健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

口の呼吸で、力のコントロール。


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鼻呼吸は 脳を助けます。

筋肉の運動が多い時は、口呼吸が良いです。

双方に特徴があるので、 場面に応じて使いこなせるようになりましょう。 (^-^)/

 

筋肉の運動が多い 家事、仕事の時は 口呼吸が適しています。(主に腹式呼吸)

デスクワークなどでは 鼻呼吸で脳を冷やしながら 酸素に満たされていてください。

(主に腹式呼吸)

お買い物や 歩いている時などは 鼻から吸って、口から吐いているとバランスが良いです。 (主に腹式呼吸)

 

ではなぜ 口から吐く事が 筋肉運動時に良いのかというと。。

それは、

《口呼吸で力のコントロールが出来る》 という事があるからなのです。

 

運動をしている方は、自然に身に付いている事なのですが、あまりに自然すぎて 意識から外れている事も あるかもしれないので確認しておきましょう。

 

息をはく時の『口のすぼめ具合』と『息をはき出す強さ』が力の出力のコントロールに関係しています。

 

息を吸いながら強い力は出せません。

試せる方はお試し下さい。。f(^_^)

 

 

下腹部の『丹田』を凹ませながら息をはく。

口から『 フゥー』とはきながら

丹田にグッと力を込める(腹筋に力が入る)

そのタイミングと同時に息をとめる。

この時が一番力が出せる時になります。

ベッドから起き上がったり、

椅子から立ち上がるのが困難な方は、

この呼吸を練習してみて下さい。

 

起き上がる時に『呼吸を合わせて』グッと起き上がれるようになってきます。

 

自分の思い通りに体が動かせないと 悩む時に、自分と体との『息のあった』タイミングを練習します。

 

体が自分の都合に合わない(思い通りにならない)と、嘆かないで。。

自分の方から 体の都合に合わせてゆく事で 少しずつタイミングが合ってくるのです。

『息の合った自分と体』にしてゆくのは、やはり呼吸法からなのです。

 

最小限の力を最大限に生かす技。

呼吸法と体の上手な使い方に その答えがあります。

 

一般的には、洗濯干しや、布団の上げ下げの時に、腹式呼吸を軸に  口呼吸や鼻呼吸、あるいは 鼻から吸って口から吐く、などを 組み合わせたりしてみて下さい。 

きっと楽に乗り切れます。

『酸素を消費しながら体を使っている』という意識を常に携えて置くと呼吸法は的を得てきます。

常に 多めに酸素を供給する気持ちで。。

酸素不足になって しんどくならないように。

 

脳が頑張るとき、脳を休ませたい時に鼻呼吸。。

体を使って頑張る時は 口呼吸。。

 

そんな風に覚えておきましょう。

 

 

 

 

『背のび』のコツです。

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『腕を真っ直ぐ上に挙げて、 肩甲骨と肋骨を真上に伸ばし続ける』

これが 背のびのコツです。 呼吸法と共に 息を止めないで、両腕・肩甲骨と肋骨を 真上に伸ばしてゆきましょう。

(両腕は耳の横が良いです。)

 

背のびの時に、息を止めちゃうと『酸欠』 になっちゃいますよ。

「ん゛~っ!」って 息を止めて背のびするのは ひとまず横へおいておきましょうね。

 

あと、『背のび』の時に 後ろに反らしているのをよく見ます。

これは 背中は伸びていなくて、緊張して縮めていますし、伸ばしているのが 背中ではなく腹伸ばしになっています。

 

これは『上体反らし』と言う事になりますから、『背のび』とは分けておき、それぞれの狙いを明確に使い分けるべきだと 思います。

 

《ねらい》

・内臓のストレッチをする。

・内臓を持ち上げる。

腹式呼吸や 胸式の深呼吸と、背のびを組み合わせる事によって、肋骨の中の臓器や腹部の臓器は持ち上がり、ストレッチが出来ます。

重力により、可能な限り下がりきってしまっているであろう内臓を 持ち上げる事で、下腹部の子宮・ 腸・ 膀胱などが、上から圧迫され続けている状態から解放してあげるのです。(^-^)/

 

解放される時は、下腹部が気持ちいいですよ。 

きっと内臓は元気になると思います。

私だと 背のびを始めて、2、3回の呼吸の後にゆっくりと内臓が持ち上がってくる感じです。   ( 腹筋と背筋の内側の、きっと腹膜なのでしょう。そこが 「ずるっ ずるっ」と 動く感じがあります。)

