体の重たさ 《 体編 》
前回は『心編』をお伝えしました。
心が重くなると、体も心も、身の回りも『不調に陥ってしまう』お話でした。
心の重さが、ある一定の『質と量』を満たした時に、実際の世界や体的に何かが起きてしまうんじゃないのかな・・・
そんなお話でした。
心も体も軽やかな方が良いです(^-^)/
今回は肉体に感じる重たさのお話をお伝えします。
多くの方は『体重計』に乗って、体重を量ります。
1キロ増えた・・
1キロ減った・・
等、色々と一喜一憂されています。
体重が100キロの方でも、朝から『体が軽い!軽い!』って元気に過ごす方もいれば、
体重が40キロの方でも、朝から『体が重たい…、重たい…』としんどそうに過ごす方もおられます。
仮に身長が同じで体重が同じ方であったとしても重たく生活する方がいれば、軽やかに生きる方もおられるわけです。。
筋肉質や脂肪体型などの違いはありますが、
ここで今回お伝えしたいのは 『自分自身、体を軽く感じるか、重たく感じるか…』
ここに着目していきます。
《 体を重く感じる… 》
体調不良の時、体がめっちゃ軽い!って感じる人はいないと思います。
体調不良の時は、体が重たく感じる事でしょう。。
体重計で計ることの出来ない重たさと軽さがあります。
体に不調がある時に、体の動かし方を工夫する(体操)や食事(空気、水、塩)+(ご飯達)の工夫をしてみると、『体を軽く感じる世界』に入ることが出来ます。(●´ω`●)
体を軽く感じている時、『不調は消えてゆきます』
健康を学び、実践するのだから、軽さを感じ取る事、重たさを感じ取る事は大事な感覚です。 日々確認して、実感することが訓練なのです。
重たさを感じたら、どうすれば『軽くなるのか』を色々と思い当たる事で実践して、自らのお体で確認するのです。
体は嘘をつきませんからね。。。
中には
『わからない・・・』
そうおっしゃられる方もおられますが。
それはありませんから。(*^^*)
・・・ような気がする。。
なんて時も、気のせいではありませんよ。
実際にそのように感じることが『ある』わけです。
自分自身の感覚をもっと信じて、体の声、心の声に耳(感覚)を傾けましょうね。。
さて、体の重たさの原因となる事って、たくさんありますから少しずつお伝えします。
今回は『固さ』と『酸欠気味』の2つをお伝えします。
動きが固いものを動かす時って、『力が必要』でしょ? つまり関節周囲等が固くなっている方や、可動域の狭くなっている箇所を動かす際には『余計に力が必要となる』ので、体は重く感じますし、余計な力を無意識に消耗しているだけに『すぐに疲労します』
サイドブレーキをかけたまま、アクセルを踏み込む車の様なものです。
固いというだけでロスが大きい。。
毎日1回は、各関節の可動域を全部、大きくゆっくりと力を抜いて動かしておく事。。
そこからのストレッチはとても有効です。
柔らかく軽く動く体にしておくことは、大事な体の調整法となります。
動かしていない所は動かなくなってゆきますからね。。
そして、
腹式呼吸でお腹を動かしましょう。
腹式呼吸を日頃から行っていない方は、やり始めにはお腹に固さを感じます。
何度も繰り返し、お腹を動かしていると、だんだんお腹が動くようになって柔らかくなって、お腹の動きも軽く感じるようになります。。
内臓を他動的に運動させておく、腹式呼吸です。
そして腹式呼吸で連動してくるのが『酸欠気味』の解消です。
これまでお伝えしてきた事を振り返って見てくださいね。
体重計に一喜一憂したり、右往左往したりしないで、今の体重のままで『体の軽さを作る』事。 軽く感じる体は元気への道へと繋がっていますから。。
《 体を軽く感じる為に、体の各部を全て大きくゆっくりと力を抜いて動かしておく事 》
《 腹式呼吸をして内臓を動かして、酸素をチャージする事 》
その上で、水分は充分かな?とか塩分は適切かな? とかの確認をしてゆきます。
日頃からお体の調整をする。
体の使い方を学び、歳を重ねるごとに上手に体と心を使いこなせるようになってゆく。
体操と運動を日常に取り込み、ストレスを解消しながら過ごす。
過度のストレスは必要ない事なのですから、避ける。
しかし適度なストレスは自らを進化成長させてくれる刺激となります。
長期的には、体の組成を変更してゆくのは有意義です(脂肪質から筋肉質への変更)。
自分の体の重たさと、軽さを感じ取る事が、体重計に乗るよりも大切な事だと想います。
血圧も心拍数も、自分自身で大まかに感じ取れるものなのです。
その訓練には『腹式呼吸』が入り口であり、また極意なのです。
お体にも『深いおちつき、あたたかさ、軽やかさ』を実感しながら生きてゆきましょうね。。(●´ω`●)/