今日は 前回に引き続き、骨盤のバランスを学んでゆきましょう。
骨盤が完璧な構造を備えている事を、是非知って、日頃のイメージに生かしてほしいです。(^-^)/
早速下手な絵を作りました。
図の数字が小さくて読めない場合は、虫メガネをご使用下さいませ。。m(_ _)m
小さすぎて読めなくても大丈夫です。
私が解説致します。(^-^)/
《 骨盤の構造は、物理的に完璧 》
骨盤は 正三角形 をしています。
正三角形の面に対して、背骨が直角に入っていますね。
そして 正三角形の面に対して股関節(足)が
直角に入って いますね。
さらに 股関節の曲がり角度は120° になっています。
この事が意味する事は、 重力や体重が、かかれば かかるほど、『骨盤は強固に安定する構造』 だと言う事です。
建築の構造物に置き換えて考えてみれば簡単に理解できますよ。
どうですか?
何となく理解できますか?
重力の影響で体は下へ下へと、強く押し付けられています。
また 体重が体を下へ下へと強く押し付けています。
しかしながら。。。
押し付けられるほど 骨盤(体)は、安定するように出来ているのです。
人類は、2足歩行を会得してゆく過程に於いて、完璧な骨盤を作り上げました。
私達は、この骨盤の深い意味を知る必要があります。
何故ならば 健康に人生を全うして、不調からも 自らの努力で立て直せるかどうかは、この 骨盤への深い理解と、骨盤を使いこなせる実践が、あるのか無いのかで 大きく違いが出て来ると想うからです。。。
《 私達は 骨で立つ 意識を持つことが大切 》
多くの方を見てきました。
また私も 日々、体との対話の日々です。
大切なのは 骨で立つ という感覚です。
筋肉は疲れます。。
骨は疲れません。。
建物で例えれば、 骨は柱 であります。
柱は疲れませんね(^-^)/
骨で立てていれば、 立っていて疲れない という事になります。
アフリカの部族では、ライオンなどから村を守る為に 見張り役の人は 立って寝るそうです。
この立って寝るのを 映像で見たことがあります。
完璧に骨で立っていました。
故に 筋肉は休めるのでしょう。
ここまで習得する必要はありませんよ… f(^_^)
大切な事は、
《骨で立つ 骨で歩く 骨で支えている 》
このような感覚を育ててゆきたいと いうことです。
ではお話を戻してゆきます。
骨盤の構造は 体重や重力が、かかればかかるほど、強固に安定する構造であるということでしたね。
3つの面に対して、直角に背骨と両足が入り込んでいる事。
そして 股関節の曲がり角度は120°である事。
これにより、体重がかかればかかるほど、骨盤も股関節も しっかりと安定する訳であります。
さあ、ここで 気付いてほしい事があります。。。
腰痛などの 骨盤周囲の不調を これまでに体験された事のある方は しかと受け止めていただきたい事です。。
腰痛は体重が重たいから 起きる事なのでしょうか? ?
腰痛は体重を減らせば緩和するものなのでしょうか??
腰痛は 筋力の低下により起きているのでしょうか??
腰痛は 筋力をつければ改善するのでしょうか??
どうでしょうね?
上記の4つはよく聞く指摘であります。
そして腰痛を改善するために、体重を減らして、筋力を付ける取り組みを頑張ってる方に多く行き合いましたが、なかなか腰痛は良くなりません。
なぜでしょうか?
骨盤の バランス崩壊がもたらす 筋肉等の緊張が 腰痛の大きな要素であり、骨盤のバランスを取り戻さなくては 腰痛は改善しないとゆう事。。
もっと言えば、体重を減らしても 骨盤のバランスは戻りません。
筋力を付けても骨盤のバランスは戻りません。
上記4つについての取り組みを いくら頑張っても、的を得た解決には至らないということです。。
体重が軽い方でも腰痛はあります。
筋肉たっぷりのアスリートでも 腰痛はあります。
骨で支えられなくなった分(バランスが崩れたと言う意味で) 筋肉等(靭帯)の支えに頼らざるを得なくなります。
筋肉等は骨の様な柱ではないので、いつか悲鳴をあげます。
悲鳴を放置すれば、絶叫(激痛)します!
いずれ、歩行もままならぬ状態へと進むでしょう。。
骨盤は体を支える為に完璧な構造を備えています。
バランスが崩れた時は、バランスを取り戻しましょう。
骨で立てていれば、お肉(筋肉)は休めます。
ここはとても大切な事になりますから、
次回にまた詳しくお伝えいたします♪
今回は正三角形の骨盤と、直角に交わる背骨と、股関節が 体重がかかればかかるほど安定する、完璧な構造を備えているという事のお話でした。
3点から中心に向かってぎゅ♪
人類の進化の過程は偉大なり!!
人体は完璧な構造を構築しています!
私達は、完璧な体をもっと知り、もっと使いこなすべきです。。
そこに健康があります。
その為に健康法があるのです。。
ね♪