内臓の反応は 伸ばし始めてから、後からついてくる感覚です。

立っての姿勢で行っても、座っても、寝てても出来ます。

両腕が挙げられない方は 手を下ろしていても背のびは出来ます。

手は下ろしたまま、肩甲骨と肋骨を 持ち上げる感じで伸ばしてゆく事で、効果を得られますので、寝たきりの状態である方は、練習してみて下さい。

きっと良い事があります。。。

 

次に、

・背骨の歪みを正す。

・骨と骨のつまり感を抜く。

これは 上記の背のびで 効果を得られます。

伸ばしてゆく時のコツは、 肩の力で持ち上げるのではなく 、肩甲骨と肋骨を上に 上に 上げてゆく感覚です。

肩に力が入りすぎると、肩がコリますよ。f(^_^)

 

 

・骨盤の歪みの調整。

・角度の調整 骨格のニュートラルを求める。

これは 立った姿勢で行うのが一番効果的です。

しっかりと調整をかけるやり方と、その仕組みについては 後に『骨盤』のお話をお伝えする時に、詳しく説明させて下さい。

 

ひとまず、立って 気持ち良く背のびをする事で、骨盤の歪みの調整と角度の調整、ニュートラルを求める事は出来ていますから、安心して取り組んでみましょう。

 

まずは 背のびによって、

「重力の定め…下がる内臓」を持ち上げて 内臓を調える事。

そして、内臓の感覚を少しでも得られるようになる事。。

そこを重視して取り組んでみましょうね ♪

 

内臓の感覚をつかめるようになる時に、

今日の疲れた部位、頑張りすぎて調子を崩している部位が「違和感や 張り感、突っ張り感 」などで声を聴かせてくれます。

 

気になった部位が 心地よくストレッチ出来るように ここで一工夫しましょう。

例えば、上体を伸ばしたまま 横へ倒すように側面を伸ばしたり、 

あるいは捻ってみたりして下さい。

軽く痛みがあっても、『心地よさ』が同居 していれば、続けて良いと思います。

心地よさがあること・・

それが 力のさじ加減の大事なポイントです。

(痛みしかない 嫌な感じがする時は、止めておきます)

 

ある程度 背のびをしたら 少し休んで。。

 

再び 背のびをしてみて下さい。

 

先ほどの 内臓の『違和感や突っ張り感』などは、どうなりましたか?

 

消えているかも知れないですよ。。

 

消えていたならば、きっと体に良いことがあったのです。

 

体との対話を大切に、体の声を聴きたいって思うようになります。。。

体を扱う自信も出てきます。

 

今日はどんな感じがするのかな。。?

 

 

 

『呼吸法』と『背のび』を組み合わせましょう。


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『背のび』 これは 凄く偉大な基本体操。。簡単で とっても健康に効果があります。

そして とても奥が深い背のび。。

日頃から『背のび』を多用していけるようになると 体はとても楽になります。

『背のび』の もたらす世界は素晴らしいので、きっと大好きになって どんどん活用してゆかれると思います。

 

背のびって・・

内臓のストレッチが出来て、

下がっている内臓を持ち上げる事が出来て、

背骨の歪みの調整が出来て、

骨と骨の 「つまり感」を抜く事が出来て、

骨盤の角度、歪みの調整が出来て、

骨格のニュートラルを求める事が出来るのです。

背のびって・・凄いのですよ。(^-^)/

 

上記の効果が得られると、さらに。

リラックス出来て、

疲れが抜けて、

元気が出てきます。(^-^)/

 

さらに・・  と 、どんどん『健康の循環』が始まってゆくのです。。

 

そんな 背のびには コツ があります。

 

背のびをしながら『胸式の深呼吸』や『腹式呼吸』を組み合わせてみましょう。

息を止めないように伸ばし続ける。

これは   背のびのコツです。

 

コツはまだまだ沢山あります。 行い方についても、詳しくは次回にお伝えする事にいたしましょう。

 

まずは好きなようにやってみて下さい。

 

どんな体の声が聴こえるかな ?

