頭の骨は開いたり閉じたりしています。
これはわずかにです。
頭蓋骨は、ヒビのように、または、パズルのピースのようにいくつもの骨が組み合わされて完成しています。
地球の大陸のプレートと同じく、いくつかのパーツが組み合わされて丸い形をしています。
頭蓋骨がひらく時・・
どんな時に頭蓋骨は開くのでしょう。
いくつもの原因がありますが…
『気圧の変動(低気圧・高気圧)』
そして『潮の満ち干き(月の引力)』
これが外因でしょう。
内因は…
酸欠から来る『血流の増大』
脳のオーバーヒートから来る『脳の充血』
これらは 内圧の上昇をもたらします。
それ故に頭蓋骨が内側から押し広げられるが如く開くのでしょう。
頭蓋骨が開くと、多くの場合、頭痛やめまい等の不調に悩む事になるようです。
外因と内因の組み合わせにより、頭由来のトラブルが習慣になっていたりする方もおられます。
首から上の世界の不調(トラブル)を見る時に、多くの場合『頭蓋骨が開いている不調』でありました。
そんな時には、とりあえず 天柱辺りをよくほぐして、血流が整うようにと、減圧がかけられる条件を調えていきます。
その後に『頭蓋骨野締め込み』を行ないます。
《 頭蓋骨を締め込む方法 》
両手の手のひらを使います。
手の平の手首に近いところ…手根部と言います。
手根部を使い、左右から挟むように『圧をかけます』
あまり強く圧さなくても良いです。
首から後頭部にかけて、指圧とマッサージ(天柱)をしているので 頭蓋骨は素直に締まってくれますよ。
後頭部の指圧とマッサージをしないで頭蓋骨を締め込むとどうなるでしょう?
空気がパンパンに入ったボールを挟めば分かります。
反発を受けるだけです・・(;´д`)/ 全く締まらないですし、頭痛等の不調はかえって悪化したりします。
マッサージと指圧により、頭の減圧をしてから両手で締め込む調整を行います。
手根部をあてる位置は『耳の後ろです』
こめかみなど、耳よりも前を圧すと、かえって開いてしまうようです。
こめかみ(目の横)を圧したくなる時もあるでしょう。
そんな時に、こめかみはマッサージをしてあげましょう♪
耳よりも前はさするように、手の指を立てたりしながら『圧を加減して心地よい当たりにして下さいね』
そして肘の位置は、耳の横に来るように『肘を横に広げるようにします』
この位置に肘を持ってくるだけで、充分な圧がかかります。
手や腕で頑張って挟み、圧す力が要りません。
そこから上に向かって締め上げていきましょう。
下から上、 下から上がセオリーです。
上から下にするよりも、 下から上が断然仕上がりが良いのです。
下から上に締め上げてゆくイメージでいきましょうね♪
低気圧では頭蓋骨は開く方向にあるのでしょう。
そこににストレスや呼吸の浅さが『脳圧上昇』を作った場合、 暴走するように不自然に骨が開いてしまう・・
それが頭痛などの不調になるのでしょう。
とりあえず、後頭部の指圧とマッサージをして、手根部での締め込む、そしてからの下から上に締め上げる 。 。
これでざっくりと大まかな頭の不調を改善する事が出来ますよ♪
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