膝の痛い方は、足首を調整していると『膝の調子が良くなります』
足首を回すと2本の脛(スネ)の骨が互い違いに上下に動きます。
この脛の骨の動きが膝の関節の動きを助けています。
脛の骨は膝の関節の下側になります。
膝関節の土台(基礎)となるのです。
この土台に合わせて、上側の骨(大腿骨)がバランスを取っているので、土台となる『脛の骨』はとても重要です。
この脛の骨を動かそうとするならば、膝を動かしてもほとんど動きません。
脛の骨を動かす方法は…
《 足首を回す 》と脛の骨は互い違いに、上下に動きます。
どういう事かと言うと。
足首を回すと脛骨と腓骨が互い違いに動きます。そのイメージを図にしてみました。
足首を回すと、膝と足首の関節がほぐれます。
関節がほぐれる事はとても良いことです。
(*^^*)
両手で膝関節を包み込んでから、足首を回すと膝関節の動きが手に伝わってくると思います。。
下の写真は《 スネほぐし 》
先程の図を見てください。
骨と骨の間『黒く塗った領域』が疲れてカチカチに凝ってしまうと、足首の動きが悪くなります。
黒く塗った領域が2本の骨が互い違いに上下に動く事を妨げてしまうからです。。
この黒く塗った領域、スネのお肉を柔らかくしてあげると、足首は良く回るようになりますし、膝関節もほぐれるのです。。(*^^*)
写真のように、親指で前後から挟むように、骨と骨の間に圧をかけます。
圧を一定にかけつつ、足首を前後、左右、右回し、左回しに動かしてみてください。
ここでも『挟み圧し』をかけるのが良いでしょう。
指や手の力が弱くても、充分な圧力が得られます。そしてポイントから指が動かないので指圧が上手く出来ます。。
ですから、おじいちゃんおばあちゃんにも出来る手技であります。(*^^*)
圧をかける位置を上に持っていく。。
スネの全体がほぐれるように色んな箇所に『挟み圧し』をかけてゆきましょう。。
『挟み圧し』を一定の圧力に保ちつつ…
足首の方を動かしてゆく。。
すると足首も楽になりますし、《 膝も楽になるのです 》
前回の手技では骨に圧をかけて足首を回す方法をお伝えしました。
今回はスネの筋肉をほぐして足首と膝関節を楽にする方法でした。
次回はスネの骨と筋肉を調整して膝関節の不具合の解消と、足首の不具合の解消になるように、まとめてみたいと思います。(*^^*)
膝が変形する理由。。
足首が動かなくなる理由にせまってゆきますよ。。
膝の痛み、変形に謎が解けるような1つの答えが観えてくる事でしょう。。
それまでスネほぐしをしながら待っていて下さいね♪
(^-^)/