして冷えている箇所には、熱を与えて暖めてくれます。

 血流が悪くなった脳や、各器官は、オーバーヒートが進行するか、どんどん冷えてしまう貧血が進行するか…いづれにせよ、体調は悪くなります。

血液は血流によって暖めてくれるし、冷やしてもいるという事です。

 (ちょうど良い所に収まる、自然な自動調整機能♪)

 

② 空気で冷やす。

今回の本題です。

鼻から入った空気は上方へ遠回りしています。

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 鼻から入った空気は脳の前面、下部を冷却しています。

 鼻から入った空気は、脳のより広い範囲を冷やすために、空間面積が広く、ヒダヒダの様にシワ寄せしているように入り込んでいます。(副鼻腔)↓

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断面で見るとたくさんの部屋があるような構造をしています。

 それだけ脳が空気に熱を受け取ってもらえる面積を稼いでいるのでしょう。

 正面から見てみると↓

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 青い部分は空気の気流をイメージしてみました。

対流が起きて、空気全体が熱を引き取るチャンスが増えます。

 鼻呼吸の一呼吸にこんなイメージを持って吸い込んでいます。

 すると不思議と、脳に清涼感が感じられるから不思議なものです 。 。 (⌒‐⌒)/

 

鼻呼吸は脳を冷やす

脳がオーバーヒートしないように鼻呼吸を大切にしましょう。頭に清涼感を実感出来ます。

 

ここから余談です♪

 《 バイクや車のエンジンに似ている体 》

 

 バイクのエンジンや車のエンジン(内燃機関)は主に2つの冷却方法で、エンジンが燃え尽きてしまわないように冷却しています。

・空冷式

・水冷式

空気でエンジンを冷やしたり、水を循環させて冷やしたりしているのですが、お体の脳の冷却の仕組みにとても良く似ています。

空冷式エンジン↓
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エンジン内で連続して爆発するので、エンジンは高温になります。

高温になりすぎない様に、エンジンには『フィン』というヒダヒダが作られていて、エンジン自体の表面積を広くしています。(脳もおなじ♪)

此のヒダヒダに走行風が当たって、エンジンを冷やす仕組みです♪

 体(脳)の冷却システムをイメージしながら鼻呼吸してみて下さいませ 。 。

 

 鼻で空気を吸いたくなりますから(>.<)y-~

 

ね♪