呼吸には、鼻呼吸と口呼吸の2つがありますが、 今回は 鼻呼吸のお話です。
鼻から空気を吸う事の良さを お伝えしたいと思います。(^-^)/
鼻づまりの時って、みんな苦しいと思います。 色々と思い出してみて下さい。
①まず 息苦しくて 呼吸が荒くなる。
②香りが分からなくなったり、味覚が鈍感になったりする。
③頭の働きが鈍くなって、勉強や仕事がはかどらなくなったり イライラしたり。
その他、頭痛とか色々…
鼻づまりの時の方が 調子の良い人って いないと思います。
①②の不調については よく分かると思います。
だって 鼻が塞がってますもん(-_-;)
吸えないし。 嗅げないし。
それでは ③について考えてみます。
鼻づまりで、鼻呼吸が出来ないと、脳が不調に陥ります。。
なぜでしょう。。
そこで
『鼻から吸った空気は、脳を冷却している』
そんなふうに考えてみてください。
鼻から吸った空気は、目と目の間の奥へと 鼻の上にあがってから、脳の前面 を通り、喉の気管へ降りて行きます。
この時に 空気は 脳のそばを通り、発熱する脳の熱を受け取って 脳を冷やしながら 暖かい空気となり、肺へ入ります。
一方で、脳という器官は、体の中でもカロリー消費が盛んで、よく発熱しているところです。 活発に働く時ほど発熱しています。
この発熱する脳は 適切に冷却しないとオーバーヒートしてしまいます。
オーバーヒートした脳は 『処理不能』に陥ります・・・
私は『頭を冷やせ〰️っ』(`Δ´)/
ってよくしかられます…
鼻で呼吸すると言う事を、1歩 踏み込んでとらえると、
『脳を活発に働かせる為に、積極的に冷やしてゆく事で、 脳は更に働ける余地をもてる。』
そんなふうに考える事も出来ると思います。
勉強を頑張る時に、あるいは頑張っている時に、 能動的( 積極的)に鼻呼吸をする事は、
脳を適切に冷却して、処理能力を上げることが出来る、 『 脳を調整する調整法。』
と言えるのではないでしょうか。
受動的(受け身)に 無意識で呼吸する生活から、目的をもって意図的に呼吸してゆく生活へ。
目的を持って、状況に合わせてコントロール出来る 自分と体。。(^-^)/
大切な脳を助けて、脳の調整が自ら出来る と言う事の気付きは、大きな気付きだと思うのです。
脳の調整法が、鼻呼吸にあるのだとすれば、
鼻の調整法はどうすれば良いのか…?
それは 次回にお伝えいたしますね。
《余談と補足》
車のエンジンは、空気とか水などで冷却していますね。
(聞いたことないですか?)
発熱する機械のエンジンは、冷却をしないとオーバーヒートして焼き付いて壊れてしまいます。
空冷式エンジンの仕組みは、 人体に置き換えると、外気に触れる『皮膚』と体内に入る『呼気』であり、
水冷式エンジンを人体に置き換えると、『血液』などの液体で説明が出来ます。
人体は とても緻密で精巧です。
科学的にも、物理学的にも、哲学的にも、人体は 知れば知るほど 本当に素晴らしいです。
自分の体がどんどん好きになり、もっと自分の体に興味を持ち、上手に 安全に使いこなせる 使い手となって行きたいなって、
思うのです。
頑張っている脳が 楽になりますように。。。