健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

曲がった腰を元に戻す。。反らす時のコツ。

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 曲がった腰を元に戻したい。。

色んな方法があるけれど、私のおすすめの方法をお伝えしますね。

  腹這いが出来る方は是非取り入れて、腰が真っ直ぐ伸びる体を取り戻しましょう。

 腹這いが出来ない方は、腹這いが出来るようになるための方法がいくつもありますから、それは後にお伝えしてゆきますね。(*´-`)

 

 《曲がった腰を元に戻す》

立ち上がったら腰が曲がってしまって上体が起こせない…

腰が痛い…

そんな時に行うと良い方法です。

そして日常的に取り組むと、腰は柔軟性を持ち、様々な耐久力を備えることが出来ます。

 そして真っ直ぐに起きた姿勢は美しいです。。

 

 年齢を重ねた方も、希望を持ち真っ直ぐな姿勢の自分作りが出来ます。

 若い方には、仕事疲れの腰に良く効きます!

 

 さっそく腹這いになりましょう。
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腹這いに寝たら肘を立てて下さい。

この時には『背中にある腕、つまり 肩甲骨 』をしっかりと寄せておきます。

  この姿勢自体が苦しい方は、肘の間隔を肩幅よりも広げてみて下さい。  

 

 そこで一時じっとしていてください。

 時間の経過と共に、お腹が伸びてゆく感覚が訪れると思います。

 この時に大切な事。。

『腰を反らそうとしないこと』

そして

『お腹を伸ばしてゆく事』

これがこれからのコツです。

 

 多くの方は、腰に力を入れながら、腰を反らそうとします。

 それでは緊張している腰に更にトドメを打ち込むようなもの。。( ;∀;)

 腰は泣いております…

 腰はあくまでも 受け身。

この腰が受け身に徹する事、つまり 腰は伸ばしてもらう 立場(側)にあると言うことです。

 では伸ばす側はどこかというと…

《肩甲骨で上体を持ち上げ、お腹を伸ばす》

これです♪
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上から見て見ましょう。

肩甲骨を寄せている時。

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写真2枚では肩甲骨を寄せています。

この姿勢を持続すると、お腹は伸ばせるだけのゆとりを待ち始め、お腹を伸ばせそうな感覚になります。

そしたら次に…

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肩甲骨を広げてみましょう

肩甲骨を広げると、上体は起き上がります。

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そこでお腹を伸ばしてゆくのです。

そして腰は自然に反ってゆきます。

腰は伸ばしてもらうのです。。。(*´-`)

 

 「ここから更に反らしを入れたい方は、手を伸ばして 肘を真っ直ぐにしたら良いです。」

    (キツいですから、出来る方のみ)

 

腰の痛みも解消する事でしょう。

そして 腰の疲労回復にも絶大な効果がありますからね。

 

今回のポイントは

・曲がった腰を元に戻したい時は、まず腹這いになって体操する事。

・腰を反らすのではなく、肘で高さを稼ぎ、お腹を伸ばす事。

・肘の高さをコントロールするのは肩甲骨の仕事。

・お腹を伸ばして、腰は反らそうとしないこと。

・腰は受け身となって力を抜いていて下さいね。

 

 1日頑張った腰を、周りの肩甲骨や肘やお腹達が元に戻してくれますよ。

 

 次回は曲がった腰が、なぜ なかなか元に戻らないのか…

その理由をお伝えしますね。

 

 腰は包丁や刀のように、再び打ち直す事が可能です。

 

 今日の体操は以前にお伝えした『かごつくり』の終わりに入れても良いでしょう。

日々の調整に活かしてみて下さいね♪

(^-^)/