頭の不調のお話です。今回は『気圧由来』のお話をいたしましょう 。
低気圧になると体調不良になる事があります。
体調の変化を、天気予報のように使いこなす方々もおられるくらいです・・
気圧と体調について、今回は『気圧由来』に焦点を当てて お話をいたします。
普段から私たちは皆、空気に包まれて生きています。 海に潜れば水に包まれています 。
地上であれば、空気の海の中で暮らしているようなもの 。 。
しかも低地に暮らす私たちは深海魚のよう 。 。
そんな毎日を生きる中で、『空気に包まれて生きている感』を感じながら、実感しながら生きておられる方はどれくらいおられるのでしょう 。 。
また 生涯において、実感することなく生きた方はどれくらいおられるのでしょう 。 。
海水に水圧があるように、空気の海にも『気圧』があります。
低気圧と、高気圧、両極の世界を頭の調子に重ねてお話をしますね 。
高気圧のイメージ↓
空気は強い圧力で体を圧しています。
次に、低気圧のイメージです 。↓
低気圧であっても、空気は体を圧しているのですが、力が弱まるため、青色の矢印のようなイメージを持つことにしています。
低気圧の時は、空気をしっかりと吸う事に意識を持たないと、圧力がそれほど無いために、『酸素不足』の酸欠気味に陥ります 。
すると脳は、活動に必要な酸素が足りなくなるために、『もっと酸素を下さいな』ってメッセージを体の各器官に送ります。
呼吸に無頓着な方に於いては、酸素不足が呼吸により改善されないために、各器官は、『脳への血流の増大』をする事によって、質→量を選択して、血流の増大をして、脳の酸素を増やします。
これが高血圧の原因の一つです 。 。
血流の増大状態は、脳の充血と、内圧の上昇をもたらします 。
脳の充血、内圧上昇のイメージ↓
ここに低気圧を重ねてみましょう 。↓
充血と内圧の上昇は『歯止めがかからなくなる』ともいったら良いのか… 暴走します・・
人によっては、『頭蓋骨が開いてしまう(大袈裟に言っています)』ようになり、かなり辛い頭痛になります。
※ 開いた頭蓋骨を締め込む調整法は次回にお伝えします。
今回はお伝えする調整法は、腹式呼吸により、脳が必要とする酸素を供給する事が出来るので、充血は解消されて、脳圧が減圧して、頭の不調が改善するという事です 。
このお話が今回の核心ですよ 。
さて
高気圧だと…↓
ストレスや激しい長時間の脳の活動状態になると、やはり脳の酸素の要求は多くなります 。
高気圧では、空気に強く押し付けられるくらいですから、勝手にたくさん入って来るはずです 。
それでも『高気圧の時もアタマが痛いのじゃ』ナンテ型も沢山おられるわけです 。 。
高気圧の時は『息を吐く事』
外の圧力に負けないようにしっかりと吐く事。
これが大事です。
しっかりと吐いていないから、まだ沢山肺の空気が残ってしまっているので、次に吸おうとしても、あまり空気が入ってこない 。
空気の入れ換え量が少ないために、 『高気圧でも酸欠になります』
酸欠ゆえに充血と、内圧の上昇が起きますが、そとから頭蓋骨をグッと押さえ付けてもらえているために、低気圧ほどキツイ症状にはならないのでしょう 。
低気圧では『しっかりと吸う』
高気圧では『しっかりと吐く』
腹式呼吸を気圧の変化、自然の変化に合わせて能動的に使いこなせたらお身体を使いこなす上級者への道に入る事でしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんでも出来ることです。
今いるところで、道具もお金も力も必要としません。
簡単に体調を調える事が出来るのです 。
目の前にある空気を見ることが出来ますか?
ちゃんと空気を感じていますか?
空気に包まれて生きているのです。
この実感を持って生きていきましょうね♪
*。・+(人*´∀`)+・。*
ね♪