背骨は竹の如く。。
よくしなり、よく曲がる。。
今回は、背骨を美しく曲げる練習をしてゆきます。
お題目は 『顔を おしりで洗う 』 こと
さて さて? ? ?
おしりで顔を洗うって…
意味不明ですね。。
顔は水を使って、手で洗います。
その通りなのですが、ここでは 背骨を竹のようにしならせる 事により、 腰に負担をかけずに、肩と首に負担をかけない技を習得します。
その為に必要不可欠になるのが ここでも『おしりのコントロール』 です。。
では 早速練習してみましょう。
写真①
写真①では真っ直ぐに立っています。
顔を洗う為に手を構えています。
(立っている時に、おしりに紙を1枚挟むように力を入れて、腰から緊張が抜けるのを確認してください。)
《顔を洗う》
・手の位置はそのままに。
・ 大きくおしりを後ろに引いて下さい。
(大袈裟目に動かすくらいがちょうど良い)
写真②
おしりを後ろに引くと・・
前後のバランスがとれていますから、簡単に顔を手に近づける事が出来ます。
( おしりが後ろ、顔が前 )
手の位置はそのままに、顔が手に近づいていくような感覚です。
(自然に膝も曲がります)
どうですか? 出来ましたか? f(^_^) ?
もう少し説明します…
写真②
顔を洗う時の姿勢は 手も、頭も上半身は前方に移動します。
このままでは 前に倒れてしまいます から倒れないようにする為に、腰や背中が緊張して支えます。←これが腰痛の元ですよ。
おしりを後ろに引くと、上半身を安全に前に出す事が出来ます。
コツは手を構えたら、おしりを引く事です。
おしりが動きの主導権を持つ事が大切です。
おしりを引くと、背骨(緑色の部分)は竹のようにしなります。
尾てい骨から頭のつけねまでが 竹のようにしなるので、腰や肩や首に異常な緊張が起きる事はありません。
顔を洗ったら、次に 体を起こして元に戻りましょう。
写真③
姿勢を戻すには おしりを戻せば良いのです。
おしりを戻すと、上半身は自然に元の位置に戻ります。
まとめ
顔の洗い方は、
《おしりを引いて》
《おしりを戻す》
おしり から おしり
おしり、おしり・・・
おしりを動かす意識を持つ事で、腰の負担がなくなります。
肩や首の負担も当然なくなります。
この時の背骨は竹の如く 美しく曲がります。
背骨を竹の如く 上手に使ってゆく為に、顔を洗う動作で おしりのコントロールを練習するのです。
練習してゆくと、おしりで前傾を作る感覚になります。
~ためしに~
おしりの意識をしないで、手に顔を近づけるようにしてみて下さい。
きっと腰に緊張が発生します。
おしりが充分に後ろに引けていないので、バランスを崩しているのです。
この辺が出来るようになると、
起き上がるのも、おしりで体を起こす感覚になりますよ。
だんだんと、 おしりで顔を洗う気持ち になってきます。。(>_<)/
ふふふ。。
なってきましたか?
腰に負担のこないコントロールは おしりを使えるかどうかにかかっています。
頑張って練習して下さい。
背骨が竹のように美しくしなりますように。。。