今回は骨盤のバランスをイメージ出来るようになりましょう。(^-^)/
早速 バランスの良い骨盤の絵を描いてみました。。(今回は前から見た骨盤の絵です)
《 正三角形である骨盤は、体重が加わる事で安定するようになっています。》
正三角形のそれぞれの面に対して、直角に背骨や大腿骨(太ももの骨)が収まっていますね。
これにより、正三角形である骨盤は、 負荷がかかる事で安定する ようになっているのです。
次にバランスの崩れた骨盤の絵です。
骨盤に、ゆがみ ひずみ ねじれ が生じて 3つのパーツが正三角形を保てなくなっている状態です。。
こうなると、
《正三角形ではない骨盤は、体重が加わる事で崩壊していきます。》
そして どんどん ゆがみや ひずみや捻れが大きくなって、体を支える骨格は負荷が大きくなるとますますバランスは崩壊してゆきます。
この状態に、体に起きる様々な不調の根本原因を見出だすことが出来ます。
腰が痛い のは、骨盤の歪みを食い止めようとして、腰の筋肉が緊張して固まり、それ以上歪まないように頑張ってくれている状態だったりします。
それゆえに
骨盤の構造を調えないと、腰痛の解決にはたどり着けません。
つまり、骨盤を調整して《正三角形》に戻さないと解決しないのです。
骨盤の調整法を学ぶ前に、骨格で支えている体の仕組みを理解する必要があります。。
バランスが崩壊して腰痛になっている時に、湿布を貼っても、お薬を飲んでも治りません。。
また、バランスを正してくれるお薬も、湿布もありません。
炎症が腰などに起きている時は、『炎症が起きる原因にたどり着かなくてはなりません』
大抵の場合、骨盤がバランスを崩している事によって、それ以上ズレないように頑張ってくれている所が炎症を起こしている事が多かったです。
炎症が起きているところが『悪い所ではなく』良く頑張ってくれている『良い所』という見方をしています。
この辺の事は、少しずつ 先々のテーマの中で解説してゆきましょうね。
《 前回までの学びを生かしましょう 》
骨盤は3つのパーツにより正三角形になり、安定しています。
歪みや ひずみで 開くように 骨盤が歪み、バランスを崩している時に治すにはどうしたら良いか。。
《 おしりをしめる事 》
皆さんは 既に1つ、骨盤矯正を学んでいるのです。
おしりをしめれば、おしりの筋肉の力と 力の方向性により、開いたモノは閉じて、歪みは正されてゆきます。
おしりに力を入れる事は、骨盤のバランスを正し、正三角形に戻してくれる偉大な技です。。
とても簡単でしょ?
寝ていても出来ますよ。
立ち上がったら、おしりをしめてから歩き出してみて下さい。
歩きやすいですよ。
体を安全に、上手に使いこなして行く事は、生涯をかけて追求してゆくべきです。
このように日頃からおしりを意識する為に、 今の自分の骨盤がどんな状態にあるのか
をイメージ出来るようになりましょう。
そんな日々を送っていたら
おじいちゃんになった時、 若いときよりも体の使い方は上手くなっているはずです。
おばあちゃんになったら、若いときよりも、体力は落ちているけれど 『最小限の力で最大の効果を得る』 体の使い方の 達人になっている事でしょう。
だれもがみんな、こうあるべきだと想いますし、誰でも実現可能な楽しみでもあります。
そんなこと想っていると、何でも年のせいには出来ないなぁ~ 。。(^_^)