今回は『骨盤ロック』について、明確な使い分けの為に名称の変更をいたします。(^-^;
これまでの施術で、自分自身気付かないで骨盤の前面のL字ロックと骨盤が外れないようにグリップを強化して締め込む骨盤ロックの2つを会話の際や施術の際に、一様に『骨盤ロック』とか『骨盤のロック』とお話ししてきました。
その場では伝えたい事がしっかりと伝わっていたので問題視していませんでしたが、ブログで文章として伝えていくと・・
おや???
おや~?
となって、意味が違う2つの世界を混同してしまっている事に 最近になって気が付きました! ( ̄▽ ̄;)/~ なんて事でしょう。
まあ文章を読めば、狙いが違うため、間違う事は無いのですが、『骨盤ロック』とこれだけを指すと、曲がった腰が起き上がらなくなる原因の『太もも前面の筋肉』の事なのか、あるいは『咳やくしゃみで外れないようにグリップするロック』の事なのか?
どちらを指しているのか分からないです。
そこで今回からは2つのロックを分かりやすくする為に、『太もも前面の筋肉』が固まって、L字のロックがかかるように骨盤の角度を前傾させてしまう状態の事を
《 骨盤のL字の拘束 》あるいは
《 骨盤拘束 》 と変更してお伝えしてゆきます。 自分自身の施術や指導の際にも使い分けていきます。
↑上の写真の手の指で示している筋肉が固まると↓
↑骨盤が前傾したまま、起きてこないので腰が曲がり、腰が痛くなる・・
これが『骨盤の拘束』です。
そして骨盤で背骨をグリップする事を『骨盤ロック』としましょう。
骨盤ロックはくしゃみや咳をする際に、非常に有効な腰痛予防となります。
咳やくしゃみをすると、瞬間的に爆発力を持った内圧の上昇により、骨盤が外へと押し出されてしまいます・・腰がギクッ!
とならないように、
↑指で示している左右のお尻の筋肉を挟むように、軽く力を込める事が出来ると↓
ド派手に咳をしても、猛烈なくしゃみをしでかしても↓
しっかりと骨盤は背骨をグリップしていますから、骨盤は外れないように歪む事はありません。。
それ故、腰痛に陥る事が防ぐ事が出来ます。
(●´ω`●)/~
これを『骨盤ロック』と言うことにいたしましょう。。
言葉で言っている事を文章にしていくのって、自分のおかしさに気付く良い訓練になりますね (^-^;
太もも前面の拘束をゆるめてのばし、骨盤を絞め込んでいく習慣を身に付けて、軽やかに真っ直ぐな姿勢をいつまでも生涯保てますように。。(>_<)/