ゆっくりと  ゆっくりと   のばしてゆく 

呼吸で調えながら。 

だんだん 体がおちついてゆく。。

 

背のびは気持ちいいですね (^-^)/

 

 

 

 

胸いっぱいに 深呼吸 。


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胸を大きく膨らまして深呼吸する 『胸式呼吸』も、健康によいものです。(^-^)/

胸が大きく膨らむことにより、肋骨を 大きく広げる事の出来る ストレッチになります。

『胸式の深呼吸』は、腹式呼吸と共に 健康にとても大切な意味を持っています。

 

肋骨を大きく膨らます事の出来る深呼吸は、肋骨を広げるストレッチになるのと共に、 『内臓のストレッチ』 になるという、とてつもなく重要な健康法なのです。

 

『内臓のストレッチ』は これからお伝えしてゆく 健康法・調整法に たびたび出て来ます。    そして  とても重要なキーワードになりますから、 『内臓のストレッチ』は覚えておいて下さい。

 

今は、「へぇー  ふーん  そーなんだ~ 」

くらいで良いです。

 

筋肉のストレッチも今後、マッサージ師の活動を通じて 実感している視点からお伝えしてゆきますが、健康上の重要度で言えば、 内臓のストレッチの方が格上であり、重要です。

 

この内臓のストレッチの存在に気が付くと、これまで行ってきた腹式呼吸によって、内臓のストレッチが既に行われている事に 気付いていただけると思います。

 

よく伸びて、やわらかくて よく動く内臓にする。。

自ら内臓調整が出来て、内臓の健康の為に、自分で出来る余地が まだまだ沢山あるという事に 喜びを感じていただけたら幸いです。

 

では 胸式の深呼吸をおこなってみましょう。

今回は手を上げたりしても、下げていても良いので、好きなように深呼吸して、胸を大きく膨らましてみましょう。(^-^)/

 

これまでを踏まえて、深呼吸は鼻で吸って、 口からはきましょうか。

 

ではでは・・

 

鼻から大きく吸って~

 

(口を少しすぼめて) 口からゆっくりはき出しましょう~

 

肋骨が膨らむ感じ、 実感出来ましたか?

では すぐに応用に入ります。

 

《背中のストレッチと、胸のストレッチ》

深呼吸の時に 頭が下を向くように、顎を引きながら、『背中に息を入れて膨らます』 

 イメージを持ち、実際に背中に息を入れていきましょう。

 

鼻から大きく吸ってみると 背中に空気が入ってくる感じ。。  掴めましたか?

 

胸に入れるときは、上を向き 顎をあげると、胸が膨らみます。

 

両方を、自在に使い分け出来るように練習してください。

 

狙いは、背中の張りやコリ、つっぱりを 背中に息を入れることで膨らまし、ストレッチを得て解消出来る事があるという事です。

たとえば 車の運転中に、背中のコリや張りが気になったならば  (下は向かないでね)  顎を引いて 背中に息を入れる深呼吸をすると、張りが解消しますよ。(^-^)/

( 私であれば プチって音がしますf(^_^) )

( どんなコリや~  f(^_^) )

 

胸に入れる深呼吸も時々行っておくと良いでしょう。

 

胸式の深呼吸は、肺や 気管支のストレッチ、胃や肝臓のストレッチにもなります。

それは 臓器の血流を調える事が出来て、臓器の運動が成されると言う事です。

ここが基本の入り口です。

 

ここから始まる応用はとても有意義ですよ。

 

 

私は 浅い胸呼吸で終始している方を多く見てきています。

そんな方に多いのが体調不良。。

体調不良に対して 自ら出来る余地がかなり沢山ありますから。。

しかも無料で・・

いつでも出来る事ですもの。。

やり過ぎもないんです。。

 

まずは基礎から楽しみましょうね  !

 

 

 

体は嘘をつかないのだ。


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       《体は嘘をつかない》

これは、私が よりどころ としてる 大切なキーワードです。

これまで 手技療法や多様な療法  体の機能の研究を学んできて、つくづく思うのです。

『 体は嘘をつかない。』

強くそう思いますし、嘘をつかない体に   学びの道を助けられてきました。

 

体は絶対的な健康を知っている。。。

だから体は 反応を間違わないのでしょう。。

健康について知らないのは私だけ・・・f(^_^)

なんて しょっちゅう反省しています。

 

なので『体に聴く』というのは、とても自然に 対話のように行っている事です。(^-^)/

 

今日も体に声をかけています。

『今日もよろしくね!』

 

いっぱい空気を吸って、1日をスタートして

 

眠るときは、『1日お疲れさまでした。ありがとう。』

と 心で声かけをしています ♪

 

声かけをしていると 体も答えてくれているようで、なんだか嬉しいです。。(^-^)/

 

 

 

 

 

 

 

体の声を聴く人になりたいの。。


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体の声を聴きたい。。

だから 聴きに行くの。。

 

耳を澄ますように 体と 心を おちつけてゆくと   少しずつ 少しずつ  感じれるようになります。。

 

