健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

鎖骨のねじれを矯正しましょう。。

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 鎖骨のリングのお話です。

これまで『角度』についてお伝えしてきました。

 寝る角度で悪い猫背になり、様々な障害の元になるという事です。

 また、角度が起きてくれば姿勢は正されて不調が改善します。

 

 今回は鎖骨のリングの『捩れ(よじれ)、捻れ(ねじれ)』についてお伝えしますね。


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↑鎖骨のよじれを示しています。これだとどう捩れているのかハッキリと判らないと思いますので、↓の写真と比べてみましょう。

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↑これが正常です。 

鎖骨は捩れる関節です。大きくよじれてくれないお体も不調をきたします。。

 問題なのは、捩れたまま元に戻らない状態です。 この時、四十肩とか五十肩等のトラブルを指摘されている方が多いです。

 

 この鎖骨のよじれを矯正する方法があります。

 その方法は、四つん這いの鎖骨のリングを起こす体操をしながら、『肘の位置を正す』事により成し遂げられます。(>.<)y-~

 

 鎖骨を意識して、よじれを正そうとしても なかなか難しいでしょう。(^-^;

 

そこで使うのが『肘』です。

四つん這いになり、第一胸椎を中心として前後左右の方向の『左右』をみてみます。

この左右は『肩甲骨から腕』ですね。

この腕の一番遠い所は肘となります。

体の中心から一番遠い所を動かすと『最小限の力で最大の効果を得る』事が出来るのです。

 鎖骨がよじれている方は、まずは『鎖骨のリングを起こす』事に努めましょう♪

 つまり、第一胸椎に前後左右からの均等圧力をかけて動くように弛めます。

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 弛みだすと鎖骨のリングが起き上がるように動きはじめます。

 

 鎖骨が捩れている方は、この時の肘の位置が左右違えています。

 その位置は、捩れ方により様々であります。

そこで『肘の出番』です(>.<)y-~

 四つん這いで体を下げきった所で、肘の発動です。

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 肘を動かして左右の位置を合わせてゆきましょう♪

 肘を動かすと、鎖骨を動かそうとしなくても、鎖骨は動き出しますよ。

 既にかなり強度の変形などに陥っている方も、再び良き姿勢に変形していきましょうよ♪ 悪い方向に変形できるのだから反対にも変形できるんです ! ( ̄^ ̄)/

 良い方向にこれまで力が加わったり、持続しなかったから良くなる事がなかったのです。

 

 肘の位置を左右揃えるようにするには目指す基準が必要になります。

 基準は上記の写真のように 『綺麗な十字』 を目指しますよ。

  四つん這いになり、鎖骨のリングを起こす体操をしてから、肘の位置(方向)を確認しましょう。肘の位置、或いは肘の向き(方向)が左右で違う場合には、肘の位置を動かして左右を調えると、鎖骨の捩れを解消する事が出来ます。

 合わせて手の位置も確認してみて下さい。

鎖骨のよじれが大きい方は、手の位置も互い違いが楽な位置になります。

 手の位置も左右で揃えるように、意識します。

 このように『肘を上手く利用すれば』動かしにくい鎖骨は動かせる事になりますよ。

 

 その日の歪みは、その日のうちに解消しましょうね♪

 (^-^)/