こころのお話が続きます。。
今回は『悪』のお話です。
悪と聞けば、良い感じはしないと思います。
でも でも…
とっても大切な事なので、今回は悪のお話をいたします。。
『私は悪である』
私は、自分自身をその様に位置付けています。
これはどういう事かというと…
誰かから『お前は悪いヤツだ!』と言われたら、私は『 そうです 』と答えます。
また誰かから『貴方はいい人ね。。』と言われた時には、私は『 そんなことないよ 』と答えます。
昔、私は良い人になりたいと思っていました。
その時に、誰かから『 お前は悪いヤツだ! 』と言われた時があります。
その時は物凄く腹が立って、『そんなことは無い!』って反論したり、怒り心頭だった事がありました。。
また 人から『 良い人だね 』と言われると、自身の心が『そうそう♪』なんて反応していました。 その後は図に乗って失敗したり、有頂天になってしまったり。。
ある時に、私の師から教わった事。。
『悪が良い』 という事。
悪が良い? はあ?( ̄~ ̄)?
そんな反応と受け止め方であったと思います。
幼少の頃から先生や親や、身の回りの方達から 『良い人になりなさい』と教育され続けた私です。。
『悪が良い』って教えを頂いても、理解も納得もいかなかったものです。
しかし 自分の良い人になりたいという気持ちから生まれる日々の実践はそのままに、ただ自分の心を『悪にセットしておく…』
これが、私の師の教えの大切な所でした。
自分を悪にセットしていると…
何かあっても、悪いのは取り敢えず自分だし…という自分の反省から1歩目をスタート出来ます。
悪にセット出来ていないと、先ずは他人が悪いという前提からの1歩を歩み始めてゆきます・・・
自分が悪いと、とても簡単に問題が解決に向かいました。
だって自分が悪いのだから、自分自身を変えてゆけば良いだけの事。。
何かあった時、そこをきっかけにして『自分が変われたら得するのは自分でした。』
そして 悪く言われてもそんなに傷付かなくなりました。
言われた事やされたことを気にして、気になって気になってしょうがないという、苦しみの地獄の様な日々もなくなりました。。
『私は悪である』
私は心からそう想える人で生き続けていきます。
自分自身を良く見せようと必死な方を見る事もあります。。
以前は私もそんな生き方をしていたのです。。
その時期(時代?)に体験していた苦しみは、『良い人になりたい』という気持ちからの自業自得でありました。。
他の人は何も悪くなかったです。。
ただ『相手が悪いという印象を持っていたに過ぎない』事でした。
《 真の悪を見抜く為の心 》
理屈抜きで、心がどう感じるかでお伝えします。
悪は冷たくなる。。
良い心は暖かくなる。。
自分で悪にセットしつつも、 心と言葉と行いは 相手の方が暖かくなるように。。
その様に心がけています。
暖かく感じるならば、いたずらっ子にもなります。
ちょっとSな対応もします。
心が暖かく感じるから。。
先ずは心で言葉や行いをチェックしています。
それから体の外へ発信するのです。
コトバを発するという事はそういう事なのです。
心身共に健康でありたい。
そう思うなら、心と体は五分五分で学んで実践していないと、偏り故のトラブルや不調に悩むことになるでしょう。。
こころとお体は緻密に精密に繋がり、関連づいていますから。
こころあたたまる悪の道に入ってから、様々な物事の見え方が変わりましたし、人から言われたアレコレにダメージを受けなくなりました。
こころの世界で悩んでいる方達に、悪の道をアドバイスしています。
私が正面切って、相手に『悪』を見る時、それは『相手を陥れようとしている時でした』
そんな悪は、相手を陥れる為に、笑顔で近づき、褒めながら潰してゆくのを見たことがあります。
ゾッする冷たい世界です。
こんな時に、自分を悪にセットしていたならば、 術中に陥る事無く降りかかる難をかわす事が出来る事でしょう。 (>_<)/
自分のせいに出来る人だけが、 責任を持てる人 なのだと思います。
人のせいにする為の理屈作りに長けた人は、責任のある事は出来ませんね。。
こころのあたたまる悪は、実に小気味良く心地良いものです。。
♪(^-^)/♪