健康随筆 『健勝祈』

体の調整法を紹介 ・ 日々の綴り

2通りの腹式呼吸は手を取り合いましょう。(^-^)/


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腹式呼吸には 2通りある 事をお伝えしました。 実践してみると 2つは明確に違いがある事を体感出来ると思います。

 

・ お腹を動かして呼吸する 。腹式呼吸

・ 口や鼻から吸ったら お腹が動く。 腹式呼吸

 

それぞれにやってみると お腹を動かした方が楽だと思います。

 

練習の為には 2つの呼吸をしっかり分けて意識する事です。

 

《しっかりと 分けれるようになったら。。》

今度は 2つの腹式呼吸を 上手く組み合わせて 合わせ技に してみます。

 

これが出来たら、ひとまず呼吸法は大丈夫ですよ。。

 

《2つの腹式呼吸を上手く組み合わすコツ》

お腹が動く腹式呼吸の、補助的に(サポート的に) 鼻から、口からの呼吸も2~3割りの力で入れてゆくのです。

 

やってみると、口から吸うのか、鼻から吸うのかが明確になって 呼吸が楽に出来ると思います。

また鼻からを7割、口からを3割で呼吸するなどの 『出入口』のコントロールも容易に出来るようになります。

 

主力はあくまでもお腹を動かす腹式呼吸であるということです。。

 

呼吸法をしっかり練習して、無意識においても、意識していても、いい感じに出来るようになるのは1ヶ月くらいはかかると思いますし、私も1年くらいかけて練習しました。

 

すぐに出来なくて当然なので、毎日コツコツと 地味に練習に励みましょう。。

 

成果は確実に体調に現れてきます。。

 

いくつか事例を挙げれば・・

・手足の冷えがおさまった。

・便秘が解消した。

・頭痛が楽になった。

 などなど…

 

ここに挙げた事例からも見えてくる事は、

腹式呼吸の影響は全身に及ぶ ということです。

 

お腹を動かして呼吸する事は、頭の調子を調える事や、手足の調子を調える事につながっているのです。

 

お腹を動かす事の大切さを、腹式呼吸を通じて再確認してゆきましょう。。

 

体は内臓を動かしてくれるのを待っているように思うのです。。

 

体は 呼吸法をきっかけとして 上手に体調のバランスをとります。

異常に高ぶっている臓器は、落ち着きはじめます。。

停滞していた臓器は、動きはじめます。。

 

体調を調えて 健康的に過ごす為に、待っているだけではなくて、能動的に自らが行うと、良き歯車が回りだすような感じです。

腹式呼吸は調整法の基本であり、極意にまで通じています。(^-^)/

 

寝たきりにあっても、健康に活路を見いだす事が出来るのも 呼吸法からであると思います。

 

毎日の呼吸が充実してきますよ。

自分の呼吸について、反省できるようになります。

意識する事からはじまって、実践してみると『あーでもない こーでもない  もーちょっとこうかな。』

なんて やってるうちに凄く上手くなってるんですから。。

 

練習は 体の声を頼りにすすめてゆきます。

体は嘘をつきません。

その日の体調によって 体の声は 全然違います。。

『もっと優しく 大きく』が答えの時もあれば、『もっと強く 速く。』を答えとする時もあるでしょう。

 

それが普通です。

 

私たちは生き物です。

生き物であるという事は 自然そのものなのですから 体調にも、『周期とリズム』があって当然なのだと思います。

 

2つの腹式呼吸を分けて練習して、

次に2つを合わせてみて、

体が楽になる呼吸法。

内臓の運動になる呼吸法。

内臓の体操になる呼吸法。

へと進化させてゆきましょうね。

これらは元気な健康へと 道がつながっていますよ。。

 

次回は 呼吸法をひとまず総括してみましょう。

(^-^)/