海岸に流木の『お宝』を拾いに行きました。
山から川へ流れて、海へ旅をしてきた流木です。
海から再び大地に戻ってくる流木。
波の力で砂や岩に『研磨』されて芸術に変容しています。
時々、海へ行き、芸術拾いを楽しんでいます。
竹笛を入れる袋を作る時には、この流木を『笹留め(ささどめ)』という部材に使用しています。↓
自然の作る作品は、同じものが二つと無い、唯一無二の世界です。
こんなのは『指圧棒』に使えます。
肌ざわりを良くするために、サンドペーパーでつるつるにして、蜜蝋等を塗布すると完璧でしょう♪
指圧をしたくても、体が硬くて手が届かない方には『あと少しの距離』を稼ぐ道具があるのも良いと思います。
また指に力が無かったり、指で圧すと指が痛い方も道具があると便利です。
とは言え、一番優れているのは人の指です。
・温かい、冷たいが分かる温感センサー
・硬い、柔らかいが分かる硬度センサー
・つるつる、ザラザラが分かるセンサー
・濡れている乾いているが分かるセンサー
・触って何が硬いのか凝っているのかを探るセンサー
そんな性能を備えた機械はこの世にありません。
しかし私たちの体は備えているのです。
超高性能な手指なのです。
指圧を仕事にしていても、道具もまた、使いようによっては有効だと思う事もありますから、指圧棒になりそうな流木は拾ってきます(*^^*)
私が施術で使うことはありません。
おばあちゃんやおじいちゃん達が、自分で圧したくても圧せない場合に、時々プレゼントすることもあります。
そんな時、指圧棒を作った作者は『山と川と海と砂浜と波』です。最後ちょっと手を加えたら素敵な作品の指圧棒が出来上がります。
人も生きていれば色んな事があります。
辛いことも、人や出来事での摩擦も、痛いし苦しいし、時には折れちゃう事もあるけれど…
その先には見事な芸術的な作品へと変容を遂げる流木のように、私達もそうあるのだろうと想っています。
古代の文字が刻まれたかのような流木がありました。この流木もどこかで出番がやってくると思います。
指圧棒も自然が作る方が、お肌に良く馴染みますよ♪(>.<)y-~