骨盤が開くって どんな感じ?
良くわからない。
今回は そんな想いに答えてゆきます。
前回に お伝えした事を おさらいしておいて下さいね。
今から、 『骨盤が開く』 状態を 手の指で
実感して学びましょう。
とても安全な方法です。骨盤をはじめとする、様々な関節の崩壊メカニズムを実感出来ますから、とても有効だと想いますよ。(^-^)/
突然ですが《クイズ 》です。
下に3枚の手の写真があります。
右手は 左手に 何をしているでしょうか??
3枚それぞれについて答えてみて下さい。。(^-^)/
写真①
写真②
写真③
解りましたか?
これが解って正解だったら天才です!
↓
↓
↓
↓
↓
正解は、
① 右手は 左手の 指を引っ張っています。
② 右手は右手の指に添えているだけです。
何も力を加えていません。
③ 右手は左手の 指を押し込んでいます。
ふふふ。。(^-^)/
見た目じゃわからないでしょう?
見た目じゃ分からないのです。
この写真をレントゲンで骨を撮しても、きっと何も異常はなくて、3枚とも 同じ状態に写ることでしょう。。
皆さんも、写真と同じようにやってみてください。
・左手の指は真っ直ぐにしてから始めて下さ いね。
・軽い弱い力で行ってくださいね♪
写真①は引っ張ります。
写真②は添えているだけ。
写真③は押し込みます。
どうですか?
引っ張られている 感覚があるでしょう?
押し込んでみると 圧力を赤○部分に感じると思います。
引っ張っても 赤○部分(関節)に 外れそうな感覚を得られると思います。
関節に力が作用しているという事。。
試しに、上記3つの写真を レントゲンで骨の写真に撮しても、写真を見て それぞれ『赤○部位』に何が起きているのかを説明できる人は まずいないと想います。。
力がどれくらい 作用しているのか。
力がどの方向へ 作用しているのか。
力って 目に見えないんです。
見た目に異常が無くても、明らかな異常は、体が感覚で教えてくれています。
それが 体の声であります。
これが骨盤を始めとする、骨を感じとる練習です。これから 会得したいのは 骨の感覚。 『骨感(ほねかん)』です。
例えば指を 力一杯引っ張り過ぎたとしたら、関節は外れて『脱臼』としてハッキリとレントゲンに写ります。
ここまででお伝えしている 骨盤が開く 状態とは 上記の 指の『赤○部位』が 引っ張られている状態 と同じです。
写真①の関節は開いています。
写真②の関節はニュートラル。
写真③の関節は閉め込まれています。
左手の指と 骨盤、股関節の感覚のイメージを重ねて下さいませ。。
ここで前回の図②が再び登場します。
体重(力)は左へ、外へ作用しています。
指に置き換えると写真①、 外へ引っ張られている状態 にあります。
つまり 骨盤も 股関節も開きます。
そしてさらに 開こうとする力が継続して作用する 事でしょう。。
ここで 写真③のしめ込みをかけたならば 骨盤はニュートラルへ戻り、骨で立つ状態へ移行出来るのではないでしょうか。
どうやって、しめ込みをかけましょうか。
そこで・・・
お待たせいたしました。。
大好きな《おしり》の出番です (^-^)/
図②-1
上記の図の姿勢に於いては
『左のおしりに力を入れる事。』
これを行う事により、骨盤はしめ込まれて、
更に開かないようにロック(ストッパーの機能)がかかります。
『骨盤ロック』です f(^_^)
皆さんも、実際に立って行ってみて下さい。
おしりに力を入れずに立ってみて、
お肉で立つ状態の体の声を聞いてから、
左のおしり(片方だけ)に力を入れると、
重心が股関節に移ります。↓
更に少し重心を内側へ移行すると、黒く塗った部分に体重が作用して、
『骨で立つ』楽な『休めの姿勢』が出来上がります。
ここまでを何度も何度も練習して習得して下さい。
骨盤はとても奥が深いですよ。
しかし、骨盤を制することができれば、
《全身を制することが出来る》
そのように想っています。
なんとなく・・
こんな感じかな・・
そんな感じで良いです(^-^)/
イメージと体感が伴って 始めて理解出来るような世界ですから ♪
ね♪ (^-^)/