『感じる』と言う事が、『聴こえる』と言う事にしておいて下さい。(^-^)/

 

痛みなどの大きな声になる前に 小さな声を受け取りながら  適切に調整をしてゆくのが 健康法の大切なコツです。

 

 腹式呼吸で 鼻呼吸をたり 口呼吸にしてみたり。

( 口呼吸は、後に 力のコントロールで説明します。 )

 

心も体も おちつく事の出来る呼吸法で、おちついてくるところが、『体の声を聴く』状態なのです。

 

小さな声は 『聴きに行く』と言う 自分にならないと『聴けないもの』ですよ。。

 

私は1日1回は、どんなに忙しくても、呼吸法から 落ち着いて、『体の声を聴く』ようにしています。

 

体の声を聴いたなら、「どうしたら良いか」

と考えるようになるものです。

 

そこで 学びたくなって、学んで、学んだことを試してみたくなるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『鼻うがい』は、優しく簡単に♪


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誰でも簡単に出来る 全然痛くない『 鼻うがい 』をお伝えします。 是非 実践して 鼻をいたわれるようになって下さい。

 

皆さんは 日頃から 喉の調子をを良くするために、また ウイルスなどに感染しないようにうがいをしていると思います。

鼻も、喉と同格に 扱ってみてほしいのです。

 

鼻うがいは まともに 水を鼻で吸い込むと 水が 鼻の奥に届く時に痛いです。

なので 苦手に思う方が多いと思います。

 

ここでは、全然痛くない、とっても簡単に出来る『鼻うがい』をお伝えしますね。

 

《とっても簡単♪ 全然痛くない鼻うがい》

・お風呂で、シャワーを出しましょう。

気持ちの良い温度にしておいてくださいね。

(お湯でも お水でも良いです。)

シャワーを直接、お顔に当てますので、勢いはやさしめがオススメです。

・では 目を閉じて 顔の正面から 優しくシャワーを当ててみましょう。

この時に 鼻の穴は下向きですから 直接お湯が鼻に入ってきて息が出来なくなる様な事は無いと思います。

・ここで『鼻呼吸』の登場です。

勇気を出して…鼻から優しく 空気を吸ってみましょう。

そして 鼻からはいてゆきます。

 

  どうでしょうか?

 

ミスト状のお湯が 僅かに鼻に入ってくる位だと思います。

鼻呼吸をしていると、僅かに水分が奥に届いてくるけど、苦しくならないし、痛くないでしょ。。

( もし 息が苦しくなれば、口呼吸をして呼吸のサポートをしてください。)

 

この方法で ミスト状になった 細かいお湯が、鼻の粘膜をお掃除して、奥まで綺麗に洗うことが出来ます。

 

(花粉もウイルスもお掃除 ♪ お掃除 ♪)

 

痛くなるようであれば、適宜 シャワーの勢いや吸う力、 はく力を調整してください。。

 

最初は、 弱く 弱く 行えば痛くならないと思います。

馴れてきたら 強めにしてみたり、色んなパターンを試みていきましょう。。

痛みも心地好く感じられるのであれば 奥までいっぱい届けたり。。

 

いろいろと試してみてください。

きっと 自分にとってベスト な鼻うがいを見いだせてゆけると思います。

 

鼻うがいの実践で、慢性的な鼻の不調が改善された方が 沢山おられますよ。。

 

簡単に取り組めますもの。

 

鼻のお掃除は、鼻呼吸を意識する方には欠かせないものとなるはずです。。

 

『鼻をほったらかしにしていられない』

そんな思いです。。

 

シャワーの鼻うがいをやっていると、 鼻の奥にお湯を入れてる感じがしないのに、喉の上からお湯がジワジワ降りてきますよ。

その味たるや・・・

 

うう。。

 

都会では 尚更 重要な調整法だと思います。

 

鼻の中を綺麗に洗う事が出来て、清涼感も得られる鼻うがいは、是非マスターしていきましょう。(^-^)/

 

      《おまけ》

鼻うがいのついでに 目をパチパチしてみたら?

目を洗う事が出来ましたよ。

目は洗っていますか?

目の汚れ、そのままにして眠っていませんか?

涙が汚れを流してくれている・・・

 

それはあまり良くない・・

積極的、能動的に体の調整を行うことで体は変わってゆきますよ。

目について、はいづれお伝えする時があります。。

目は脳の1部です。

このお話は、いづれまた・・

 

鼻うがいと、鼻呼吸。。

脳の 清涼感の、訪れとともに 脳の処理能力の向上を味わってください。。

必ず実感できます。(^-^)/